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2023.12.31
青石ひかりの12星座☆音楽占い2024

1月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2024年1月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

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2024年1月1日~1月31日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

年明けは勢いのよいスタート。年末に起こったラッキーな出来事を励みに、新しい年に賭けるモティベーションも上がってきまし。牡羊座のポジティヴな面が強調され、メンタルの強さでいろいろな課題を乗り越えていけそう。キーワードは「楽観」。人間関係は、スピード感覚が同じ人とハモるとき。魅力を感じていても、テンポ感が合わない人とはタイミングがズレ続けるかも。あなたがイライラするだけなので、深入りしなくてよいでしょう。1月21日に約16年ぶりにシフトする冥王星は、あなたにとってコミュニティのハウスに。ここから深く関わり合う相手は、ベースに強力な友情が存在します。リスペクトを持って、お互いの才能を高めあえる相手でなければ、どんな関係も長続きしなくなりそう。共依存やコンプレックスでつながる関係は、脆くなっていきます。お金や「働き方」に関しても、意識改革がスタートしていくとき。苦痛からは卒業していくときです。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム: ユジャ・ワン『ショパン&スクリャービン:ソナタ&エチュード』

牡牛座(4月21日~5月21日)

月の前半と後半ではムードが激変。1月11日の新月は理想と旅のハウスで起こり、これまでの方針を継続させながらキャリアを積み上げていく自信が湧いてきます。長く続けてきたことがひとつのゴールに辿りつくことも。1月21日に冥王星がキャリアと重責のハウスに入ると、少しずつ優位の空気が変わり始め、あなたの価値観へも変化が訪れます。「働くとは?」「お金とは?」といった根本的な考え方が、これまでのようではなくなるのかも。お金に振り回されたり、操られたりして人生の多くの時間を無駄にしてきた人は、今こそあなた自身が「お金の主人」になるときです。1月26日は安息のハウスで満月。めざしてきたライフスタイルに対して、ある程度満足が得られるとき。ゴージャスな暮らしに憧れていた人も、高すぎる理想からは卒業です。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム:  ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団『マーラー:交響曲第9番』

双子座(5月22日~6月21日)

時代は猛スピードで双子座にとって生きやすく最適化されています。1月11日前後まで、世界のルールもスタンダードな金銭感覚も「まったく進化していない」ように見えますが、そこまでは少し静観して、ことを急がないで。1月21日以降、さまざまなことの風向きに変化が見られ、「人間にとって優しくない」ルールは真剣に見直されていくし、それをしない組織は凋落の一途を辿っていきます。1月26日はコミュニケーションと友情のハウスで満月。人付き合いのスタイルが変化し、今までのように「友だちは一人でも多ければいい」という「量で勝負」の発想はフェイドアウトしていくでしょう。人との関係も、エレガントで合理的になっていきます。本格的に楽しくなってくるのは2月。それまで気力を充実させておいて。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム: チェチーリア・バルトリ『ため息~ベスト・オブ・チェチーリア・バルトリ』

蟹座(6月22日~7月23日)

これまで人に助けられ、人に引き上げられて社会的なポジションや豊かさを手に入れてきた人は、新しい年はもっとインディペンデントな在り方を求められることに。「こういう役割や義務がすでにあるから」ということに自分を合わせるより、「私はこのように考えていて、こういうアイデアが欲しい人は、私と手を組もう」という、中心のシフトが必要になってきます。寄り添うことと共感することがあなたの性質なので、最初は困難を感じるかもしれませんが、1月11日に対人関係のハウスで起こる新月には、大胆な路線変更が可能になりそう。1月21日に冥王星が遺産と秘密のハウスに入ると、蟹座にとって「復活」の気運が高まり、過去に活躍していた場に戻って、なにかを訴えるようなシーンがあるかもしれません。みんなが傾聴するでしょう。ある程度、馬鹿正直にやったほうが成功しそう。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム: イアン・ボストリッジ&内田光子『シューベルト:美しき水車小屋の娘』

獅子座(7月24日~8月23日)

新しい年も人気運は健在。1月からあなたの発信は大きな影響力を持ち、たくさんの人々が「意見を聞きたい」と集まってくるでしょう。獅子座のユーモアセンス、エンターテインメント精神もますます旺盛に。1月26日の獅子座満月まで、やることはたくさんありそうなので、途中で燃料切れにならないよう、リラックスする時間も確保して。1月21日には16年ぶりにシフトする冥王星が対人関係とパートナーシップのハウスに入宮。ここから、新たなパートナーとの出会いや、一対一での真剣な関係を見直したり、開拓していく作業が始まりそう。過去の失敗から学んだことを糧に、本気の「絆」を見つけていって。人の心を翻弄するような作戦は、なくていいでしょう。健康面は、気づかないうちに身体の変化が進んでいるとき。自然体で受け入れていって。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム: ジョン・ウィリアムズがウィーン・フィルと自作で共演した『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』

乙女座(8月24日~9月22日)

1月はあなたにとってとてもドラマティックな1か月になりそう。年明けは通常モードで進んでいきますが、1月11日にクリエイティヴのハウスで新月を迎えると、今までのやり方が自分にとって「重く」思えたり、一緒に仕事をしている人のやり方に賛同できなくなってくるかも。なにかに夢中になっている人をまぶしく思いながらも、あなた自身の心はどんどん内側に向かっていき、根本的な問題を解決しないと、前に進んでいくことが難しく感じられるかもしれません。1月21日には冥王星が16年ぶりに移動し、乙女座にとってルーティンと労働のハウスに入宮すると、「働き方」の問題はますますシリアスに。長年続けてきた犠牲精神をともなう労働スタイルが、ここにきてフィットしなくなってくるのです。1月26日に所有のハウスで満月になると、お金に関する考え方にも大きな変化が。「お金」という亡霊に支配されてきた人は、自分がお金のご主人になるのだ、と発想の転換を。それがハッピーに生きる秘訣です。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: ギル・シャハム『ギル・シャハム・プレイズ・プロコフィエフ』

天秤座(9月23日~10月23日)

「なんとか自分の居場所を確保しよう」と頑張り続けてきた天秤座は、新しい年の訪れとともに「どうでもいいなぁ」と踏ん切りがつくとき。2020年くらいから、足場が不安定になったり、所属するコミュニティから離脱したりして「地に足をつけなければ」と焦ってきた人も、2024年の声を聞いた瞬間に、新しい気持ちで生きていく決意がつくでしょう。もっと自由でリラックスしたライフスタイルが手に入り、他人に対しても「頑なさ」が消えていきます。過去を振り返らず、前を向いて走って。1月21日に仲間の風の星座である水瓶座に冥王星が入ると、視界がクリアに澄み渡って、雑念も消えていくはず。1月はまだ「助走」なので、2月以降のパーティ気分にも体力気力を備えておいて。1月26日はコミュニティのハウスで満月となり、余計な人付き合いはフェイドアウトしていく区切りの日に。「社交」にお金と時間をかけすぎていた人は、自己投資に回して。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム: ホロヴィッツ『アンコール』

蠍座(10月24日~11月22日)

2023年中にかなりのことをやり遂げた蠍座。周囲からは賛否両論であっても、本物を見る目をもつ人たちからは、尊敬の念を集めているので安心して。蠍座の頑固さは、自分と、自分の愛するものに対する愛ゆえの頑固さ。こだわりの強さも相当ですが、2024年に入るともっとふわっとした形で、あなたの心の安息が守られます。「自己責任」を強調していた人たちは去り、もっとあなたを守ってくれる人々があらわれるでしょう。1月11日はコミュニケーションのハウスで新月となり、目に見える人々も、目に見えないSNS上の人々もあなたに好意的になってきます。あなたのほうでも、内面の変化を受け入れて。防御的になると、ふたたび故のないバッシングが再発しそう。1月21日には蠍座の支配星・冥王星が約16年ぶりに星座間を移動し、あなたにとっての家庭と安息のハウスに入ります。「本当にほっとできる場所」は、日々形を変えていきますが、そのことを楽しめる自分に驚くでしょう。あなたの安息の場は、遠いところにあるかもしれません。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム: 『ラトル&ベルリン・フィル ザ・ベスト』

射手座(11月23日~12月21日)

順行に転じた水星、金星、そして火星を射手座に迎えた2024年のスタート。火星は1月5日にお隣の山羊座に移動してしまいますが、1月いっぱいは射手座のスピード感、直観的センス、カラフルな未来感覚が大いに人気を集めていきます。2024年はこれまでより、かなりあなたが「生きやすくなる」年で、1月にはすでに画期的なオファーがたくさん舞い込んできそう。射手座が長年守ってきた「道徳心」も、改めて尊敬の目で見られるでしょう。あなたは本当に潔癖で正しかったのです。1月21日に約16年ぶりに冥王星がコミュニケーションのハウスに移動すると、ここから長期的にあなたのネットワークは拡大。世界的なスケールで交友関係が築かれ、狭い場所では認められなかった射手座も、広い世界では大スターになれる時代がやってきます。射手座には職人肌気質もあり、それをこつこつ磨いていけば、必ず「しかるべき場所」へ連れていってもらえます。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム: 児玉桃『メシアン:鳥のカタログ』

山羊座(12月22日~1月19日)

新しい年を迎え、山羊座は次々と未知の局面に遭遇することが増えてきそうです。1月11日にはあなたの星座で新月が起こり、積年の問題を具体的に解決していく位相に入っていきます。「ともに頑張ろう」と二人三脚でやってきた相棒が新しい道を行くことで、あなたのライフスタイルが激変してしまうことも。仕事で付き合う相手も、変わりやすいタイミングです。その根拠にあるのは「お金」というものの意味合いが、個々人によってどんどん変わってくるから。山羊座自身も、今までのような苦労は繰り返したくないと思うかもしれません。1月21日には冥王星が山羊座から抜け、お隣の水瓶座に。2008年に冥王星を迎えてから、激動の月日を経験してきたあなた。ここからは、だいぶ穏やかな日々がやってきそう。そのためにも「自分を酷使しない生き方」を見つけていくことです。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム: ネヴィル・マリナー指揮『ヴォーン・ウィリアムズ:グリーン・スリーブス幻想曲』

水瓶座(1月20日~2月18日)

なにかと浮かばれないことも多かった2023年の水瓶座ですが、新しい年はあなたのもの。年明けは精神面での区切りができて、古い心の傷が癒されたり、過去の忍耐強さが報われたり、いろいろなご褒美が与えられそう。すべては、あなたの心の力が築いてきたことへの報酬です。1月11日は無意識と見えない敵のハウスで新月。隠れていた敵が尻尾を出し、公に裁かれるようなことがあるかもしれません。あなたが何によって妨害され、不利益を被っていたのかもここで発覚しそう。同時に、水瓶座への正当な評価もここから本格的に始まります。そして1月21日には冥王星が水瓶座に入宮。人生の中で、冥王星を自分の星座に迎えることはとても稀な体験ですが、今後約20年にわたって、冥王星はあなたの星座にいて、さまざまなことを経験させてくれます。あなたの発言や生きざまが誰よりも注目され、リスペクトされる時代がやってきます。1月26日には対人関係とパートナーシップのハウスで満月。一対一の関係で、「成就」あるいは「エンディング」が起こりやすい日になるでしょう。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:  アーノンクール指揮『メンデルスゾーン:夏の夜の夢ほか』

魚座(2月19日~3月20日)

魚座の海王星とトラブルの関係にあった火星が穏やかな配置に変わり、新しい年はハッピーなムード。お正月パーティにホリデーのレジャーにと、心湧きたつイベントも多いでしょう。引き続き「厳しい父親星」土星は魚座にいて、長期的に「試練をともなう成長」を求めてきますが、魚座の性格的な柔軟性を活かして、多くの人からアドバイスを得れば乗り越えていけます。一度離れた組織やコミュニティが、ふたたびあなたを迎え入れるということもありそう。以前のあなたとは違う、大人の魅力と迫力を見せていって。1月21日の冥王星のシフトは、魚座にとって主に精神的な影響力を与えてくるでしょう。大きすぎる才能やアーティスティック・センスとともにこの世に生まれてきた魚座。そこにはメンタル面での苦痛や迷いもともなっていたはず。現実とのバランスをとりながらも、あなたの長所はなんとしてでも社会化していかなければなりません。「情緒が不安定であっても、逃げないで自分らしくある」ことをマスターし、仲間とともに繁栄していく道を選んでください。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム: アレクサンドル(ピアノ)&ジャン=ジャック(指揮)・カントロフ『リスト:ピアノ協奏曲第1番&第2番』

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