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2021.03.11
京都まちじゅうアートプロジェクトが参加者募集中!

二条城から音楽学者・岡田暁生がジャズピアニストと届ける演奏も聴ける「光冠茶会」

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新型コロナウイルス感染症拡大の影響により活動の機会が失われた芸術家に発表・活躍の場を提供し、京都市内各地で文化芸術の魅力を発信するための京都まちじゅうアートプロジェクトの一環として、「光冠茶会(ころなちゃかい)」が開催される。

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京都の名所から席主10名による多彩な茶会をオンラインで配信。参加者には、事前に席主が選んだお茶やお菓子を詰め合わせた茶箱が届き、ライブ配信を視聴して茶会を楽しむことができる。これまでに、歌舞伎俳優・中村壱太郎によるトークと舞踊の披露や、劇作家・神里雄大によるオンライン・マテ茶会など、多彩な茶会が開催されてきた。

次回3月24日(水)14時からは、音楽学者・岡田暁生ジャズピアニストのフィリップ・ストレンジの演奏とともに、「あなたのメロディが名曲に」と題して、ジャズの即興演奏について解説する。配信会場は二条城の香雲亭の美しい庭園。参加者は、事前に3つか4つの音でできたメロディの断片をメールにて送る。どうアレンジされるのかお楽しみに。

岡田暁生
1960年京都生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は音楽学。著書に『〈作曲家◎人と作品〉リヒャルト・シュトラウス』(音楽之友社)、『楽都ウィーンの光と陰』(小学館)、『「クラシック音楽」はいつ終わったのか?』(人文書院)、『音楽の聴き方』(中公新書、第19回吉田秀和賞)、『ピアニストになりたい』(春秋社、平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『西洋音楽史』(中公新書)、『オペラの運命』(中公新書、第23回サントリー学芸賞)、『すごいジャズには理由がある』(アルテスパブリッシング)などがある。『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』(NHK)など、テレビ出演も多数。コロナ下の音楽を論じた近刊『音楽の危機』(中公新書)が話題を呼んでいる。
フィリップ・ストレンジ
1960年テキサス生まれ。グレン・ミラー・オーケストラのメンバーとして1988年に初来日、10年間甲陽音楽院(神戸)で教鞭をとった後、1999年より奨学金給費特別研究員としてマイアミ大学に招かれる。

2003年にキース・ジャレットの即興についての論文で博士号を得る。2005年までマイアミ大学講師(ジャズ・ピアノ)。マイアミ時代にはダウンビート誌よりBest Instrumental Jazz Solist (2002, 2003)、Best Jazz Original Composition (2002)、Best Jazz Instrumental Group (2001)を受賞。クレア・フィッシャー、ヴィンス・マッジョらに師事。ジョー・ヘンダーソン、ルー・タバキン、デーブ・ホランド、ピーター・アースキン、マーク・ジョンソン、ジェームス・ムーディー、ケビン・マホガニーらと共演。リリースCD多数。

参加費は、生配信を視聴する場合は2,500円(茶箱付き)、アーカイブの視聴は1,000円。チケットの購入はこちらから。

アーカイブは4月24日まで視聴することができる。

光冠茶会「あなたのメロディが名曲 に」
配信情報
光冠茶会「あなたのメロディが名曲 に」

日時: 2021年3月24日(水)14:00〜

出演: 岡田暁生(音楽学者)、フィリップ・ストレンジ(ジャズピアニスト)

参加費: 2,500円(アーカイブの視聴は1,000円)

申込締切: 2021年3月12日(金)

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