読みもの
2018.08.11

日めくりオントモ語録/エリック・ミヤシロ

イラスト:駿高泰子

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やっぱり音楽は、聴衆がいて、成立するコミュニケーションなんですよね。

――エリック・ミヤシロ「バンドジャーナル」20006年8月号より

エリック・ミヤシロ率いるEMバンドの初のライブアルバムをリリースした際のインタビューにて。「最近は、生の音楽に触れる機会がどんどん減ってきていると思うので、ライブ会場に出かけて行って、実際に演奏者の表情、雰囲気、息づかい、そういったものを体感することがすごくよい経験になるはずです」と加えた。そういったライブに触れる機会に恵まれなかったら「ライブ録音を聴いてください。そこには生きた、コミュニケーションのとれた、命の宿った音楽がありますから」と指南した。

エリック・ミヤシロ (Eric MIYASHIRO)

米国、ハワイ・ホノルル出身。米国人のプロトランぺッターの父、日本人のダンサー/女優の母のもと、ハワイで生まれ育つ。小学校の頃から楽器を始め、中学の時にプロとして活動開始。ジャズだけではなく中学、高校時代、多数のオーケストラでも活動をし、数多くのコンチェルトを演奏、地元の“天才少年”としてテレビ、ラジオの出演依頼が殺到、噂が広まり、高校3年の時ハワイ代表として全米高校オールスターバンドにえらばれニューヨーク、カーネギーホールで憧れのメイナードファーガソンと初共演する。高校卒業後、ボストン、バークレー音楽院に奨学金で招かれ入学、在学中からボストン市内のスタジオ仕事等を先生たちらと活動する。22歳でバディーリッチ、ウディーハーマンなどのビッグバンドにリードトランペットとして招かれ、7年間の間、世界中を回る。吹奏楽、オーケストラ、学校講師、クリニシャン、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても幅広く活動を広め、1995年に日本国内最高のメンバーを集め、ビッグバンド、“EM Band”を結成。2013に”Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra”のリーダー/音楽監督として活動を始める。昭和音楽大学ポピュラー音楽コーストランペット講師。国立音楽大学客員教授。洗足学園音楽大学客員教授大阪芸術大学客員教授。

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