インタビュー
東京都交響楽団ヴァイオリン奏者・塩田脩さん「都響と石田組の両方で成長できる」

2023年に上演され、大好評を博したミュージカル『のだめカンタービレ』。2025年9月にフルオーケストラを迎えたシンフォニックコンサートが、ミュージカル版キャスト陣を再び集めて開催されます。今回は、千秋真一役の三浦宏規さん、シュトレーゼマン役の竹中直人さんにインタビュー。前回の上演を経て築かれた、朗らかな “師弟関係”をみせてくれました。

1997年大阪生まれの編集者/ライター。 夕陽丘高校音楽科ピアノ専攻、京都市立芸術大学音楽学専攻を卒業。在学中にクラシック音楽ジャンルで取材・執筆を開始。現在は企業オ...
——2023年のミュージカルを振り返りつつ、今回のシンフォニックコンサートが決まったときの思いをお聞かせください。
竹中 え!? また、再びシュトレーゼマンを?! 本当に本当にわたしなんかがまた続投して良いのでしょうか……? という思いと、また宏規と一緒ならば絶対に宏規を笑わせてやる! ですね(笑)。
三浦 勘弁してください(笑)。本当に前回は苦労したんですよ。稽古場での竹中さんは何でもありで、本当に何が出てくるのかがわからない。だから、いつも笑わないように必死でした(笑)。
でもやっぱり、竹中さんはスターなんです。竹中さんがいるだけで、その場の空気が変わる。お召し物もかっこいいし、オーラもすごい。いざ芝居が始まると、誰よりも自由。生き様にも痺れる……。学ぶことばかりでしたね。








