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2018.11.05
11月の運勢

青石ひかりの12星座☆音楽占い(11月)

青石ひかりが占う12星座占い。ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:小池祐子

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2018年11月1日~11月30日の運勢

牡羊座(3月21日~4月20日)

幸運の大惑星・木星が吉配置に移動。今月から約1年間は、牡羊座にとって旅と冒険とクリエイティヴ活動を究めるシーズンになります。革命の星・天王星も逆行して牡羊座に戻ってきているため、「思いのままにならなかったこと」を次々と可能にしていくチャンス。自分には不可能はない、と信じれば身体もそのように動いていきます。過去1年ほどは、本当に伝えたかったこともストレートに他人に言えなかったのでは? 牡羊座の無邪気さが受け入れられるムードに変わってきたので、遠慮なく伝えて。感情表現は豊かに、かつ誤解のないように。半年間、同じ星座にとどまっていた支配星・火星も11/16には重い腰を上げて動き出します。硬直していたテーマが「ゆるやかに溶け出す」ので、人間関係のしこりなども解消されていくことが多い。怒りをコントロールし、平和な共存を目指すこと。

ラッキー・クラシックはR・シュトラウス《家庭交響曲》。

牡牛座(4月21日~5月21日)

2018年5月にあなたのもとに入った変革の星・天王星は逆行を続け、11/6にはひとつ前の牡羊座に戻ってしまいます。ここから来年の3月までは、自分の足元を見直し、クールな分析を重ねていく時期に。「現状を変えなければ」という焦燥は募りますが、本格的に何かが動き出すのは2019年3月以降になるでしょう。1年に1度移動する幸運星・木星は官能と秘密のハウスに入り、あなたの中では「本当に深い他人とのつながり」が大きなテーマとして浮上してくる1年がスタート。愛情や信頼によって他人からパワーを得たい、という気持ちが高まってきます。今月は、そんな気持ちを抱きながらも、暴走は避けるように。ポーカーフェイスが安全です。苦手な火星は、11/16にようやくキャリアのハウスから去り、健康を犠牲にしてまで無理をして働くようなことも少なくなってくるはず。健康面でのメンテナンスを行なう余裕も出てきそうです。

ラッキー・クラシックはベートーヴェン「交響曲第5番《運命》」。

双子座(5月22日~6月21日)

ラッキー星・木星はあなたにとって対人関係とパートナーシップのハウスに移動。今月から約1年間、双子座にとってのメイン・テーマは「他者との協調関係」に収束されていきます。今月は木星・水星ともにパートナーのハウスにあるため(11/23からは太陽も加わります)、あなたのスタンドプレーよりはチームプレー、あるいはあなたがプロデュースや裏方に回って誰かを表舞台に出すほうがうまくいきそう。理想のハウスに半年間滞在した戦いの星・火星は月半ばにキャリアと重責のハウスに移動。空想論から現実論へと考え方を切り替えていくタイミングです。「勝てるかもしれないが、ダメかも知れない」という取り組みではなく「絶対に勝って利益を得る」というやり方にチェンジを。そこで、より成熟した生き方を手に入れていく双子座です。プライベートは一人の時間を大切にして。付き合う相手はあなたにストレスを与えない相手にしぼってOK。

ラッキー・クラシックはバッハ「二つのヴァイオリンのためのコンチェルト」。

蟹座(6月22日~7月23日)

大きな節目のシーズン。創造のハウスであなたの活動をバックアップしてきた木星は、11/8に義務とル―ティンのハウスに移動。活動の幅を広げてきたあなたにとっては、「ここが私の居場所」という基点を厳密に定めて、よけいな人付き合いや頼まれ仕事はカットしていく段階に入っています。意見が合わない相手や、あなたの適正とずれている仕事からは、撤退したほうが効率が上がっていく。革命の星・天王星はコミュニティのハウスからキャリアのハウスに逆戻りし、あなたの目標設定に変更を求めています。2018年5月から意識的に取り組んできたことを振り返って。なぜかうまく進まないことは、あなたの本質からずれている可能性があります。孤独に闘うと「壊れてしまう」こともある蟹座。周囲からのポジティヴな応援が得られる仕事が、あなたにとっての最適な仕事です。半年間、秘密のハウスに滞在していた火星は理想のハウスに移動。ここでも、あなたは自分のパワー配分について新しいアイデアを思いつくでしょう。「本当に好きで、実現したいこと」に意識がフォーカスされていく月です。

ラッキー・クラシックはヴェリズモ・オペラの傑作、マスカーニ作曲《カヴァレリア・ルスティカーナ》。

獅子座(7月24日~8月23日)

あなた自身の中で、大きな「爆発」を感じる季節です。1年に1度移動するラッキー星・木星がクリエイティヴのハウスに入り、創造性や遊び心が増幅していく1年がスタート。クリエイティヴのハウスに吉星が入ることは、獅子座にとって最大の幸運。久々に会う知り合いからは、「別人かと思った」と言われるかも知れません。不調からドラマティックに回復した獅子座にとって、この先怖いものはなくなるでしょう。ほぼ同時に、革命と変化の星・天王星が理想のハウスにリターン。ここを起点にして2019年3月まで、獅子座の目標は次々と変化していきます。より大きく、より広い視野を得て、スケールの大きな舞台へと乗り出していくことになりそうです。対人関係のハウスで半年間くすぶっていた火星は、11/16に遺産のハウスに移動。社会的な人間関係が改善されていく一方、家族や親友やパートナーなど「深い絆」をもつ相手との関係には、問題点が見つかる時期になるかもしれません。

ラッキー・クラシックはショパンの《英雄ポロネーズ》。

乙女座(8月24日~9月22日)

移動した幸運星・木星は乙女座にとって安息とホームのハウスに。社会的な活動を拡大し、ネットワーク作りに励んできた乙女座は、慎重に味方を選んで、自分自身の基盤を安定化させていく段階に入りました。自分に緊張やストレスを強いて「なんとしても地位を築かなくては」と思っていた乙女座は、もうすでにあなたには高い評価が与えられていて、それ以上を望まなくてもよいことに気づくのかもしれません。2018年5月から理想のハウスであなたの労働意欲を掻き立ててきた天王星は、逆行により秘密と官能のハウスに移動。来年3月までここに滞在し、あなたの「経済問題」「深くて濃い人間関係」に光を当ててきます。それらひとつが同じテーマとなって浮上してくることもあるでしょう。地に足をつけて生きることが、乙女座の永続的な幸運につながっていきます。

ラッキー・クラシックはメシアン《鳥のカタログ》。

天秤座(9月23日~10月23日)

逆行してきた支配星・金星は11/1から12/2まであなたのもとに。人気運がアップし、社交家としての天秤座の魅力が大きく輝く11月です。アーティスティックな才能や、他人のことを自分のことより思いやる優しさが、正当に評価されます。幸運の大惑星・木星はあなたにとってのコミュニケーションのハウスに入宮。ここから約1年間は、交友関係が広がり、国際スケールでビジネス・チャンスが広がっていくシーズンとなります。とにかく、色々な席に呼ばれることが多くなってくるのでスケジュールが許す限り参加すること。天秤座の「苦手星」である戦いの星・火星は、半年間滞在したクリエイティヴのハウスから移動。仕事面で「かわりばえがしない」「新鮮さが足りない」という悩みを抱えていた人は、モノトーンの日々がカラフルに変化していきそう。毎日同じように続いていくことに安住せず、日々変化していくことを楽しむ度胸が生まれます。周囲からも「あなたにはこんな意外性があったんだね」と驚きの声が湧くでしょう。革命の星・天王星は秘密と官能のハウスから対人関係のハウスに移動。来年3月までここに滞在し、あなたの対人運に面白い変化をもたらしてきます。今まで出会ったことのない面白い人と友人になれるとき。ラッキー・クラシックはワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》。

蠍座(10月24日~11月22日)

過去1年間、蠍座に滞在してあなたにドラマティックな拡大・発展運をもたらしてきた木星は、11/8にお隣の射手座に移動。激動のドラマティック・シーズンが終了し、ここからは拡がりすぎたものを縮小したり、本質的でないものを削ぎ落していく段階に。コントロールできない大きな力に飲み込まれるような感覚に悩まされてきた人は、主導権が「理性」になってくるので、危うい境地に立たされることもなくなってくるでしょう。約半年間、安息のハウスで暴れていた火星も調和的な配置に進むので、プライベートで気の休まることのなかった人は、落ち着きを取り戻せます。美と豊かさの星・金星は蠍座から逆行して11/1から12/2まで無意識のハウスに滞在。直観が研ぎ澄まされ、自分にとって有益なこととそうでないことが先々まで見通せるようになってきます。人間関係でも、「ピン」ときた人にはどんどん話しかけてみて。逆に、どんなに親密に近寄られても、詐欺的なものを感じる相手にはバリアを張っておくこと。健康面では、新しい治療法や処方箋によって、つらかった状況からスピーディに抜けださせるときです。

ラッキー・クラシックはサン=サーンス「ピアノ協奏曲第5番」。

射手座(11月23日~12月21日)

支配星にして幸運の大惑星・木星が11/8にあなたのもとに到来。木星がもっとも効果を発揮しやすいのが射手座で、ここから約1年間はあなたが主役に。楽観とユーモア、寛大さ、旅と哲学性、ストリート感覚、といったものがトレンドとなり、あなたの天性の感覚がたくさんの人々を感化していきます。長期的にハードな運勢に翻弄されてきた射手座も、その経験をバネに、ポジティブな未来を迎えられそう。愛と豊かさの星・金星は11/1からコミュニティのハウスにいて、仕事や趣味の仲間たちからいい影響をもらえるとき。何事も「大勢で」が盛り上がるときなので、あなたが中心となって楽しいことを企画したり、人と人とをつなげるアクションを起こしてみて。水星は順行と逆行を繰り返し、長期間射手座に滞在。直観が冴え、ギャンブル的な幸運にも恵まれそう。火星は半年ぶりに移動し、安息のハウスに。家の中での怪我や、家族とのトラブルに注意を。

ラッキー・クラシックはプッチーニのオペラ《ラ・ボエーム》。

山羊座(12月22日~1月19日)

幸運星・木星は山羊座にとっての無意識のハウスに入宮。現実主義者の山羊座に、「目に見えないもの」の豊かさをいくつも見せてくれる星巡りで、ここから約1年ほどあなたのまわりでは不思議なことが続けて起こるかもしれません。理屈では説明できないことや、「気持ち」や「感性」で通じ合うことは、あなたをラクにしてくれるはず。試練の星・土星はあなたのもとにとどまり続け、急速な成長を求めてきますが、張り詰めすぎずゆったりと構えることで、さまざまな難関を突破していけます。予知夢をよく見たり、亡くなった人からのメッセージが何らかの形であなたに届くこともあるでしょう。「科学的なこと以外信じない」という山羊座は、少しずつ自分の価値観が変化していく時期になるかもしれません。愛と豊かさの星・金星はキャリアと重責のハウスにいて、12/2まで同じ星座にとどまります。野心を達成するためには、周囲に寛大になることと、すべてがストレスなく進む環境を創り上げること。リーダー気質の山羊座ですが、部下やアシスタントにプレッシャーを与えるやり方はあまり効果が出ず、褒めて伸ばすスタイルがおすすめ。火星は半年ぶりに財政のハウスから抜けて、金銭的な心配事も消えていきます。

ラッキー・クラシックはラヴェル《マ・メール・ロワ》。

水瓶座(1月20日~2月18日)

移動した幸運の大惑星・木星は水瓶座にとってコミュニティのハウスに入り、仕事では孤立奮闘ムードから脱出。仲間たちに支えられ、やりがいのある任務を次々とこなしていく1年がスタートします。11/16には、約半年間あなたのもとにいて様々な試練や苦しみをもたらしてきた火星がいよいよ魚座へ移動。夏ごろの「地球・火星大接近」の頃は、かなりハードな時間を過ごしていたはずのあなた。悔しさも悲しみも少しずつ癒えて、水瓶座の心はどんどん軽くなっていきます。ストレスの多い人間関係は、そのサークルから完全に去ることで解決が得られるはず。金星も吉配置をとる11月いっぱいは、アート制作やファッションでの自己演出が楽しいとき。「他人と違っている自分を魅力的に見せる」ということを、苦労なしにやってのけるあなたです。支配星・天王星は安息のハウスからコミュニケーションのハウスに戻り、引っ越しや仕事場の移転のプランはいったん保留になるかも知れません。今のうちに吟味しておいて、2019年3月以降に実現されそう。とにかく、自由度がアップして、あなた自身が人生を楽しみながら過ごせる季節です。

ラッキー・クラシックはリスト《巡礼の年 イタリア》。

魚座(2月19日~3月20日)

魚座の副支配星にして幸運の大惑星である木星が、キャリアと重責のハウスに移動。ここから約1年間、あなたの仕事運は最高潮に。過去数年間、浮き沈みが激しかった魚座は、安定した評価とポジションを得られるシーズンになります。魚座の仕事の使命には、ジャンルを問わず共通点があり、他人を癒したり救ったり、勇気づけたりするということ。事務業であれサービス業であれ、教師であれ医療関係であれアスリートであれ、魚座の活動はすべて「アーティスト」活動なのです。11/16からは魚座に火星が入り、行動を明快に打ち出していくとき。過去半年間、火星はあなたの無意識のハウスにいて、うまくいくことも「うまくいかない」という自己暗示をかけて、仕事や人間関係を滅茶苦茶にしてきたかもしれません。悪夢から覚め、覚醒した状態でバリバリと現実を支配していけるようになるので、生き生きと闘って。天王星は友情のハウスから基盤のハウスにリターン。2019年3月までこのハウスに滞在し、あなたの「稼ぎ方」が変わってくるという暗示が。これが吉と出ると、「稼ぐ額の桁が変わってくる」のかも知れません。

ラッキー・クラシックはコダーイ《組曲ハーリ・ヤーノシュ》。

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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