読みもの
2021.09.30
飯田有抄のフォトエッセイ「暮らしのスキマに」 File.80

9月の終わりがお誕生日、名ヴァイオリニスト・オイストラフの音色で秋を迎える

飯田有抄
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター

1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...

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先日信号待ちをしていたら、ふとこんなガードレールが目に飛び込んできました。

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HAPPY BIRTHDAY

どうやら赤いテープで文字を貼っているみたい。ガードレールからのメッセージ、誰が誰に向けて付けたものなんでしょうね?

唐突に現れたので、思わずシャッターを切りました。別に私は誕生日じゃなかったけど、明るい言葉の放つパワーに、なんとなく嬉しくなりました。

今日で9月も終わりです! 早いなぁ。

9月30日生まれの音楽家には、ロシア出身の名ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908〜1974)がいます。人類が2つの大戦を経験した20世紀、スターリン時代のソ連という激動の中で音楽活動を続け、さまざまな困難もあったでしょうが、録音や放送技術の黎明期に活躍した人だけに、たくさんの音源や映像も残されています。

ふくよかな音色の情感豊かなオイストラフの演奏は、いつでも人を励まし、包みこんでくれる懐の深さを感じます。

そんな彼の独奏で、チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲の第1楽章をじんわり聴きたい秋の到来です。

飯田有抄
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター

1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...

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