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2021.06.10
彩の国さいたま芸術劇場「オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”」

「大塚直哉レクチャー・コンサート」でバッハをオルガン、チェンバロと映像で堪能!

彩の国さいたま芸術劇場「大塚直哉レクチャー・コンサート」過去公演の様子
photo:横田敦史

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彩の国さいたま芸術劇場は7月11日(日) 、「大塚直哉レクチャー・コンサート オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”」シリーズの「Vol.6 聴くバッハ、そして観るバッハ」を開催する。

演奏とお話は、彩の国さいたま芸術劇場のオルガン事業アドヴァイザーの大塚直哉。ソリスト・通奏低音奏者として第一線で活躍する一方、古い時代の鍵盤楽器に初めて触れる人のためのワークショップなどでも定評がある。ゲストには、音楽を視覚化する作品で注目を集める気鋭の映像作家・大西景太を迎える。

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「大塚直哉レクチャー・コンサート」は、小型パイプオルガン「ポジティフ・オルガン」を活用し、わかりやすい解説とともにオルガン音楽や古楽の魅力を紹介していくコンサート・シリーズ。2018年からは、「鍵盤楽器」を意味する「クラヴィーア」の曲集として作曲されたバッハの《平均律クラヴィーア曲集》に焦点をあてている。いまだに謎が多く、どの「鍵盤楽器」のために書かれているのかもはっきりとわかっていないと言われている曲集を、ポジティフ・オルガンとチェンバロで演奏しながら解説する。

本シリーズでは第1巻第1番から始まり、番号順に毎回数曲ずつを採り上げており、2020年7月に第2巻に入ってからは、各回にさまざまな分野で活躍する方をゲストに招き、“バッハ”や“平均律”に多角的に光を当てている。今回はゲストの大西景太が、NHK「名曲アルバム+(プラス)」で発表した「バッハ 14のカノン」(大塚直哉が編曲とチェンバロ演奏を担当)の製作過程の紹介、バッハのフーガを映像化した新作の披露も予定しているという。

バッハが当時、身近に接していたオルガンとチェンバロの両方で聴き比べることで、作品の本質に迫ろうとする「大塚直哉レクチャー・コンサート」。映像が加わることで、ピアノ学習者やバッハ愛好者のみならず、幅広い音楽ファンが楽しめる内容になりそうだ。

大塚直哉レクチャー・コンサート オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”
公演情報
大塚直哉レクチャー・コンサート オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”

Vol.6 聴くバッハ、そして観るバッハ

日時: 7月11日(日) 14:00 開演

 

会場: 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

 

出演: 大塚直哉(オルガン、チェンバロ、お話)、大西景太(映像)

曲目: J.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集第2巻》より第13番〜第18番

 

チケット: 2,200 円(全席指定 )

詳細、チケット購入はこちらから

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