「本気でやってみた。」企画

楽器運搬問題をビシッと解決! 乙女が楽できる軽自動車「ホンダN-VAN」に打楽器やトイピアノを積んでみた。

レポート
2018.12.15

ONTOMO編集部がマジで気合いを入れて取り組む「やってみた。」企画、今回はクラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さんからのご提案。コレクション癖のある飯田さん、なにやらホンダのN-VANを注文したので、この軽バンのすばらしさを伝えたいというのです。

提案を受けた編集担当も、車2台とバイク、子どもの自転車までホンダで統一していて、父親は元ホンダのエンジニアという回し者。
ふたりとも納車を待てず、ホンダさんに広報車をお借りして、楽器を演奏する人が困りがちな楽器運搬問題を解決するべく、吹奏楽団のママさんたちのもとへ……。いまいち積めなかったらどうしましょう?

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写真:弘田充
取材協力:本田技研工業(株)
セダンも軽トラも持っているのにN-VANを注文した人
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター
飯田有抄
セダンも軽トラも持っているのにN-VANを注文した人
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター
1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...

楽器運びは侮れない

こんにちは。ONTOMOナビゲーターの飯田有抄です。以前、「お取り寄せ」特集でレポートさせてもらいましたが、私はトイピアノが好きなんです。好きなものって、ジワジワ集まってくるんですね。いま、13台のトイピアノを持っています。それらを使って、イベントやミニコンサートなどで時々演奏しています。

6年くらいかけて集まってきたトイピアノたち。個性的な子たちです。

で、複数台のトイピアノを会場まで運ぶわけですが、トイ(おもちゃ)だからいってと侮れない。これが割とやっかいです。小さな見た目でも妙に重いのがあったり、貴重なアンティークのがあったり、重さ19キロの大ぶりなコもいます。形も大きさもバラバラ。愛車の古~いBMWのセダンでは、運べる種類に限界があります。トランクや後ろ座席になんとか押し込んでいます。でも、出し入れしにくく、腰にキます……。いい方法はないかなぁ。

こんな軽バン見たことない

そんなある日、知ってしまったのです。ホンダのN-VANという、とにかく荷物が積みやすい軽バンが発売されるということを。

ホンダのN-VANとわたくし。

従来の商用車用軽バンのイメージとは異なって、あれこれ気の利いた機能やデザイン性、遊び心に溢れたクルマなんです。

たとえば……

  • 床が低く、運転席以外は座席を倒してフル・フラットにできる。そんな軽バン見たことない! 身長の低い私でも、重い荷物を乗せるのがラク。
  • 助手席側に柱(ピラー)がない。ドアとスライドドアをがばっと開けられる。軽自動車にはなかった!
  • エンジン音が軽バンなのに静か。音楽好きなら、走っていて耳疲れしないのは大事!

さらに、荷物を紐で固定できるフックが8箇所デフォルトでついていたり、荷室に棚やハンガーパイプなどを取り付けられるネジ穴も、今回取材したモデルは28箇所もあったりと、物を積む工夫を楽しみたくなる設計。楽器を動かないように固定できますね。

以前、軽トラの荷台に積んだトイピアノを雨で濡らしたことがありました。当然、屋根のあるN-VANなら問題ない。

走るミュージック・ボックス構想

8月のある日。私はホンダのお店にいました。試乗してみて、ピーン! と、ビビビッ! ときてしまった。なんだろう、この運転席の快適具合は。厚みあるシートもいいし、四角いから見切りも最高。ターボ仕様で加速もまったく問題なし。細い道路もなんのその。車内は静かで、ああ、いつまでも走っていたい。

今注文しても、納車は12月。人気だ。とにかく待とう。待ちに待っている間に、あれこれ妄想が広かった。

トイピアノを載せて、日本一周ミニコンサートの旅?
走るミュージック・ボックス?

夢は広がる。 もしかして、N-VANって、音楽家にとって嬉しい車なんじゃないの? いろんな人のいろんな楽器も、運べちゃうんじゃないかな……?

打楽器をしこたま積んでみた!

ということで、11月のある日、所沢で活動する「ママさんブラス♪ とこぴよ隊」の練習場を訪れた。とこぴよ隊は、子育て中のママさんたちが本気モードで吹奏楽を楽しみ、年に数回の本番をこなしておられる意欲的な楽団だ。

ママさんブラス♪ とこぴよ隊は、水曜日と土曜日に月6回ほど集まって練習している。取材した日は、指揮者に高見沢努先生を招いて合奏。演奏の質を求めて練習する姿が印象的だ。

とこぴよ隊の堀上咲子さん(副隊長・クラリネットパートリーダー)、黒沢美帆さん(B♭クラリネット)のお話。

「ママさんブラス♪ とこぴよ隊は、吹奏楽経験者で熱意ある子育て中のママたちが、所沢で音楽活動を行なえるようにと、2006年2月11日に立ち上げた楽団です。

現在メンバーは33名。小さなお子さんを連れて練習に参加できます。子ども好きの独身の方、昼間活動できる方、ウェルカム。男性にもお手伝いいただいています。定期演奏会やアンサンブル発表会、所沢市民吹奏楽祭出演のほか、幼稚園や保育園、老人ホームなどへのアウトリーチ活動にも取り組んでいます」

今回ホンダさんのご協力を得てN-VANをお借りし、とこぴよ隊の楽器をN-VANにいろいろ積んでみよう、ということに。練習場から楽器の保管スペースまで運搬してみます。楽団の中で一番大きな楽器は、どう見ても打楽器。N-VANに、何をどれだけ詰めるだろうか?

この日は指導者が来るということもあり、ティンパニ4台のほか、バスドラム、ドラムセット、グロッケンなどを揃えていた。
打楽器パートのみなさん、実験にご協力ありがとうございます!

団員の皆さんが、慎重に積み込んでみました。

運転席以外をフラットにしたところ、入る入る!

ティンパニの23インチを助手席側に、26インチと29インチの2台が荷室に。さらに18インチのバス・ドラム、バス・ドラム・スタンド、スネア・ドラム、卓上シロフォン、マレットの詰まったマレットバッグも入りました。

低床でフルフラットになるから、タイヤ付きのティンパニも楽に積める。
ティンパニの足元の隙間には、グロッケンやドラムを。
ティンパニ3台、一見無理そうに見えたけれど収まった! ピラー(柱)がないからサイドからもストレスなく詰める。

これには、打楽器パートの西都まりこさんも「すごい!」と驚いている。

「ふだんは乗用車1台に、ひとつのティンパニを積むので、メンバーのだれかの車を4台出すことになるんです。とこぴよ隊のメンバーはみんな仲良しなので、打楽器パート以外の人も協力的なのですが、“打楽器運搬問題”は、楽団なら抱えがちな問題ですね。1台のクルマでティンパニを3つ詰めるというのは、かなり優秀ですね! いいなぁ〜」

すでにN-VANに興味津々のご様子だ。N-VANならパイプも取り付けられるから、ステージ衣装を何着も吊るして運ぶことも可能だ。オプションの外部電源入力キットを使えるので、デジタル楽器やアンプを使うミュージシャンに役立ちそうだ。

専用のパイプを取り付ければ、衣装を吊るせて、シワ問題も解決。

トイピアノは余裕。そして、愛車のカブも。

今度はわたくしの番です。

楽団の打楽器がそれだけ積めるなら、私のトイピアノたちなんて、余裕です。今回12台を持ち込んでみましたが、あっさり全部入ってしまいました。車内でライブもできそうな勢い。

こんなふうにも……
こんなふうにも積めます。

ちなみに私はカブ乗りでもあります。ええ、あのカブです。新聞屋さんや郵便屋さんでおなじみのあのバイク。50ccのリトルカブと110ccのスーパーカブを持っています。とくにリトルカブが好きなのですが、景色のよい山道や、海の近くなどは、都心からそこまで走っていくのがまずしんどい。N-VANなら、山まで運んでいける。現地で出して、カブ散歩。夢だ。

大きいほうのスーパーカブを積んでみました。ラダーを使って積むのですが、これにはちょっと慣れやコツが必要そう。今回はホンダの方に積んで見せてもらいました。フックで固定し、旅の準備は万端。まだまだ隙間もあるので、プチ・キャンプ・グッズも入りますね!

はい、載せますよ。
……うぐぐぐ……。
はい、載りました。

というわけで、音楽家にもオススメのN-VAN。ミュージシャンらしい使い方、いろいろ工夫が楽しめそうです♪

もちろん、楽器を積まないときは普通の乗用車として使えます。
助手席までフルフラットの図。大人が寝ることだってできます。
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