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2025.09.16
10月11日(土)・12日(日)テアトロ・ジーリオ・ショウワで開催

昭和音楽大学オペラ公演2025《ラ・ボエーム》~学生と卒業生が総力を挙げる本格的舞台

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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来る10月11、12日、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワにて、昭和音楽大学オペラ公演2025《ラ・ボエーム》が上演される。

昭和音楽大学オペラ公演は、昭和音楽大学が長年にわたり開催してきた大規模で伝統ある公演で、国内の教育機関が開催するオペラ公演としては屈指の規模を誇るもの。

指揮は、イタリアを中心に数多くのオペラハウスやオーケストラに登壇するニコラ・パスコフスキ。《ラ・ボエーム》はラヴェンナ音楽祭等で指揮しており、昭和音楽大学では2018〜2023年の指揮(2020年は音楽アドバイザー)を務めて喝采を浴びた。

演出は、イタリアの主要劇場やメトロポリタン歌劇場、バルセロナ・リセウ劇場などで国際的に活躍するマルコ・ガンディーニ。現在は同大学の客員教授も務めている。

ニコラ・パスコフスキ
マルコ・ガンディーニ

ミミを歌うのは、10/11が中村芽吹。中村は同大学を卒業後、伊・トリノ音楽院にて研鑽を積んだ。第3回東京国際声楽コンクールで第1位を受賞し、2022年藤原歌劇団《イル・カンピエッロ》ルシエータ役にて本公演デビューを果たしている。

10/12のミミ役は石岡幸恵。石岡は同大学を卒後後、イタリアへ留学し、オジモ市オペラアカデミーを修了、ディプロマを取得。《カルメン》ミカエラ役でオペラ・デビューし、これまで《愛の妙薬》ジャンネッタ役、《修道女アンジェリカ》アンジェリカ役、《道化師》ネッダ役などを務めている。

他の3役、ムゼッタ、ロドルフォ、マルチェッロも、国際コンクール入賞者や、国内の主要なオペラ公演でいくつもの役を歌っている新進気鋭の歌手たちが顔を揃える。

合唱と管弦楽を担当するのは昭和音楽大学合唱団と昭和音楽大学管弦楽団で、第一線で活躍する充実した指導陣のもと、各専攻の学生と卒業生が総力を挙げて創り上げる本格的なオペラ公演だ。

オペラに興味はあるけれど敷居が高いと感じている方も、《ラ・ボエーム》の若くて貧しい芸術家たちの青春と儚くも美しい恋の物語には心を打たれるはず。手が届くチケット料金も嬉しい。オペラのストーリーと重なるような、若き音楽家たちの情熱あふれる舞台に触れることができるだろう。

公演情報
昭和音楽大学オペラ公演2025 《ラ・ボエーム》

日時:2025年10月11日(土)・12日(日)両日14:00開演

場所:昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ

入場料:S席5,700円 A席4,700円 B席3,700円 学生1,000円(小~大学生、B席のみ)

出演

指揮:ニコラ・パスコフスキ

演出:マルコ・ガンディーニ

キャスト

10月11日(土)出演
ミミ 中村 芽吹/ソプラノ
ムゼッタ 中井 奈穂/ソプラノ
ロドルフォ 原 優一/テノール
マルチェッロ 市川 宥一郎/バリトン

10月12日(日)出演
ミミ 石岡 幸恵/ソプラノ
ムゼッタ 米田 七海/ソプラノ
ロドルフォ 加護 友也/テノール
マルチェッロ 岩美 陽大/バリトン

合唱:昭和音楽大学合唱団

児童合唱:多摩ファミリーシンガーズ

管弦楽:昭和音楽大学管弦楽団

 

チケット申し込み:インターネット=Gettii

 

問合せ:昭和音楽大学チケットセンター044-953-9899

 

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