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2025.04.11

指揮者の沖澤のどかが11月にボストン交響楽団にデビュー! 五嶋みどりと共演

©京都市交響楽団

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指揮者の沖澤のどかが2025年11月6、7、8日にボストン交響楽団にデビューすることが発表された。ヴァイオリニストの五嶋みどりとドヴォルジャークの「ヴァイオリン協奏曲」を共演するほか、武満徹の「弦楽のためのレクイエム」とドヴォルジャークの「交響曲第7番」を取り上げる。ボストン交響楽団は、小澤征爾が1973年から29年間にわたり音楽監督を務めたアメリカの名門オーケストラ。

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©Felix Broede
沖澤のどか(おきさわ・のどか)
2018年東京国際音楽コンクール〈指揮〉優勝。2019年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。2020~22年6月までベルリン・フィル・カラヤン・アカデミー奨学生及びK.ペトレンコのアシスタント。2022/23シーズンのミュンヘン響アーティスト・イン・レジデンス。セイジ・オザワ松本フェスティバル首席客演指揮者。「青い海と森の音楽祭」芸術総監督。青森県生まれ。東京藝術大学とハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで修士号を取得。2023年4月から京都市交響楽団第14代常任指揮者に就任。ベルリン在住。

ボストン交響楽団のホームページには以下のように紹介されている。

日本人の指揮者・沖澤のどかは、長年ボストン交響楽団(BSO)の音楽監督を務めてきた小澤征爾の指導を受け、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン)の初代首席客演指揮者に任命された。BSOデビューとなる今回は、小澤征爾がとくに愛したアントニン・ドヴォルジャークの交響曲を取り上げる。共演は、小澤と長年共演してきたヴァイオリニストの五嶋みどり。日本の偉大な作曲家である武満徹は、小澤とBSOが取り上げてきた作曲家であり、イーゴリ・ストラヴィンスキーが傑作と評した「弦楽のためのレクイエム」でヨーロッパで最初に評価を得た作曲家の一人である。

沖澤は現在、京都市交響楽団の常任指揮者を務めており、6月の定期演奏会と名古屋公演、大阪公演に出演予定。また、9月には東京公演も行なわれる。国内で演奏を聴く機会も見逃せない。

沖澤のどかさんの音楽への想いからお人柄までわかるインタビュー

出演情報
京都市交響楽団 第701回定期演奏会

日時: 2025年6月20日(金)19:00開演、6月21日(土)14:30開演

会場: 京都コンサートホール 大ホール

出演: 沖澤 のどか(指揮)、アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)

曲目: G.レンツ/ヴァイオリン協奏曲「…to beam in distant heavens…」(日本初演)、タイユフェール/小組曲、ラヴェル/組曲《マ・メール・ロワ》、デュカス/交響詩《魔法使いの弟子》

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京都市交響楽団 第15回名古屋公演

日時: 2025年6月26日(木)18:45開演

会場: 愛知県芸術劇場コンサートホール

出演: 沖澤 のどか(指揮)

曲目: ウェーバー/歌劇《オイリアンテ》序曲、ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 op.56a、チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 op.64

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京都市交響楽団 大阪特別公演

日時: 2025年6月29日(日)14:00開演

会場: ザ・シンフォニーホール

出演: 沖澤のどか(指揮)

曲目: ウェーバー/歌劇《オイリアンテ》序曲、ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 op.56a、チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 op.64

京都市交響楽団 東京公演

日時: 2025年9月23日(火祝)18:00開演

会場: サントリーホール・大ホール

出演: 沖澤のどか(指揮)

曲目: L.ファランク/交響曲 第3番 ト短調 op.36、リムスキー・コルサコフ/交響組曲《シェエラザード》 op.35[ヴァイオリン:石田泰尚(京響ソロコンサートマスター)]

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