2020.06.17
東京フィルハーモニー交響楽団が定期演奏会の再開を発表
新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言以降、すべての公演を中止していた東京フィルハーモニー交響楽団。6月21日(日)、22日(月)、24日(水)の3公演から定期演奏会を、さまざまな感染対策のため当初の発表から内容を変更して再開することを発表した。
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具体的な対策としては、入場者数を、ホール収容人数に対して大幅に制限。会場でのチケットもぎりはなく、事前に届いた公演日・座席番号が記載された入場券はがきを提示する。当日券の販売はない。
入退場時の密集を避けるため、席のエリアによる時差入場を実施。入場推奨時刻は、事前に案内される。退場もアナウンスに沿って行なわれる。
プログラムは休憩なしの1時間。これも休憩時、ロビーでの密集を避けるためのものだ。ロッシーニ作曲オペラ《セビリアの理髪師》序曲、ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番《新世界より》と、フル・オーケストラ編成によるなじみ深い曲目が並ぶ。
出演を予定していたロシアの指揮者ミハイル・プレトニョフは、渡航制限解除の見通しが立たたないため来日を断念。代役は東京フィル・レジデントコンダクターの渡邊一正が務める。
東京フィルハーモニー交響楽団
6月定期演奏会
日時・会場:
6月21日(日)15:00開演(14:00開場)Bunkamura オーチャードホール
6月22日(月)19:00開演(18:00開場)東京オペラシティコンサートホール
6月24日(水)19:00開演(18:00開場)サントリーホール
3日間とも当日券の販売はなし。
出演:
渡邊一正(指揮/東京フィル・レジデント コンダクター)
曲目:
ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》序曲
ドヴォルザーク :交響曲第9番《新世界より》
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