
読みもの
2018.05.10
日めくりオントモ語録/池辺晋一郎
もちろん古今の大作曲家たちの音楽とは、あれもこれもながいつき合いなのであるが、何というかモーツァルトの音楽は、僕にとっていつも友のような存在であるように感じる。
―― 池辺晋一郎 『モーツァルトの音符たち』より
池辺さんが過去の作曲家たちと音符を通じて対話する「音符たち」シリーズからモーツァルト編です。
モーツァルト以外の作曲家にかんしては、バッハは優しい先生的存在、ベートーヴェンは気難しいが常に気になる隣人、ワーグナーは怖い(威張っているから)と記しています。
池辺晋一郎 (Shinichiro IKEBE 1943- )
1943年、水戸市生まれの作曲家。67年東京藝術大学卒業。71年同大学大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、島岡譲の各氏に師事。
66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞(3回)、国際エミー賞、芸術祭優秀賞(4回)、尾高賞(3回)、毎日映画コンクール音楽賞(3回)、日本アカデミー賞優秀音楽賞(9回、うち3回最優秀賞)、横浜文化賞、姫路市芸術文化大賞などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、2002年放送文化賞、04年紫綬褒章、16年第24回渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞/受章。著書に『音のいい残したもの』、『おもしろく学ぶ楽典』、『オーケストラの読みかた』、『スプラッシュ』、『空を見てますか…1~7』、『バッハの音符たち』、『モーツァルトの音符たち』、『ブラームスの音符たち』、『シューベルトの音符たち』、『ベートーヴェンの音符たち』、『シューマンの音符たち』等がある。
96年より13年間、壇ふみとともにNHKテレビ「N響アワー」の司会を担当。現在、NHK-FM「ザ・レジェンド」司会者。
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