《第九》が年末に演奏される理由とは?《第九》トリビアを紹介!
2018.04.26
日めくりオントモ語録/サイモン・ラトル
どんなに大きな災難だったとしても、人々はフランス革命の中に常に希望を見出していました。
――サイモン・ラトル『いまに生きるベートーヴェン 生涯・作品と演奏法の変遷』より
実際にパリ音楽院が創立され、それに続くように多くの音楽学校も設立。音楽は音楽を支えているひと握りの貴族やインテリの手を離れて、みんなのものになったとベートーヴェンの生きた時代についてコメント。
サイモン・ラトル(Simon RATTLE)
イギリス、リヴァプール生まれ。英国王立音楽院で指揮を学ぶ。1980年からバーミンガム市交響楽団首席指揮者兼芸術顧問、90‐98年同楽団音楽監督。2002年ベルリン・フィル芸術監督兼首席指揮者に就任(~2018年まで)、17‐18年シーズンからロンドン響音楽監督に就任。ベルリン・フィルとは、教育プログラム“Zukunft@Bphil”(未来@ベルリン・フィル)を創設。13年には、ベルリン・フィルともに復活祭音楽祭の居をバーデン=バーデンに移し≪魔笛≫でこけら落としを行った。長年続いたザルツブルク復活祭音楽祭では≪フィデリオ≫、≪コジ・ファン・トゥッテ≫、≪ピーター・グライムズ≫、≪ペレアスとメリザンド≫、≪サロメ≫、≪カルメン≫のほか、コンサート形式による≪イドメネオ≫など、ベルリン・フィルとともに多彩な作品に取り組み、さらには同音楽祭とエクサンプロヴァンス音楽祭との共同制作による≪ニーベルングの指環≫全4部作を指揮。エイジ・オブ・インライトメント管弦楽団首席客演指揮者、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ芸術顧問も務めている。
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