日めくりオントモ語録/宇野功芳

読みもの
2018.09.23

大多数の人が評価しても、自分が評価しなければ、そのほうが正しいのだ。

―― 宇野功芳『宇野功芳 樂に寄す』(2010年刊)より

ベルリン・フィルの元団員11人へのインタビューが掲載された『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』(新潮社)に言及した章「われわれの知らない指揮者像」からの一言。楽団員は指揮者たちを個人的に知りすぎているので、いい意味でも悪い意味でも評価が偏っている。信用すべきは、自分の耳だけで、本当は指揮者の名前さえどうでもよいと語りました。

宇野功芳 (Koho UNO 1930-2016)

1930年5月9日生まれ、東京都出身の音楽評論家/指揮者。本名は宇野功(うのいさお)。国立音楽大学声楽科卒。53年から評論活動を開始し、『レコード芸術』『音楽の友』『音楽現代』などのレギュラー執筆者として活躍。巨匠の演奏でも厳しく批判するなど、歯に衣着せぬ批評で人気を集める。66年にKTU女声合唱団を指揮してからは合唱指揮者として活動。80年代からはオーケストラの指揮者も務め、88年には新星日響を振ってリサイタルを開催。独自の解釈による演奏が話題に。録音CDや著書も多い。2016年6月10日、老衰のため死去。86歳没。

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