5月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

月前半は、現実的でやや闘争的なムード。自分自身の基盤作りや、有益なネットワークの拡大などがテーマとなって、あなたから積極的に人に働きかけていく場面が多くなります。月中盤になると、「土台を修正しないまま、上に積み上げていっていいのだろうか」という疑念が湧いてくるかもしれません。そうした気づきのチャンスを得た牡羊座はラッキー。5月14日には幸運の天体・木星が無意識のハウスに移動し、7月28日まで同じハウスに滞在します。「本当に自分が望むものは何だったのかか」「過去のやり方で、反省すべき点や傷つけてきた人はいなかっただろうか」を考えてみてください。あなたの長所は率直さであり、問題をひとつずつ解決していく具体的な知性です。ライフスタイル面では、居心地のいいプライベート空間を作り上げること。家族との絆を大切にすること。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム：『バーンスタイン・コンダクツ・バーンスタイン』

前半は牡牛座に天体が集中する幸運期。支配星・金星があなたのもとに滞在する5月9日までは、みずからが企画したプランで楽しい過ごし方ができます。自分を主役に見立てたドラマのような日々が満喫できそう。一方、月前半は牡牛座の太陽と天王星がぴったりと重なっているため「この先は、これまでと同じやり方では難しい」という壁に突き当たることも。4月27日に起こった対人関係のハウスでの満月は、牡牛座に多くの不要なものを捨てるようアドバイスしていました。人に譲ったり、プレゼントしたり、寄付したり、ということを先にやってみてください。あなたにもたらされる豊かさは、後からついてきます。5月14日にはコミュニティのハウスに幸運星・木星が移動。自分と個性や価値観が似ている相手と手を組んでなにかを実現していくことがあるでしょう。成熟した人間関係が求められるため、一方的に欲するだけでは、未熟者の烙印を押されてしまうかも。まずは、「自分には与えられないかも知れない」という恐れを捨てることです。木星がコミュニティのハウスに滞在するのは7月28日までです。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム：　レ・ヴァン・フランセ（木管五重奏）『モダニスト』

双子座に滞在していたエネルギッシュな火星が4月下旬に去ったため、肩の荷が下りたムードで新しい月がスタート。体調面での疲れが取れないのなら、いつもより多めのリラクゼーション・タイムをとり、芯からの癒しを試みて。5月5日には支配星・水星が、5月10日には、愛と豊かさの天体・金星が続けてあなたのもとに入宮。本領発揮とばかりに企画やアイデアを発表していくでしょう。双子座の「時代の先を行く知性」に周囲は改めて驚くことに。ストイックになりすぎず、哲学に走り過ぎず、適度にエンターテイナーであることを意識すると◎。長年蓄積してきた知識と経験が、大いに役に立ちます。5月14日には、理想のハウスにいた幸運の大惑星が、キャリアと重責のハウスに移動。7月28日までここにいて、双子座の仕事面に活気をもたらします。リーダーシップを取ることが多くなり、全体を見ながらプロジェクトを向上させたり、豊かさを実現させたりしていくことに。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム：　石上真由子『ヤナーチェク：　ヴァイオリン・ソナタ』

エネルギーの星・火星を迎えてスピーディに躍進中の蟹座。ライバルのいない海辺で、自由に泳いでいくような感覚があるかもしれません。まとめて熟考しなければならないタイミングは少し先になるので、今は自分が満足できるやり方で物事を進めていってOKです。5月14日には蟹座にとって、特に吉の意味をもつ木星が、仲間の水の星座である魚座に移動。あなたの声がより世の中に通りやすくなっていきます。5月20日には太陽が無意識のハウスに移動。知性の星・水星も同じ場所にいて、強硬姿勢で突き進めてきたことに関しては、不安が沸き上がってくるかも。他人を思い通りに支配することより、相手の幸せを離れた距離から願ったり、自由にしてあげることも大切です。ライフスタイル面では、家の中でさらに楽しく過ごせるアイデアが思いつきそう。趣味の習い事などは、苦しみや忍耐をともなうレベルまで突き詰めていく必要はないでしょう。ゆったりと楽しんで。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム：　アルゲリッチ&ババヤン（ピアノ）『プロコフィエフ・フォー・トゥー』

本来、個性的な自己発信が得意な獅子座ですが、天体がハードな配置で世界全体に揺さぶりをかけているため、安定したアイデンティティを確立していくのが難しい季節です。困難な配置で獅子座の自由を監視する土星・天王星は手ごわく、いつもの自己アピールが「空振り」になってしまうことも。対人関係のハウスから遺産のハウスに木星が移動する5月14日以降、新しいインスピレーションが獅子座のもとに降りてきて、スランプからは次第に抜け出していけそう。惰性や古い仕事スタイルから抜け出して、新しい時代に生きる覚悟を決めれば、過去に積み上げてきたものも生きてきます。自分のまわりをイエスマンで固めている人は、違う価値観の人々とも触れ合う必要があるでしょう。現状がゴージャスであっても、沈みゆく豪華客船にならないためには、「他者」からの刺激が必要です。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム：　ネルソンス（指揮）ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団『ブルックナー：　交響曲第4番《ロマンティック》』

太陽と火星がバランスの取れた配置にあり、充実した精神状態で日々を過ごすことができそう。知的好奇心が旺盛になり、地道にこつこつ何かを学び始めるタイミングでもあります。行きたい場所で学べなくても、距離は妨害要素にはならないでしょう。「世界はひとつ」という真実を、さまざまなコミュニケーションの中から感じ取ることが可能に。ただひとりの人間を恩師と崇め奉るのではなく、複数の「影響を受けたい人」の意見や表現を参考にすると◎。世の中のいろいろなことがまだ流動的なので、あなた自身も自分をひとつの枠にとどめる必要はありません。5月14日に移動する幸運の大惑星・木星は対人関係とパートナーシップのハウスに。乙女座をバックアップしてくれる人物が、さらにパワーアップして、あなたを支えてくれそう。水星・金星・太陽がキャリアと重責のハウスに勢ぞろいする後半は、かなり多忙なムード。優先順位を決めて、スケジュールを管理することです。

今月の乙女座におすすめのラッキー・アルバム：　リッカルド・シャイー（指揮）スカラ座フィルハーモニー管弦楽団『スカラ座の序曲・前奏曲・間奏曲集』

2021年は天秤座の「大変身の年」ですが、中盤にさしかかって、いよいよ本格的な揺さぶりと変容がやってきます。困難な配置にある火星は、あなたに「この多忙さ（orプレッシャー）の意味はなにか、ということを考えさせ、効率の悪いやり方に変化を促してきます。人付き合いが娯楽であるはずの天秤座ですが、去年あたりから「他人の心が以前のように読めない」という壁にぶち当たっているかも。そのことで、少し人付き合いが苦痛になったり、苦手な相手が増えてきている可能性がありますが、変化すべきなのは天秤座のほうかも。少なくとも今月は、あなた自身がもっと素直でストレートな感情表現を行なうことが課題となります。綺麗ごとで済まそうとしてきたことは、もっと本能と向き合って。他人に「あなたはこうでなくては！」という圧力を与えてきた人は、別の態度で接していくのがベターです。

今月の天秤座におすすめのラッキー・アルバム：　宮田大（チェロ）トーマス・ダウスゴー（指揮）BBCスコティッシュ交響楽団　エルガー『チェロ協奏曲』

先月4月27日で起こった蠍座満月から、次々と余計な荷物を降ろして自由になる流れがやってきています。蠍座が長年「こうしなくては」と思い込んできたことからも、予想外の路線変更を行なっていくのかもしれません。元の道に戻るにせよ、今月はいろいろ新しいことに挑戦してみる機会がありそうです。副支配星・火星はフレンドリーな配置にいて、蠍座の一途なパワーを応援。6月11日までは、新天地でなにかを切り拓いても、いいスタートダッシュを切れるでしょう。幸運の大惑星・木星は5月14日から理想のハウスに入り、7月28日まで滞在。第一希望の生き方を選んでこなかった人ほど、本来あるべき路線に近づいていけそうです。感情面では、なにかと「溢れ出してくる」シーズンですが、隠さなくて大丈夫。肝心のときにおかしなポーカーフェイスにならないよう、関わり合う相手の心を信じて。ライフスタイル面では、「病の兆候」を感じたらすぐに診断を。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム：　ラザール・ベルマン（ピアノ）『The Complete Sony Recordings』

ハイテンション。今月は月が進むにつれ、さまざまなことが「大盛り上がり」になっていきそうです。違和感を抱えつつ、不気味な沈黙が続いてきた人間関係は、月半ば頃にストレートな思いをぶつけあって、誤解や感情のしこりを解消していけそう。ストップ状態になっていた案件は、そろそろ動き出す見込み。射手座の支配星にして幸運の大惑星・木星が安息のハウスに移動する5月14日からは、ほっとできる「拠点」を得ることによって、そこから栄養をもらって外の世界に飛び出していけるときです。価値観は変動を続け、外の世界から「すごい」「あなたがベスト」と言われることには興味が薄れてくるかも。過去に、いろいろな人から賞賛されてきた射手座なので、同じことを言われても別に面白くないのです。今月、自分のこの先の人生をはっきりと見通し、大切にすべきことが見つかりそうです。　

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム：　ヤン・リシエツキ（指揮・ピアノ）アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ『ベートーヴェン：　ピアノ協奏曲全集』

対人関係のハウスに火星が滞在し、逆行中の山羊座の冥王星と対立。他人や家族のために自分を犠牲にしてきた人は、負担の多い生き方から卒業して、あなた自身の自由や幸福にフォーカスしたライフスタイルを確立していくべきタイミングです。「忍耐と努力」は、山羊座にとって肝に銘じている言葉のはずですが、知らず知らずのうちに他人に対してもそのようにあるべき、というプレッシャーを与えてしまっているよう。対等な人間関係を目指し、山羊座が相手を甘やかしたり、負担を負ってしまう状態から抜け出すこと。水星・金星・太陽は次々と義務とルーティンのハウスに入り、合理的で軽やかな生き方をバックアップしてくれます。5月14日からの木星移動は、山羊座の友情運を活性化。友だちはあなたのことを支えてくれるだけでなく、多くのチャンスや豊かさをもたらしてくれる守護天使に。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム：　アンソニー・ロス・コスタンツォ（カウンターテナー）『オンブラ・マイ・フ ～ヘンデル＆グラス アリア集』

非常にタイトで、いくつもの決断を迫られる月。2020年12月19日からあなたを守護してきた木星は、あっというまに魚座へシフト。5月14日から7月28日までお隣に抜けたあと、再びあなたのところに戻ってきますが、今月は複数の天体が水瓶座の残った土星と厳しい配置を取るため、さらなる成長を求められ、簡単に開かない重い扉の前に座り込んでしまうかもしれません。あなたが目指しているのは、相当高いレベルの目標なのかも知れません。孤独に課題と向き合わず、助けてくれる人の手を借りて。あるいは、あなたが手を伸ばさなくても向こうから水瓶座に対して画期的なアドバイスや経験のオファーをしてくるのかもしれません。知性の面では、かなりスピーディな発展がみられ、いくつも新しいことをマスターしていくときです。さらには、水瓶座の特殊な武器である「直観の鋭さ」と「感受性の強さ」も、唯一無二の個性として輝き始めるでしょう。

今月の水瓶座におすすめのラッキー・アルバム：　ルーカス&アルトゥール・ユッセン『バッハ：　2台のピアノのための協奏曲第1番・第2番ほか』

12年に一度巡ってくる幸運の大惑星・木星が5月14日にあなたのもとに到着。今回の滞在は2か月強で、7月29日に木星はまた水瓶座に戻ってしまいますが、2022年の本格的な魚座幸運期に先駆けて、そのプロローグ的な良いことが起こりそうです。火星も長期的にポジティヴな配置にあり、なにかと「動きやすい」シーズン。熱意も、影響力のボリュームも大きくなっている状態です。創造性や自己表現に関することは、かなりの発展がみられそう。あなたが関わっているジャンルで、過去の優劣の基準が変化しているので、プロ・アマの区別関係なく自由にやるフリーハンドな魚座のやり方が、「素晴らしい」と歓迎されそうです。木星が入ると、隠しておきたい秘密も暴かれやすいので、素行には普段から気を付けておくこと。他人に対する振る舞いも、礼儀正し過ぎるくらいがちょうどいいかもしれません。

今月の魚座におすすめのラッキー・アルバム：　ジャン・ユボー（ピアノ）『フォーレ ピアノ五重奏曲第1番&第2番』