バイエルン放送響がゴーティエ・カプソンのチェロ協奏曲やR.シュトラウス作品を配信!
バイエルン放送交響楽団による10月7日の演奏会が、無料ライブ配信される。この演奏会では、32歳の女性指揮者、マリー・ジャコーが初共演。チェリストのゴーティエ・カプソンをソリストに迎えてのエルガーのチェロ協奏曲のほか、デイビッド・ホーンの「The Turn of the Tide」とリヒャルト・シュトラウスの交響曲第2番が演奏される。
現在、デュッセルドルフを本拠地とするライン・ドイツ・オペラで首席指揮者を務めるジャコーは、フランス出身で、パリでトロンボーンを学んだのちに、ウィーンとワイマールで指揮者として研鑽を積んだ。今回のプログラムについて、以下のようにコメントしている。
リヒャルト・シュトラウスの交響曲第2番は、若く希望にあふれた時期に作曲されました。才能にあふれる生徒として、巧みな作曲技術を披露したいと期待に胸を膨らませていたでしょう。でも、冷静な実験的試みも見られます。のちに《アルプス交響曲》で用いるアイデアが含まれているのです。伝統に囚われすぎずに、うまく取り入れて尊重している、完璧な成功例だと思います。
シュトラウスの交響曲の前は、スコットランド出身の作曲家、デイビッド・ホーンによる「The Turn of the Tide」と、イギリスロマン主義を代表するエドワード・エルガーのチェロ協奏曲によってカラフルに彩られます。ゴーティエ・カプソンという素晴らしいチェリストと共演する機会です。このコンサートが私のバイエルン放送交響楽団デビューとなり、大変光栄に思います。
配信されるコンサートの詳細は以下の通り。
日時: 2022年10月8日(土)早朝4時~(日本時間)
出演: マリー・ジャコー(指揮)、ゴーティエ・カプソン(チェロ)、バイエルン放送交響楽団(管弦楽)
プログラム: デイビッド・ホーン/「The Turn of the Tide」、エルガー/チェロ協奏曲、リヒャルト・シュトラウス/交響曲第2番
詳細はバイエルン放送交響楽団ホームページをご覧ください(英語)。
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