読みもの
2025.09.01
10月13日(月・祝)彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホールにて、珠玉の作品で編まれた特別プログラム

唯一無二のミラクルヴォイス、ジャルスキーとギターのガルシア~極上デュオが日本初ツアー

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

ⒸJames Bort 

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当代随一の名手として絶大な人気と実力を誇る、フランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーと、数々の国際コンクールを制し、映画『マチネの終わりに』への出演でも話題を呼んだギタリスト、ティボー・ガルシア。ヨーロッパを中心にたびたび共演を重ねる極上デュオによる、日本初ツアーがついに実現する。

二人は2021年に初のジョイント・アルバム『À sa guitare/ギターに寄す』をリリース。ヨーロッパから北南米に至る作曲家や作詞家による400年にもわたる22曲が収められている。その中から今回二人が披露するのも、ジョルダーニ《カーロ・ミオ・ベン》シューベルト《魔王》を含む、バロック歌曲からオペラ・アリア、シャンソン、映画音楽まで、さまざまな時代や国の珠玉の作品で編まれた特別プログラム。

フィリップ・ジャルスキーは、2010年にフランスのヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞で2度目の「年間最優秀オペラ・アーティスト賞」を受賞、ドイツのエコー・クラシック賞「年間最優秀歌手」を受賞するなど、現在もっとも称賛されるカウンターテナーとしての地位を確立している。17世紀イタリアのモンテヴェルディからヘンデル、ヴィヴァルディまでバロック音楽の膨大なレパートリーを誇り、最新の録音はシューベルトの『歌曲集』。

一方、ティボー・ガルシアはスペイン系フランスのギタリスト。16歳でアナ・アマリア・国際ギター・コンクールで優勝以来、いくつもの国際コンクールで優勝を重ねている。世界的に著名なギターフェスティヴァルに数多く招待され、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、モスクワのチャイコフスキー・ホール等で演奏している。

唯一無二のミラクルヴォイス、そして繊細さと洗練が共存するギターの美音を、どんな細やかな表現もつぶさに聴くことができる彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールで楽しめる。この機会をぜひお聴き逃しなく!

公演情報
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー) &ティボー・ガルシア(ギター) デュオ・リサイタル

日時:2025年10月13日(月・祝)14:00開演

(休憩無し/15:20終演予定)

会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演:フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)、ティボー・ガルシア(ギター)

曲目

ジョルダーニ:カーロ・ミオ・ベン
カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
ダウランド:暗闇に私は住みたい
ダウランド:もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ
パーセル:歌劇《ダイドーとイニーアス》より〈ベリンダ、そなたの手を…土の中に横たえられし時〉(ダイドーの嘆き)
モーツァルト:夕べの想い
ロッシーニ:歌劇《タンクレディ》より〈この胸の高鳴りに〉
シューベルト:魔王
バリオス:大聖堂(第1・3楽章)
フォーレ:川のほとりで
バルバラ:美しい九月
ボンファ:『黒いオルフェ』より〈カーニバルの朝〉
レイス:バイーア女の風情
バルガス:単純素朴なものたち
ラミレス:アルフォンシーナと海

*ギター・ソロ
※曲目・曲順は変更になる可能性がございます。

チケット(全席指定):正面席7,000円、バルコニー席6,000円

U-25(バルコニー席対象)3,000円

問合せ :SAFチケットセンター 0570-064-939

(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~18:00)

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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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