2025.10.08
名曲解説100
30秒でわかるJ.シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》
J.シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》について30秒で丸わかり♪
ヨハン・シュトラウス2世(1825~99)は、ウィンナ・ワルツの黄金時代を築くとともに、おびただしい数のポルカも作曲して、このジャンルでも多くの名品を残しています。
ポルカは2拍子の舞曲で、もともとはチェコに起こりましたが、ウィーンでは独特のウィンナ・ポルカが流行し、シュトラウスはその発展に多大な役割を果たしました。急速なテンポによるポルカ・シュネル、比較的緩やかなテンポのポルカ・フランセーズ、マズルカ風の特徴を取り入れたポルカ・マズルカなどの種類があります。
《雷鳴と稲妻》はポルカ・シュネルに属するもので、題名のとおり、雷のとどろきと稲妻の光を描いた曲です。雷を描写する音楽は、古くはバロック時代からさまざまな作曲家が書いており、それらは嵐の脅威を表現したものがほとんどでした。
しかし、ヨハン・シュトラウスのこのポルカは、まさにポルカらしく、いかにも明るく快活な楽しい曲となっており、その音描写には彼の優れたセンスが発揮されています。
J.シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》
作曲年:1868年
演奏時間:約3分
編成:ピッコロ1、フルート1、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ1、小太鼓、大太鼓、シンバル、弦5部
関連記事
名曲解説100
2025.10.08
30秒でわかるJ.シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》
2025.10.08
30秒でわかるクライスラー:美しきロスマリン
2025.10.08
30秒でわかるドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
2025.10.08
30秒でわかるショパン:ピアノ協奏曲第1番
2025.10.08
30秒でわかるショパン:即興曲第4番《幻想即興曲》
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.10.08
30秒でわかるJ.シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》
2025.10.08
30秒でわかるクライスラー:美しきロスマリン
2025.10.08
30秒でわかるドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
2025.10.08
30秒でわかるショパン:ピアノ協奏曲第1番
2025.10.08
30秒でわかるショパン:即興曲第4番《幻想即興曲》
2025.10.07
ステージプラスでウィーン国立歌劇場《フィガロの結婚》の配信映像が無料公開!
2025.10.06
「モーツァルトの再来」! 作曲もこなす16歳の天才ピアニスト ツォトネ・ゼジニゼ...
2025.10.06
「コンテスタントの感情を写し出したい」ショパンコンクール公式カメラマンにインタビ...