読みもの
2018.06.04
6月の運勢

青石ひかりの12星座☆音楽占い(6月)

青石ひかりが占う12星座占い。ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪

ナビゲーター
青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:小池祐子

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

2018年6月1日~6月30日の運勢

牡羊座(3月21日~4月20日)

対人関係でトラブルが起こりやすいとき。持論にこだわりすぎたり、相手のアイデアを全面否定したりすると深刻な対立に発展しやすいので、どこかで折り合いをつけるか、最初から「本音は言わない」という作戦に出るのも◎。子供っぽい性格でトラブルを引き起こしがちなタイプの牡羊座は、少しずつ大人の価値観を身に着ける努力をして。6/22以降は特に「腹におさめる」「沈黙は金なり」を実行すべきときです。ライフスタイル面では、安心・安全を強化。危なっかしいものに飛び込んだり、寄せ付けたりする習慣はなくして正解。あなたの大切なものを守ろうとするなら、慎重になれるはず。相手の「受け身をとる」コミュニケーションが出来るようになったら理想的です。

おすすめBGMはショスタコーヴィチ『交響曲第5番』。通勤の往路にも。

牡牛座(4月21日~5月21日)

表現や言葉のパレットを豊かにしていくとき。いつも同じようなリアクションをしてしまう人は、どこかで「つまらない人」として認識されているかも知れません。牡牛座の天王星は水星と対立して、あなたの個性に変化をもたらしてきそう。「以前とは違う価値観にめざめた」「新しい時代の波に乗りたい」と考えるようになるのかも。古いカラをぶち破る大きなチャンスです。ここから長期的に転職運もあるので、袋小路に入り込んだと思ったらそこから抜け出す作戦を練って。金銭や食べ物に対しては「いやしくならない」ようにすること。他の星座よりも飲食にこだわりのある牡牛座ですが、人からご馳走されることだけを待つのではなく、あなたも誰かに振舞ってあげること。健康面では、睡眠をたっぷりとってエナジーチャージを。

おすすめBGMはハイドン『天地創造』。朝からこの曲で気合を入れて。

双子座(5月22日~6月21日)

前半(~6/21)は双子座の季節。6/12まで水星も双子座にいて、何かと頭が切れるときです。向学心も強くなり、新しい専門ジャンルや語学を学び始める双子座も。シリアスな雰囲気ではなく、楽しみながら習得できるのでスタートさせてみて。悩みを相談されることも多く、相手を煩わしく思うこともあるようだけれど、未熟な相手に的確なアドバイスを与えると末永く感謝されます。「そこは悩むところではない」という本質的な指摘も、あなたの頭脳だからできます。一方、あなたの話を隅々まで聞いてくれる頭のいい相手とは、さらに絆が深まるとき。二人でしか通じないハイブロウな冗談をトークしているうちに、親友や恋人になっていくのかも。天秤座はビジネスパートナーとしても理想的です。

おすすめBGMはバーンスタインの『キャンディード』。ミュージカル版もいいけれど、オペラ版もおすすめです。

蟹座(6月22日~7月23日)

調子が上がってくるのは月半ばから。6/13に水星が蟹座に入り、6/21には太陽も蟹座入り。ここから主役ムードが高まってきますが、どれだけの幸運が流れ込んでくるかは、これまでのあなたの頑張り次第。地道にこつこつ努力を重ねてきた人ほど、栄光と呼べるサクセスを手に入れられるでしょう。コミュニケーション面では、「癒したり・癒されたり」ということがあなたの武器に。ムキになって議論するよりも、相手のトラウマや短所を優しく包み込んであげると、最終的には優位に立てます。あなた自身にもかっとしやすい一面があるので、感情が乱れそうになったときはセーブを。ライフスタイル面では、「歩くこと」を心がけて。一駅ぐらいはたまに歩いてみるのも◎。

おすすめBGMはサン=サーンスの「動物の謝肉祭」。

獅子座(7月24日~8月23日)

長期的な不調シーズンから本格的に脱皮できるチャンス。6/14からは金星が獅子座に入り、生きる喜びが蘇ってきます。「人生こんなもの……」と悲観していた人は、思わぬサプライズに心身が生き返る心地になるかも。頑張り甲斐のある仕事を任されて、俄然やる気を出す人も少なくないでしょう。一方で、無意識のハウスに星が集中しているため、思索にふけっていると幻想的なヴィジョンが湧いてきたり、イマジネーションが溢れ出したりしやすいとき。アーティスティックな仕事に就いている人は、ふんだんな霊感に見舞われます。ただ空想しているだけでなく、アイデアを形にしていく行動力も今のあなたにはあるはず。ライフスタイル面では、「香り」にもっとこだわって。部屋や洗濯ものの香りも運気を左右します。

おすすめBGMはショパン「24の前奏曲」。

乙女座(8月24日~9月23日)

緊張感のあるシチュエーションに向き合うシーンが増え、どれだけ場数を踏んできたかによって出来ばえが変わってくるときです。「このパフォーマンスでは素人だ」と自分自身を反省することがあったら、徹底的にプロフェッショナルになる努力をして。心を落ち着けて、ゼロから学びなおしてみるのもよし。新しい教師やコーチにつくのもよし。もっと強くなりたい、プライドを保ちたい、と思う心が上達を早めます。プライベートでは、もっと自然とふれあうこと。太陽や山や海とともに過ごしてみること。対人関係ではストレスを感じやすいシーズンなので、オフタイムはごく親しい人たちだけで過ごすのもいいかも知れません。価値ある孤独の中で、何か哲学的な考えに耽ってみるのも◎。

おすすめBGMはベートーヴェンを交響曲第6番『田園』。

天秤座(9月23日~10月23日)

支配星・金星が天頂に。キャリアと重責のハウスが刺激され、以前よりも高い技術を要求されたり、緊張感のある現場に立たされたりすることが多くなりそう。無言のプレッシャーと、あなたの自尊心が葛藤を起こしやすく、強い精神でこれに立ち向かう必要があります。このタイミングで新しいプロジェクトを立ち上げる天秤座も少なくないようですが、最初は周囲も必ずしも賛同してくれるわけではないよう。スタートラインではリスクを取るつもりで、決して悲観的にならずに地道な努力を続けて。プライベートでは料理に凝ってみることがおすすめ。タイミングや段取り、細部への気配りなど、さまざまなことがトレーニングされます。

おすすめBGMはリスト『超絶技巧練習曲』。天秤座のリストの絶妙な世界があなたにヒントを与えてくれます。

蠍座(10月24日~11月22日)

蠍座の木星が金星・海王星と幸運の大三角形=グランド・トラインを形成。蠍座の中のロマンティックな心が爆発し、さまざまなものに夢を託していくことが出来るとき。気持ちが大きくなっているので、他人からのオファーに関しては安請け合いは禁物。「使い捨て」にならないよう、コントロール権は自分が握っておくようにして。忙しすぎて、普通の感覚や人間関係が保てなくなっていた人は、ここでプライベートを見直すとき。あなたを支えてくれている人や、見守ってくれている人の有難さをひしひしと実感するタイミングになるでしょう。他人からの親切は、美しく受け取るように。「お節介」「有難迷惑」などと言っていると、受けられる恩恵も受け取れなくなります。また、この季節は「成熟」ということを考えるタイミング。子供っぽい考えにとらわれず、周囲に品位のあるところを見せて。すべては「大人の価値観をもつ」ということです。

おすすめBGMはブラームス『ヴァイオリン・ソナタ第1番』。

射手座(11月23日~12月21日)

当たって砕けるとき。「ダメもと」で起こしたアクションが思いのほかOKとなりやすいとき。時代の先端をいくようなアイデア、お行儀のいい世界にあって「ちょっと型破り」なことが歓迎される季節です。コミュニケーション面でも、相手の顔色を恐る恐るうかがうのではなく、「自分はこう思うけど、どうかな」とフレンドリーにアプロ―チして。6/14から金星は理想のハウスにいて、射手座の冒険精神と豊かさを結び付けていきます。無表情では運気も落ちるばかりなので、いつも最高の気分で心を満たしておいて。プライベートでは、アウトドアや自然散策がおすすめ。時間があれば、少し遠出をして楽しむのもいいかも知れません。一人でじっくりものを考えたくなることもあるようですが、ひとりドライブはかなりおすすめ。

おすすめBGMはグリーグの『ピアノ協奏曲 イ短調』。冒頭のピアノのフレーズが、今の射手座のイメージ。

山羊座(12月22日~1月19日)

親しい仲間や家族のために、自分の欲や願望を隠さなければならないシーンがありそう。「本当は自分勝手に動きたいのに」という本音を隠して、みんなのために献身することをとる山羊座は多いはず。時間の無駄を嫌うあなたなので、個人的な楽しみも犠牲にすることになりそうです。人によっては究極の忍耐を経験することになるかも知れませんが、あなたはすぐにそれを自分の成長の糧にすることができます。世間的なレジャーにはほとんど興味がなくなる時期かも。山羊座には冥王星と土星が入っているため、人生の本質的な意味を追求し、余分な「体脂肪」を削ぎ落していく段階に入っているのです。あまり削り過ぎると、骨だけになってしまうので少しばかりの「余計なもの」も残しておくといいかも。

おすすめBGMはメンデルスゾーンのオラトリオ『エリヤ』。

水瓶座(1月20日~2月18日)

引き続き、水瓶座には闘いの星・火星がいて、不規則な動きを続けながら長期間あなたを「戦士」として働かせます。友達だと思っていた相手がよそよそしくなったり、愛想程度の挨拶はしていた同業者が冷たくなったりと、孤独感を感じる場面も増えそうですが、おもにあなたに対するジェラシーが原因なので凹まないように。ここで撤退したら周囲の思うつぼ、です。自分の仕事に関しては、いつも以上に専門性を高め、オリジナルなヴィジョンで進めていくこと。他人からの賞賛を栄養にすること。一足飛びに「すごい人や組織」と急接近することもありますが、あまり慌てないで優雅に受け入れて。ここから、まだまだそういうチャンスが訪れるでしょう。

おすすめBGMはマーラー『交響曲第3番』。独唱アルトがあなたの疲れた心を癒してくれる。

魚座(2月19日~3月20日)

何か大事件が起こるというわけでもないのに、そわそわしてしまいそう。色々なことが「恋愛」に似たトキメキの感情とともに起こり、あなたの毎日を活気づけます。この時期にキャッチした「予感」は近々芽を出すので、辛抱強く育てること。また、ビジネスでもプライベートでも「一緒にやる」ということが重要なアクションになってくるので、アンサンブル精神が育ってきます。相手を自由にしたり、必要な場面では支配や命令を行うなど、メリハリをつけて。また、相手との立場や力関係はいつなんどきでも変化するということもあらかじめ受け入れることです。プライベートは、「食」に関することがラッキー。あなたの手料理でホームパーティを開いたり、話題のレストランで友達と会合を開いたり。そのときどきに美しく感じるものをテーマに、みやびやかな宴会を開いてみては?

おすすめBGMはプッチーニの可憐なオペラ『ラ・ボエーム』。

ナビゲーター
青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ