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2018.10.26
日めくりオントモ語録/水谷晃
古い時代の音楽を演奏する際には、当時の演奏を想像することも大切なアプローチの一つ。
―― 水谷晃「音楽の友」2018年11月号より
城巡りが趣味であるヴァイオリニストの水谷さん。「当時の演奏は録音などで残っていないから、文献などで調べてイメージを作っていく。それは城跡を目の前にした時と同じなんだと、音楽家になってから気づきました」と語った。
水谷晃(Akira MIZUTANI)
大分市生まれ。3歳よりヴァイオリンを木村二郎氏に師事。93年度、95年度大分県音楽コンクールでそれぞれ第一位並びに最年少で特賞を受賞。その後、父の転勤に伴い、5年間インドネシアに滞在。P.プラボウォ・S.エングの各氏およびC.H.オーズィム氏のマスタークラスに選ばれ、師事する。帰国後、第56回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第一位。第12回日本モーツァルト音楽コンクール入賞。南山国際高等学校を経て、桐朋学園大学を首席で卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。主要オーケストラにコンサートマスターとして客演するほか、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、鎌倉芸術館ゾリステンに参加するなど、多方面にわたり活動している。2012年、群馬交響楽団での活躍が評価され、第9回上毛芸術文化賞を受賞。2013年4月より東京交響楽団コンサートマスター。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアにおいてもコンサートマスターを務めている。
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