読みもの
2021.06.18
「音楽の友」7月号特集コラボ:理香りんの「ショパンというもの」

歌、レガート、ルバートとは? ピアニスト宮谷理香がショパンの演奏法を動画で解説!

企画
音楽の友 編集部
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音楽の友 編集部 月刊誌

1941年12月創刊。音楽之友社の看板雑誌「音楽の友」を毎月刊行しています。“音楽の深層を知り、音楽家の本音を聞く”がモットー。今月号のコンテンツはこちらバックナンバ...

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月刊誌「音楽の友」7月号(2021年6月18日発売)の特集は、「『ショパン』というもの——ピアノの詩人に改めて迫る」! きたるショパン国際ピアノコンクールに備えて、改めてショパンについて理解を深めるべく、優勝者3名のインタビューや、ショパンの生涯と作品の解説などを掲載している。

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なかでも、ピアニストの宮谷理香が語っている記事「ショパンの『歌』と『レガート』」には、ショパン演奏における重要なエッセンスが詰まったノクターンの表現方法や、レガートルバートといった奏法について、弾き手にも聴き手にも役立つ具体的な指南が盛りだくさん。1995年に開催された第15回ショパン国際ピアノコンクールで第5位に入賞した宮谷による言葉から、ぜひ「ショパンらしさ」とは何か、感じ取りたい。

宮谷理香(みやたに・りか)
石川県生まれ。1995年ショパン国際ピアノコンクール第5位入賞。1996年のデビュー以来25年間、1000回を超える活発な演奏活動を展開。ソロ活動のほか、デュオやトリオのユニットとしても活動。テレビ、ラジオ出演や執筆のほか、日生劇場制作の音楽劇にも度々出演し、多彩な才能を発揮。録音の評価も高く、直近の CD14枚は連続で「レコード芸術」特選盤。曲種を鮮やかに生かす第一級のピアニズムと作品への非凡な親和力、気品と洗練の歌心で高い芸術性をもたらす。
©️Akira Muto

YouTubeのONTOMOチャンネルでは特別に、宮谷本人が演奏しながら解説する動画を公開している。

ノクターンやワルツ、前奏曲などのショパンの代表曲を例に、手首の動きや呼吸について、具体的にショパン演奏について解説。「レガートは指でつなげる」「ルバートは決められた枠のなかでも自由」などのポイントを、実演を聴きながら確かめることができる。

宮谷理香がピアノで解説! 理香りんの「ショパンというもの」動画

ショパンを演奏する際の参考に、またはお好みのショパン演奏を見つけるときのヒントに、ご活用いただきたい。

宮谷理香さんの公演情報
ショパン国際ピアノコンクール入賞25周年&デビュー25周年記念 宮谷理香ピアノリサイタル~未来への前奏曲~

日時: 2021年10月17日(日)14:00開演

会場: 東京文化会館小ホール

曲目: J.S.バッハ、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、ドビュッシー、ショパン等の前奏曲

問い合わせ: コンサートイマジン Tel.03-3235-3777

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