音楽ことばトリビア ~ドイツ語編~ Vol.12

響き ~ピアノデュオ ドゥオールの音楽ことばトリビア ドイツ語編~

読みもの
2019.06.05

2004年にドイツで結成以来、ピアノデュオ(連弾・2台ピアノ)ドゥオールとして大活躍の白水芳枝さんと藤井隆史さんに聞くドイツ語のあれこれ。2人でひとつの音楽を紡ぐお二人が留学以来大切にしている言葉とは......?

この記事をシェアする
イラスト:本間ちひろ
ピアノデュオ ドゥオール
ピアノデュオ ドゥオール
ピアノデュオ ドゥオール
〜ドゥオール〜 2人が解き放つ 光のハーモニー   藤井隆史: 東京藝術大学大学院修了。文化庁及びDAAD特別奨学生としてドイツ・マンハイム音楽大学大学院に学び、国家...

klang

クラング

響き

藤井: klangは、今でもよく考える、とても大切にしている言葉。

白水: klangは「音」「響き」「サウンド」、farbe(ファルベ・色)を続けてklangfarbe(音色)もよく使うね。「klangはどうだった? klangを聴きなさい」って先生によく言われたね。

藤井: ton(トーン)も音という意味だけど、klangは音楽的な意味合いが深い気がする。住んでいた部屋から聴こえてくる教会の鐘の音にはklangを感じた。ちなみに、騒音はGeräusch(ゲロイシュ)だったね。

音には色々なfarbeがあるわけだけど、それは「長調は明るい」「短調は暗い」という単純なものじゃなくて、もっと精神的なところに繋がっている気がする。

白水: たとえばheiter(ハイター)という言葉。heiterは「明るい」「朗らか」という意味だけど、底抜けの明るさを表現するわけではなくて、出すklangfarbeを考え、どのようにheiterなのか想像して演奏しないといけない。

藤井: シューベルトのheiterは心が病んだ感じ。ベートーヴェンは心に何か引っかかっていても舞台の上ではheiterに振舞う、みたいな。 そんなことを考えることが、音楽には大切なんじゃないかな。

そしてもちろん、連弾や2台ピアノの演奏では二人の間にあるklangをよく聴くことがとっても大切だよね。

ピアノデュオ ドゥオール 藤井隆史 & 白水芳枝
ベートーヴェン/F.リスト: 2台ピアノ版: 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」より第4楽章

ドゥオール 出演情報
ピアノデュオ はじめのいっぽ ~ピアノデュオの楽しさを体験!~

ドゥオール デュオセミナー 関連企画
ピアノデュオ はじめのいっぽ
~ピアノデュオの楽しさを体験!~

場所: 彩の国さいたま芸術劇場 大練習室
日時: 2019年7月28日(日)14:00~15:30
定員:  約40名
対象/受講料:  5才以上 500円

 

♪ピアノデュオってどんなもの?
2人のピアニストが息を合わせて奏でる「ピアノデュオ」。 ピアノ・ソロ とはどんなところが違うのでしょう。 ドゥオールの 2人が、その世界をご案内します。

 

♪ピアノデュオを聴いてみよう!
ピアノデュオの迫力ある演奏を間近に聴いてみよう!そして感じたことを色で表したり、一緒に身体を動かしたりしてみよう!

 

♪ピアノデュオを体験してみよう!(希望者)
簡単なピアノデュオの曲を、ドゥールと一緒に演奏してみませんか。ご希望の方は課題曲(下記参照)を練習してきてください。
※ご希望の人数により、参加者を抽選で決めさせていただく場合がございます

 

申込み方法: 

メール又は往復ハガキの往信面に
①郵便番号 ②住所 ③氏名 (ふりがな)④年齢 ⑤電話番号 ⑥FAX 番号 ⑦メールアドレス ⑧デュオ体験希望の有無(有の場合は課題曲)
◆課題曲 (ブルグミュラー《25の練習曲》より任意の1曲/ショパン《小犬ワルツ》のいずれか
⑨受講希望者がお子さまの場合、付添受講希望者名をご記入の上、彩の国さいたま芸術劇場事業部「ピアノデュオ はじめのいっぽ 」係 まで申し込み。

メール宛先:  music@saf.or.jp
ハガキ宛先:  〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15 -1
申込締切: 2019年 6月20日(木)必着 

お問い合わせ:
彩の国さいたま芸術劇場 048-858-5506(音楽担当)

ツイートする
シェアする

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ