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2020.06.04
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2020年6月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い

青石ひかりが占う12星座占い。2020年6月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪

ナビゲーター
青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:虎谷到

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2020年6月1日~6月30日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

さまざまな前準備と、ライフスタイル面での究極の「シンプル化」をはかる月です。媚びたり機嫌をとったりして手に入れてきた仕事は、一瞬で精彩を欠いたものになってしまいそう。あなたが自由な心を抑えつけてまでコントロールしようとしてきた「何か」が、休息に威力を失っていくかも知れません。大きなものに守られたり、傘に隠れたり、という生き方は本来のあなたの資質とは矛盾がある……そのことが、運命的な出来事によって明らかになるタイミングになるかも知れません。6月6日は理想のハウスで満月となり、早ければここで大胆な決断を下す牡羊座も出てくるでしょう。運命的で「聖なる」メッセージがもたらされる満月です。6月28日には支配星・火星が牡羊座に入宮。この火星はあなたをパワフルにし、20211月まであなたに強力なエネルギーを与え続けます。スモール・ビジネスの起業などは6月末がグッド・タイミング。成長も早いでしょう。

ラッキー・クラシックはグルック《オルフェオとエウリディーチェ》。

牡牛座(4月21日~5月21日)

支配星・金星が基盤と財政のハウスで長期的に逆行。順行に戻る6月25日までは、足場が不安定になりやすく、予想していなかった要因によって第一希望を諦めたり、困難なシチュエーションの中でのスタートを切ったりするかも知れません。誰かを救うために足止めを食っている人は、きちんとその役目を遂行して。自分を水増しして見せようとしたり、逆に憐れみを買おうとするのはストップ。等身大のあなた自身と、無駄なデコレーションをはぎ取った精神性を見せていくことです。コミュニケーションのハウスの水星は6月18日から逆行。対人関係で心残りになっていることは、ここでクリア。ごく最近知り合った相手の「不透明な部分」が気になりだすかも知れません。共通の知り合いがいない相手を全面的に信頼するのは危険かも。あなた自身はみんなを勇気づけたり、リラックスさせたりする言動を心がけること。

ラッキー・クラシックは、ショパン「マズルカ集」。

双子座(5月22日~6月21日)

双子座で太陽と金星が重なる6月4日、対抗宮で満月となる6月6日を過ぎたあたりから、いよいよ輝きはじめる2020年のあなたの運勢。長らく「自分の居場所を見つけづらかった」人は、「どこにいても自分は大丈夫」という境地に達するとき。グループやスポットの移動を続けながら、その場その瞬間にあなたにふさわしい表現が可能になります。今のあなたに最適な仕事のツールが見つかり、一気に効率化が進んでいくことも。晴れやかなコミュニケーションを心がけ、欠点のある相手に対しても寛大に振舞うと大きく感謝されそうです。6月5日から6月20日頃までは、今手掛けているテーマが大きく発展するときでもあり、周囲にもたくさんの味方が集まってきます。その勢いに乗って、あなたの活動を「ポピュラー化」させたり、ビジネス的な軌道に乗せていったりして。ライフスタイル面では、一人の束縛から離れてたくさんの人と触れ合う時間を作りたいとき。

ラッキー・クラシックは、ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界》」。

蟹座(6月22日~7月23日)

水星が蟹座に長期滞在し、あなたの親切心や自然にあふれ出す優しい心、子どもや未経験者に新しい知識を授けるアプローチが、高い評価を得るとき。6月17日から水星は逆行に入るため、そうした蟹座の長所が「お節介」「目立ちすぎ」にならないよう、あなたを求めている人だけに与えるようにしてみて。金星は無意識のハウスで6月25日まで逆行し、あなたの「自信」や「自己評価」がアップダウンしやすいとき。自分の実力を優位に見せるために姑息なことをしても、すぐにばれてしまうのでフラットな態度をキープしておくのがよい。来月になると対人関係のハウスにプレッシャー星・土星がリターンしてくるので、今のうちに他人とのもめごとや葛藤はクリアしておくと楽です。ライフスタイル面では、趣味の買い物がヒートしやすく、予算オーバーになりやすいとき。似たようなものをいくつも買い込むのはストップ。

ラッキー・クラシックはトスティの歌曲集。

獅子座(7月24日~8月23日)

軽快でアクティヴなムードが戻ってきます。火星は仲間の火のサインにいて、獅子座の眠っていた若々しい情熱を揺り起こし、社会に対して積極的な働きかけを行なっていくことを応援してくれます。金星は長期的にコミュニティのハウスに滞在し、仲間との協調関係がうまくいくことを全面的にサポート。小規模なグループでビジネスを始めるのもいいタイミングです。重々しく考えずに、ノリで初めてしまってOK。6月はさまざまなひらめきに恵まれ、他人と意気投合しやすいので、フットワーク軽く動いてみること。時代は確実に獅子座の生きやすい方向に変化してきています。「重い・遅い・湿っぽい」ものとは距離を置いてOK。人間関係も同様です。ファッションやインテリアのファブリックは、明るい色の天然素材がおすすめ。

ラッキー・クラシックはラロ「チェロ協奏曲」。

乙女座(8月24日~9月22日)

引き続きハイテンションなシーズン。あなたのアイデアや扱っている商品を「たくさん買ってもらえる」タイミングなので、経済的にも潤うことがあるでしょう。周囲の気を使って優等生的になってしまうこともある乙女座ですが、この時期はオリジナリティで勝負を。支配星・水星がコミュニティのハウスで逆行に入る6月17日以降は、約束を忘れたり遅刻をしたり、メールのレスポンスが遅れたり……ということが起こりやすいので気を引き締めて。火星は長期的に秘密と官能のハウスにいて、乙女座の「根深い欲望」を刺激し続けています。他人とディープな絆でつながりたい、という欲求が2021年1月まで継続的に高まっていくので、逃げずに真正面からこのテーマに向き合ってみることが大事。

ラッキー・クラシックはワーグナー《さまよえるオランダ人》。

天秤座(9月23日~10月23日)

太陽・金星が吉配置にいて、天秤座の美意識や社交能力をサポート。軽やかなムードで周囲を魅了し、人気運・仕事運・金運を同時に高めていけるときです。拠点はあえてひとつに決めず、複数のベースを作って同時に発展させていくのがよいでしょう。リーダーシップをとることも多くなりそうですが、威圧的だったり権威的だったりするやり方は反面教師にして、あなた自身はエレガントに。「性差」という問題に対して、デリケートな配慮を行うことも大事です。それが出来るか否かで、あなたの評価にも影響が出てきそう。苦手な火星は長期的に対人関係のハウスにいて、ライバルや妨害者の存在をチラつかせていますが、もはや「つきあわなくてもいい人とはつきあわなくてもいい」時代にシフトしつつあります。好きな人、価値観の合う人だけで人間関係を成立させてOKです。

ラッキー・クラシックはブラームス「交響曲第2番」。

蠍座(10月24日~11月22日)

過去に信じてきたことが脆くも崩れ去ったり、「師」と仰いでいた人の不完全な面を見て失望したり、ということがあるかも知れません。古典的なもの、永遠不変なものにしがみつかず、「これから発展していくもの」「発展性のあるもの」に目を向けて、柔軟に自分をアレンジしていって。あなたの人間関係や愛情のパターンも、よりライト感覚にシフトさせていくのが理想的。「深くつながりたい」という感覚をそのままぶつけてしまうと、逆に壊れやすい状態にあるかも知れません。助けることも助けられることも「その場の事情では出来ない」パターンがあります。裏切られた、と早合点せず、もっとおおらかに考えて。ライフスタイル面では、インテリアを綺麗に飾ってインドア生活を楽しんで。ガーデニングやベランダでの野菜栽培にもラッキーが。

ラッキー・クラシックはリスト「バラード第2番」。

射手座(11月23日~12月21日)

アクティヴ・モードが始動。発表の場が広がり、がぜんパワーが湧出してきます。もともと「他人がどう思うか」を気にせず、マイペースに高次元な活動を行っていく射手座ですが、ここからいよいよ「どう言われても構わない」という覚悟が座ってきそうです。火星はクリエイティヴのハウスに長期滞在し、射手座の「ものをつくる」パッションは根強く燃え続けます。世の中の古い仕組みや、盲目的な思い込みに対して反抗的な視点が強まるかも知れません。パンク精神を爆発させて。応援してくれる人も多くなりそうです。太陽は6月21日まで対人関係のハウスにいて、対人ネットワーク作りは活発になりそう。新しい縁だけでなく、過去からつながってきた縁も大切に。「お元気ですか?」とメールを送ってみるのもいいでしょう。ラッキーニュースを運んできてくれるかも知れません。ライフスタイル面では、「自炊」を究めて。お気に入りの調理器具を買うのも◎。

ラッキー・クラシックはベートーヴェン「交響曲第5番《運命》」。

山羊座(12月22日~1月19日)

かつてのような「手ごたえ」を得るのが難しくなってきているかも知れません。山羊座の輝かしい経歴は尊敬されていますが、あなた自身が過去にこだわり過ぎても、物事が動いていかないときです。既に「軽やかであること」を身に着けている山羊座はそのままの路線で。どうしても、「先輩や恩師のやり方を踏襲しなければ」という呪縛から逃れられない人は、少しずつ変化していく決意をしていって。7月に入ると、いったん抜けていた支配星・土星が再びあなたのもとに入りますが、今月はさまざまな「古いものと新しいものを入れ替える」期間に充てると、来月からの流れがスムーズになります。経済のハウスが難しい状態にあるので、「なくてもいいものを欲しがらない」習慣をもつと◎。コミュニケーション面では、人に説教をしないこと。自分の価値をごり押ししないことです。

ラッキー・クラシックはモーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」。

水瓶座(1月20日~2月18日)

6月6日にコミュニティのハウスで満月を迎えると、人間関係がよりポジティヴで新しいものに切り替わっていきます。あなたにとって必要な人々は「価値観の合う軽やかな人々」です。自由を封じ込めようとしたり、上から抑えつけようとしたりする人種とは、自然と顔を合わせることがなくなってきますし、相手が興味本位であなたに会いたいと思っても「顔を合わせることが出来ない」事態がやってきそう。見苦しいものは見なくてOKです。太陽と金星は引き続きクリエイティヴのハウスにいて、水瓶座の独自性を奨励。コンサバ勢力とは戦わず、マイペースで進むことが相手の脅威になります。双子座とは強力な協調関係が成立するとき。チームを組むことで、社会的にも影響力の強い存在になっていきます。単独行動にこだわらず、人と力を合わせることにも挑戦したいとき。

ラッキー・クラシックはプロコフィエフ『戦争ソナタ』。

魚座(2月19日~3月20日)

穏やかだった日々が少しずつ緊張感を増してくる季節です。過去に決定したことが「本当に正しかったのかどうか」葛藤する魚座も。楽観的な見通しがつかなくなって、後戻りすることもあるかも知れませんが、すべてのプロセスに意味があります。安息のハウスには太陽と金星がいて、心の奥底を静かに見つめることで次の一手が見えてきそう。あなたの家族やパートナーが誰よりもあなたを励まし、癒してくれるときです。仕事面は、一種の「無風状態」にあり、同じことをえんえんと続けている感覚に陥ったり、ベンチウォーマーに徹するもどかしさにとらわれたりするかも。自分から忙しくしようとしても、少しばかり「空回り」になってしまうときです。新採用や共同作業のメンバーのキャスティングにも吟味が必要。こうした摩擦感は、太陽が吉配置に入る6月22日以降、次第にスムーズな流れに変化していくでしょう。

ラッキー・クラシックは、スクリャービン「ピアノソナタ第2番《幻想ソナタ》」。

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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