読みもの
2025.02.20

今週の音楽家の名言【ピアニスト・亀井聖矢】

Webマガジン「ONTOMO」でインタビューをした音楽家の記事から、心に響く名言をお届けします。今週はピアニスト・亀井聖矢さんの名言をどうぞ。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

自分の作り出す音を聴き、その音楽に自分の心を動かし、そこへお客さまを連れてループに入っていく状態が良いゾーンに入っている時だと思うのです。

――「ONTOMO」2022.12.30 インタビューより
亀井聖矢インタビュー~その音楽の磁力と類いまれな技巧が生み出される秘密が知りたい

2022年、亀井聖矢さんの20歳最後となった、記念すべきインタビュー。
練習方法、演奏に込めた想い、ご自身の性格など、素直な言葉で語られ、亀井さんが日々考えていることを垣間見ることができます。

コンサートでの演奏は、聴きに来ている人を置き去りにしない、亀井さんらしい「ゾーン」についての表現が印象的でした。

自身の音楽に没入しながらも、観客を巻き込み、共にその世界へ入っていく――亀井さんの演奏には、圧倒的な集中力と、聴衆との一体感を生み出す力があります。

インタビューでは、どのような瞬間に「ゾーン」に入ると感じるのか、その状態を意識的に作り出すための工夫についても語られています。また、亀井さんの音楽の特長である、類いまれな技巧と豊かな表現力がどのように磨かれてきたのか、その秘密にも迫る内容となっています。

このインタビューを読むことで、亀井さんの音楽への情熱や演奏に対する姿勢がより深く理解でき、亀井さんの音楽をさらに楽しめるようになるでしょう。

亀井聖矢(かめい・まさや)

022年、ロン=ティボー国際音楽コンクールにて第1位を受賞。併せて「聴衆賞」「評論家賞」の2つの特別賞を受賞。
2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。2019年、第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。同年、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。2022年、マリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位受賞。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー・ブダペスト交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団などと共演。「情熱大陸」「世界一受けたい授業」「日曜日の初耳学」「題名のない音楽会」などメディア出演も多数。
愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学し、2023年3月に同大学を首席で卒業。2023年には、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、出光音楽賞、岐阜県芸術文化奨励賞、愛知県芸術文化選奨文化新人賞を受賞。2023年度日本ショパン協会賞受賞。2021~2022年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。第51回公益財団法人江副記念リクルート財団奨学生。2023年度江崎スカラシップ奨学生。現在、カールスルーエ音楽大学、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍中。これまでに、青木真由子、杉浦日出夫、上野久子、岡本美智子、長谷正一、児玉桃の各氏に師事。作曲を鈴木輝昭氏に師事。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ