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2026.04.06
展覧会「再訪 日本の映画ポスター芸術」

横尾忠則、和田誠ら映画芸術に革新を与えた新世代のデザイナーたち

横尾忠則『新宿泥棒日記』(1968年/日本/大島渚監督) 国立映画アーカイブ所蔵

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4月7日から7月26日にかけて、国立映画アーカイブ展覧会「再訪 日本の映画ポスター芸術」が開催される。この展覧会は、2012年に国立映画アーカイブが主催した「日本の映画ポスター芸術」展をもとに、さらに新たな収蔵品も加わって、1960年代から1980年代に制作された90点以上のポスターが展示される。

1960年代は、日本におけるグラフィックデザインが革新の時を迎えた時代。この時代からフォーカスし、映画への強い関心を抱いた粟津潔、横尾忠則、和田誠ら新世代のグラフィックデザイナーのポスターを見ることができる。

音楽と関連が深い映画

この展覧会は全4章に分かれており、第2章「新世代のデザイナーたち―1960年代」では、武満徹が勅使河原宏、篠田正浩両監督のために音楽を提供した『おとし穴』『他人の顔』『利休』(以上、勅使河原宏)、『心中天網島』(篠田正浩)などのポスターが出品されている。

また、第3章「ATG(日本アート・シアター・ギルド)の衝撃」では、松村禎三が音楽を担当した『とべない沈黙』(黒木和雄監督)のポスターが登場する。

そのほか、オッフェンバックのオペラを映画化したオペラ映画『ホフマン物語』、サラサーテの同名のヴァイオリン作品が印象的な『ツィゴイネルワイゼン』、ギター曲「愛のロマンス」が世界的ヒットとなった『禁じられた遊び』をはじめ、「カーニヴァルの朝」などの名曲によってボサノヴァが世界的に広まった『黒いオルフェ』、ミシェル・ルグランの代表作であるミュージカル映画『シェルブールの雨傘』、セリフが一切なくフィリップ・グラスのミニマル・ミュージックと映像で構成される『コヤニスカッティ』、ワーグナーの《ワルキューレの騎行》が劇的に使用された『地獄の黙示録』、戦後の日本におけるジャズ文化が描かれた『嵐を呼ぶ男』、現代の映画音楽の基礎を作ったといわれる『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』など、音楽が印象的な映画作品のポスターも一挙に展示される。

開催概要
再訪 日本の映画ポスター芸術

会期:2026年4月7日(火)~7月26日(日)
休室日 月曜日、5月12日(火)~17(日)、5月26日(火)~31日(日)
開室時間 11:00~18:30(入室は18時まで)
※4月24日、6月26日の金曜日は20時まで開室(入室は19:30まで)

会場:国立映画アーカイブ 展示室

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