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2021.01.06

新国立劇場オペラ、2021年は人気演目《トスカ》でスタート!

新国立劇場「トスカ」2018年公演より 撮影:寺司正彦

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新国立劇場オペラは、1月23日(土)から2月3日(水)までの《トスカ》で、2021年の公演をスタートする。

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オペラ《トスカ》は、19世期のローマを舞台に運命に翻弄される恋人たち、歌姫トスカと画家カヴァラドッシをドラマティックに描いたジャコモ・プッチーニの作品で、世界中のオペラハウスでも上演回数の多い人気演目。

新国立劇場の《トスカ》は、定番となったアントネッロ・マダウ=ディアツ演出による豪華絢爛な舞台。1幕の白眉、悪役スカルピアがトスカへの欲望とともに歌う「テ・デウム」の、圧倒的な美術も印象的だ。

新国立劇場「トスカ」2018年公演より 撮影:寺司正彦

作品は前述の「テ・デウム」をはじめ、トスカが涙ながらに神に祈る「歌に生き、恋に生き」や、フィギュアスケートで使われてご存知の方も多いであろうアリア「星はひかりぬ」など、聴きどころ満載。

注目の歌手陣、トスカ役には新進ソプラノとして躍進中のキアーラ・イゾットン。ヴェルディやプッチーニで、今や世界随一の人気を獲得しているスター・テノールのフランチェスコ・メーリがカヴァラドッシ役で新国立劇場に初登場。指揮のダニエレ・カッレガーリは、新国立劇場に2008年『リゴレット』以来の待望の登場。

上演時間も約2時間とコンパクトなので、初めてのオペラにも最適。ぜひ、足を運んでみてみはいかがだろうか。

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