2020.09.24
飯田有抄のフォトエッセイ「暮らしのスキマに」File.27
とぼけた雰囲気に心あたたまる♪ 木管楽器ミニ・プレイリスト
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター
1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...
本日は、飼い猫の写真で失礼します。
突然、秋がやってきまして、もっこもこした猫を抱っこすると暖かい季節となりました。
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12歳になる猫なのですが、どうも最近、毛繕いが面倒になったのか、下手になったのか、胸元のあたりにけっこうな毛玉がごろんごろんとできるようになってしまいました。
そのあたりはブラッシングしてあげるのもなかなか難しいので、どうやって取ったり防いだりしてあげようかと、小さな悩みを抱える今日この頃です。
飼い主の小さな悩みをよそに、本人(本猫)はいたってノー天気。毛玉をくっ付けながらも、美人風を気取っております。
なんというか、そんな様子をイメージできる音楽のミニ・プレイリストを作りたくなりました。
あたたかみのある音といえば、個人的には木管楽器の響きがイメージされます。音の広がりにまるみを感じます。
毛玉猫ちゃんのすっとぼけた様子の3曲、こんな感じはいかがでしょうか。
毛玉猫ちゃん ミニ・プレイリスト
♪ブラームス:ワルツ op.39 第15番
有名なあのメロディ。もともとはピアノ連弾およびピアノ独奏のための作品です。
♪プーランク:3つのノヴェレッテ 第2曲 変ロ短調
こちらも、もともとはピアノのための作品です。オーボエとピアノのバージョンでどうぞ。
♪ブルーメル:木管五重奏曲 op.52-3
さほど知名度は高くない(?)ドイツの作曲家、テオドール・ブルーメル(1881〜1964)の作品です。木管楽器のためのほのぼのと美しいアンサンブル曲を残しています。
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