音楽と落語が楽しめる! 東京文化会館の人気シリーズ「創遊・楽落らいぶ」が通算60回目に
東京文化会館が、落語芸術協会とともに主催するシリーズ企画「創遊・楽落らいぶ」。毎回様々な音楽家と落語家のコラボレーションにより、音楽と落語の新たな魅力を発信し続けており、今回で記念すべき60回目の開催になります。
第1部のミニコンサートでは、2人のミュージシャンがコラボレーション。バンドネオンとチェロのセッションが繰り広げられます。
バンドネオンを担当するのは、啼鵬。バンドネオン奏者として、須川展也、葉加瀬太郎などのツアーに参加、ポルノグラフィティなどをサポートし、2002年には武満徹の唯一のバンドネオン作品「Cross Talk」を再演、CDもリリースされています。ソリストとしても、札幌交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、陸上自衛隊北部方面音楽隊、海上自衛隊呉音楽隊などと共演。現在は、音楽監督を務めるタンゴ・ユニット「トリアングロ」「A.R.C.」「TANGO OGNAT」等で活動しています。
チェロを担当するのは、リカルド・カリア。イタリア・サルデーニャ州生まれで、パレストリーナ音楽院を終了後、ハンガリー国立リスト音楽院で研鑽を積み、ローマ交響楽団を経て、ローマ歌劇場オーケストラのチェロ奏者として10年に亘り演奏。オーケストラや室内楽の演奏で世界各地を訪れ、ザルツブルグ音楽祭など各地の音楽祭に出演しています。
第2部は落語と音楽のコラボレーション。
落語を担当するのは、真打 春風亭傳枝。演⽬は、赤螺屋の主人・ケチ兵衛が、3人の息子たちと、とんちんかんな問答を繰り広げる「⽚棒」。ケチ兵衛は、3人の息子のうちひとりに店の経営と資産を譲ろうと思い立ち、3人の金銭感覚を試すために「もし私が明日にでも目をつむったら、後の始末(葬式)はどうするつもりか聞かせてもらいたい」とそれぞれに質問するが、的外れな回答をされるという、にぎやかな噺。
ぜひ、60回の節目を迎える人気シリーズで、音楽家と落語家のコラボレーションを堪能してみてください!
日時:2022年1月20日(木)11:00~12:00(10:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
落語:春⾵亭傳枝
演奏:啼鵬 (バンドネオン)、リカルド・カリア(チェロ)
第1部:ミニコンサート
第2部:落語と音楽のコラボレーション 演⽬︓「⽚棒」
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