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2020.03.18
リモートワーカーや子育て中のかたにも

クラシックの無料ストリーミング配信ガイド【随時更新中】

YouTubeやニコニコ動画などで、クラシック音楽の無料ライブ配信やアーカイブ配信が盛んだ。いち早く無観客上演、ならびに無料ライブ配信を決めたびわ湖ホールや東京交響楽団&ミューザ川崎を皮切りに、続々と登場している国内・海外での配信を山田治生さんがご案内!
※4月15日以降、随時情報を更新しています

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山田治生
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山田治生 音楽評論家

1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...

メイン画像:3月14日に行なわれたミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団「モーツァルト・マチネ」ニコニコ生配信の様子

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貴重な映像が続々と配信!

新型コロナウイルスの感染が広がり、ホールやオペラハウスが閉まり始めた当初は、無観客での演奏のライヴ配信が行なわれていたが、最近は、人が集まること自体を避けるため、ほとんどのオーケストラやオペラ・カンパニーが活動を休止している。

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それでも、オーケストラやオペラハウスは、リモート合奏の動画や過去の映像の配信を続けている。過去の名演や普段目にすることのない珍しいオペラなど、この機会に観ておきたいものが少なくない。

藤原歌劇団公演《ナヴァラの娘》《道化師》

日本オペラ振興会(藤原歌劇団、日本オペラ協会)が「オペラ・デ・ステイホーム」として近年の舞台の映像を配信中。第5弾は、2018年1月、藤原歌劇団による《ナヴァラの娘》と《道化師》のダブル・ビル(二本立て)。

マスネのオペラ《ナヴァラの娘》(1894年初演)は、50分程のヴェリズモ・オペラ。このときのプロダクションが日本初演であった。藤原歌劇団デビューとなった西本真子がヒロインのアニタを熱演。
レオンカヴァッロの《道化師》では、藤田卓也が力のこもったカニオを、佐藤康子が陰りのあるネッダを披露。5月28日まで。

フランクフルト歌劇場「OPER FRANKFURT IN YOUR HOME」

フランクフルト歌劇場では、5月19日(現地)の《ラインの黄金》から順次、ワーグナーの《ニーベルングの指環》四部作を配信している。5月31日(現地)まで。

同歌劇場の音楽総監督であり、読売日本交響楽団常任指揮者として日本でもおなじみのセバスティアン・ヴァイグレが指揮を執っている。演出を手掛けたのは、ブルガリア生まれドイツ育ちの女性演出家、ヴェラ・ネミロヴァ。

クラシックちょい聴き 日本フィル×テレビマンユニオン チャンネル

日本フィルハーモニー交響楽団の動画は、「テレビマンユニオンチャンネル」の「クラシックちょい聴き」の中で紹介されている。
「ちょい聴き」のタイトル通り、交響曲や協奏曲の一つの楽章、小品などが中心だが、2019年のヨーロッパ公演でのピエタリ・インキネン指揮のシベリウス「交響曲第2番」(全曲)や恒例の「夏休みコンサート」のステージ(永峰大輔指揮、スターダンサーズ・バレエ団のバレエあり、約55分間)なども観ることができる。

京都市交響楽団

京都市交響楽団が、4月27日に、公式YouTubeチャンネル「京響チャンネル」を立ち上げた。
現在、楽団創立60周年を記念する広上淳一指揮のマーラー「交響曲第8番《一千人の交響曲》」(2017年3月の定期演奏会)、三ツ橋敬子指揮のドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」(2017年7月のロームミュージックフェスティバル)を観ることができる。

常任指揮者・広上淳一、首席客演指揮者ジョン・アクセルロッドの挨拶も投稿されている。

東京文化会館

「東京文化会館チャンネル」が5月1日にスタートした。
今回配信される、「オペラ夏の祭典2019-20」の《トゥーランドット》は、先日、新国立劇場の「巣ごもりシアター」で公開されたテオリン組ではなく、ウィルソン、ポメロイ、砂川涼子組。

そのほか、ポルトガルのカーザ・ダ・ムジカと東京文化会館のワークショップ・リーダーによる「クラシックであそぼう!」の映像も配信。
今年1月に開催された東京音楽コンクール優勝者&最高位入賞者コンサートからは、テノールの工藤和真とピアノの秋山紗穂の演奏を紹介。それぞれ5月11日まで。

ミラノ・スカラ座

スカラ座では、3月中旬からRAIが収録した近年の30演目(うち4つはバレエ)を順次配信し、それぞれ30日間公開している(最終的には5月20日まで)。

《トゥーランドット》(ベリオ補筆版)、《道化師》(ホセ・クーラ出演)、《コジ・ファン・トゥッテ》(クラウス・グート演出)、《ドン・カルロ》(ダニエレ・ガッティ指揮)、《ドン・パスクァーレ》(リッカルド・シャイー指揮)、《アンドレア・シェニエ》(アンナ・ネトレプコ出演)、《フィガロの結婚》(ディアナ・ダムラウ出演)、《シモン・ボッカネグラ》(プラシド・ドミンゴ出演)、《ルーチョ・シッラ》(マルク・ミンコフスキ指揮)など見ものが満載。

サントリーホール ENJOY! MUSIC プログラム【2020特別編】

サントリーホールは、音楽教育活動にも取り組み、ENJOYMUSICプログラムを展開している。現在、コロナ禍にともない、家族で楽しめる動画を配信。

なかでも、大野和士が指揮&お話を務める「港区&サントリーホール ENJOYMUSICプログラム」は見もの。「声のひびきを楽しもう」の回では、港区の小学4年生の子どもたちが東京都交響楽団とともにベートーヴェン「第九」の「歓喜の歌」を歌う。

そのほか、サントリーホール常連のウィーン・フィルやウィーン・フォルクスオーパー交響楽団のリモート合奏の動画も紹介。

東京都交響楽団

東京都交響楽団は、3月に都響スペシャル「春休みの贈り物」として、音楽監督・大野和士の指揮で「長く愛される名曲を《みんなで歌おう!》」(「さんぽ」や「ビリーブ」など)と、「オーケストラ名曲集《癒しの音楽》」(《モルダウ》など)の2つのプログラムをセッション録音し(演奏が素晴らしい!)、その動画を現在も配信している。

そのほか、以前に小中学校生の音楽鑑賞教室の事前学習用につくられた「探検!発見!オーケストラのヒ・ミ・ツ」の映像を配信。

また、過去の録音を「都響ラジオ」として公開開始。歴代指揮者シリーズ第1回は、森正、渡邉暁雄、モーシェ・アツモン。

おうちで楽しむ水戸芸術館

小澤征爾が館長を務める水戸芸術館が4月21日から「おうちで楽しむ水戸芸術館」として動画を配信している。

音楽分野の第1弾は、今年2月の水戸室内管弦楽団創立30周年記念コンサートから、指揮者なしでのメンデルスゾーンの交響曲第4番《イタリア》など。
4月29日からは、第2弾として、2017年の水戸室内管弦楽団の演奏会から、小澤征爾(第3、第4楽章)&ラデク・バボラーク(第1、第2楽章)指揮によるベートーヴェンの「第九」が配信される。

そして、5月2日からは、ホールの座付きのアンサンブルである「新ダヴィッド同盟」第1回演奏会から、シューマンのピアノ五重奏曲(小菅優、庄司紗矢香、佐藤俊介、磯村和英、石坂団十郎)の映像も加わる。

※上記はいずれも配信終了。引き続き、音楽分野では「水戸芸術館サウンド・ライブラリー」と題して、国内外で活躍する名手が集う専属楽団「水戸室内管弦楽団」や「新ダヴィッド同盟」による公演が楽しめる

新国立劇場「巣ごもりシアター」

4月10日から配信の始まった、新国立劇場の「巣ごもりシアター」。《魔笛》、《トゥーランドット》を経て、4月24日(金)からは、昨年10月に上演されたチャイコフスキーの《エウゲニ・オネーギン》が始まる。

演劇界に大きな足跡を残したスタニスラフスキーへのオマージュであり、現代化でもある、モスクワ・ヘリコン・オペラ芸術監督のドミトリー・ベルトマン演出の舞台は、見どころ満載。エフゲニア・ムラーヴェワのタチアナが素晴らしい(5月1日まで)。

読売日本交響楽団

読売日本交響楽団は、4月17日から5月10日まで、動画配信サイト「Hulu」で過去の公演を全曲ノーカットで無料配信。とりわけ、シルヴァン・カンブルランの常任指揮者退任公演となった、シェーンベルクの大作《グレの歌》(2019年)は見もの。

そのほか、サッシャ・ゲッツェル指揮のベートーヴェン「交響曲第9番」(2017年)、マッシモ・ザネッティ指揮のベートーヴェン「交響曲第9番」(2018年)、沼尻竜典指揮のR.シュトラウス《アルプス交響曲》(2018年)がある。

ハンブルク州立歌劇場

ハンブルク州立歌劇場は、過去の歴史的な映像を公開。1968年制作のベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》(テレビ用の映像と思われる)では、アニア・シリア、ルチア・ポップ、テオ・アダムらの往年の名歌手が出演(5月4日まで)。

また、先日亡くなったペンデレツキのオペラ《ルダンの悪魔》も配信中(4月27日まで)。1969年にハンブルク州立歌劇場で世界初演されたあと、スタジオで制作された映像。17世紀のフランスの司祭や修道院長の話だが、音楽は前衛的で強烈だ。

英国ロイヤル・オペラ

ロンドンのロイヤル・オペラは、4月25日からブリテンのオペラ《グロリアーナ》を配信。

1953年に、ブリテンがエリザベス2世の戴冠を祝して書き上げたオペラ。エリザベス1世の恋愛が描かれている。ブリテンの生誕100周年を記念して制作された、2013年のリチャード・ジョーンズ演出の舞台。これは貴重な映像といえるだろう。

モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)

モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)は「ヴァーチャル・シーズン2」として、5月17日まで、過去の舞台を一挙配信している。

第2弾の今回は、《ポント王のミトリダーテ》、《カルメル派修道女の対話》、《ホフマン物語》、《蝶々夫人》、《マクベス》、Boesmansの《Au Monde》、Moodyの《PUSH》。

アンドルー・ロイド・ウェッバーのミュージカル

The Shows Must Go Onでは、毎週末(48時間)、ロイド・ウェッバーのミュージカルを順次、無料配信している。

『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』、『ジーザス・クライスト・スーパースター』、『オペラ座の怪人』に続く第4弾は、『オペラ座の怪人』の続編である『ラヴ・ネヴァー・ダイズ』(4月25日午前3時から)。

リモート合奏動画

オーケストラのテレワークとして、リモート合奏の動画がいろいろ作られている。その代表的なものを紹介する。

ウィーン・フィルの「魔笛」序曲。

We keep on playing!

Like so many other orchestras, we have had to postpone some of our concerts and as a measure of health, we are currently separated. This won't stop our passion for playing together and bringing beautiful music to the world. Catch a glimpse of how practicing at home looks like for us and enjoy Mozart's Overture from his famous opera 'Die Zauberflöte' (The Magic Flute).Listen to the piece in full length here: https://bit.ly/2wH6GgK

Vienna Philharmonic / Wiener Philharmonikerさんの投稿 2020年3月26日木曜日

再生が100万回を超えた新日本フィルの「パプリカ」。

 

ラヴェルの《ボレロ》の聴き比べも面白い。

ニューヨーク・フィルハーモニック

音楽監督ジョナサン・ノットの挨拶で始まるスイス・ロマンド管弦楽団

フランス国立管弦楽団

SWR(南西ドイツ放送)交響楽団首席トロンボーン奏者・清水真弓の「独りボレロ」

 

※以下は4月15日に更新した情報です。配信が終了しているものもあります。

『東京交響楽団 Live From Muza!』再放送!

東京交響楽団が初めての無観客コンサートの生配信を行なった38日の公演「名曲全集第155 回」が、「ニコニコネ ット超会議2020」内のプログラムとして4月18日(土)14 時に再放送される。

大友直人の指揮で、ラヴェルのピアノ協奏曲(ピアノ独奏:黒沼香恋)、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」(オルガン独奏:大木麻理)、ほかというプログラム。ミューザ川崎シンフォニーホールの誇る、オルガンの響きが聴きもの。

無料配信ではあるが、新型コロナウイルス感染予防のために活動休止を余儀なくされている東響を応援するためのギフト(投げ銭)機能も付与される。

ザルツブルク復活祭音楽祭

毎年、イースターの頃に開催されているザルツブルク復活祭音楽祭。今年はキャンセルされたため、音楽祭期間中に過去の映像を順次、無料配信。

《ワルキューレ》《オテロ》《カヴァレリア・ルスティカーナ》《道化師》《アラベラ》と続き、現在は、ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン、ミハエル・シュルツ演出《パルジファル》(4月16日19時まで)。

オランダ国立オペラ

オランダ国内のオーケストラが持ち回りでピットに入るオランダ国立オペラ。イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ピエール・アウディ演出《パルジファル》(4月17日21時まで)、ローレンス・レネス指揮オランダ・フィル、リチャード・ジョーンズ演出《利口な女狐の物語》(4月19日21時まで)。

今後、《トスカ》も配信される(4月19日午前2時から)。

パリ・オペラ座

パリ・オペラ座では、バレエ《ジェローム・ロビンズ讃》の映像を配信している。『ウエスト・サイド・ストーリー』の振付で知られるジェローム・ロビンズの生誕100周年を記念した2018年の公演。バーンスタインの《ファンシー・フリー》、フィリップ・グラスの音楽を集めた《グラス・ピーシズ》など。

そのほか、オペラではモーツァルト11歳の作である《バスティアンとバスティエンヌ》を、コンサートでは音楽監督フィリップ・ジョルダンの指揮によるチャイコフスキー交響曲全曲などを視聴できる。

ベルリン・コーミッシェ・オーパー

総支配人、兼首席演出家であるバリー・コスキーが自らピアノを弾き、女優・歌手のカタリーネ・メアリングとクルト・ワイルの「セプテンバー・ソング」など3曲を披露。コスキーが無観客のオペラハウスから語りかける(当劇場衣裳部の作ったマスクも紹介)。

そのほか、コスキー演出《利口な女狐の物語》、同じくコスキー演出でヴァインベルガーのオペレッタ《春の嵐》(1933年初演。満州での日本人スパイのおはなし)などを見ることができる。

今後、《ラ・ボエーム》、《エフゲニー・オネーギン》も配信予定。

 

※以下、公開時の情報です。配信が終了しているものもあります。

サントリーホール

サントリーホールは、3月19日12時15分から12時45分まで無観客の「オルガンプロムナードコンサート」をライブ配信。演奏は冨田真希。

曲はバッハの「前奏曲とフーガ」ハ長調 BWV545、レスピーギの「バッハのコラール『我がことを神にゆだねり』による前奏曲 イ短調」、ミッデルシュルテの「パッサカリア」ニ短調。

大阪フィルハーモニー交響楽団

大阪フィルは、3月19日19時からフェスティバルホールにおいて無観客で開催する定期演奏会をライブ配信する。

井上道義が、ハイドンの交響曲第2番、モーツァルトの交響曲第5番、ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲と「春の祭典」という凝ったプログラムを披露。

ヴァイオリン独奏は、ムジカエテルナの来日公演でコンサートマスターを務めたアイレン・プリッチン。

東京交響楽団

7万人以上がライブ配信で視聴した、3月14日のミューザ川崎シンフォニーホールでの東京交響楽団の「モーツァルト・マチネ」。現在もインターネット上で見ることができる。

指揮は原田慶太楼。モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、ピアノ協奏曲第13番(独奏:金子三勇士)、ほか。アンコールの「上を向いて歩こう」に涙。

 

バッハ・コレギウム・ジャパン

鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)は、この3月のヨーロッパ・ツアー中に、公演が次々と中止になってしまったが、ケルンのフィルハーモニーホールの尽力によって、無観客での「ヨハネ受難曲」の演奏を残すことができた。

ライブでも配信されたが、現在も視聴可能。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

インターネット配信にもっと熱心に取り組んできたベルリン・フィルは、「デジタル・コンサートホール」で3月31日までにクーポンコードを登録すると、すべてのコンテンツ(過去の公演を含む)を無料で観ることができる(通常は有料:1ヵ月14.9ユーロ、1年間149ユーロ)。

新芸術監督、キリル・ペトレンコとの最新の演奏会も楽しめる。無観客で行なわれた先日のラトルのバルトーク「オーケストラのための協奏曲」も近日中に視聴可能となる。

ウィーン国立歌劇場

ウィーン国立歌劇場は、休演の間、上演されるはずであったオペラの演目——ベヒトルフ演出の《ニーベルングの指環》全曲、《トスカ》ほかを、その当日に無料配信。

そのほか過去の《ファルスタッフ》、エトヴェシュ《三人姉妹》、《チェネレントラ》、《フィガロの結婚》、《影のない女」などの動画も日替わりで配信する。

ottava tvでも視聴できる

メトロポリタン・オペラ

日本のファンにもライブビューイングでおなじみ、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ。

休演にともない「Nightly Met Opera Streams」を立ち上げ、《カルメン》や《ラ・ボエーム》、《イル・トロヴァトーレ》、《椿姫》、《連隊の娘》、《ランメルモールのルチア》、《エフゲニー・オネーギン》など、過去の動画を日替わりで無料配信。

また、有料会員になれば、過去のすべてのライブビューイングの動画を見ることができる。

ベルリン州立歌劇場

ベルリン州立歌劇場も、休演中は、無料動画を日替わりで配信。

バレンボイム指揮で、《マノン》、《トリスタンとイゾルデ》、《カルメン》、《メデア》、《ファルスタッフ》、《マクベス》、《イル・トロヴァトーレ》、ベートーヴェン《第九》、ブラームス交響曲全曲、ブルックナー交響曲第4番~第9番、《白鳥の湖》。
メータ指揮で《ばらの騎士》、ラトル指揮で《イポリートとアリシ》、ドゥダメル指揮で《フィガロの結婚》など。

バイエルン州立歌劇場

ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場も、休演中、動画を無料配信。

現在は、今年2月に上演されたバルトークの《ユディット》(オーケストラのための協奏曲と「青ひげ公の城」による)と2013年収録の《イル・トロヴァトーレ》が2週間、オンデマンドで視聴できる。

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山田治生 音楽評論家

1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...

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