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2018.06.19
日めくりオントモ語録/パスカル・アモイヤル
弦楽器を演奏するということは、「弾く」のではなく、「楽器を通して自分の心を表現する」ことだと思います。
―― パスカル・アモイヤル 「音楽の友」2018年7月号より
4人のストラド(ストラディヴァリウスの愛称)を演奏する弦楽器奏者の対談。それぞれストラドの魅力について語ったなかで、フランスの名手アモイヤルの一言。自分の音を出そうとすることではなく、楽器のもつ可能性を引き出すことがストラドを奏でる者の使命と続けています。
左から宮田大、パスカル・アモイヤル、徳永ニ男、三浦文彰
パスカル・アモイヤル (Pascal AMOYAL 1949-)
1949年6月22日、仏パリ生まれ、ユダヤ系ヴァイオリニスト。12歳の時にパリ国立高等音楽院で一等賞受賞。17歳で米ロサンゼルスへ移り、5年にわたってヤッシャ・ハイフェッツの下で研鑽を積む。ハイフェッツ、ピアティゴルスキーらと室内楽演奏を経験して以降、オーケストラのソリストとして世界各地で演奏活動を展開。ブーレーズ、小澤征爾、デュトワ、インバル、スクロバチェフスキ、プレートルらと共演し、“同世代で最も優れたヴァイオリニスト”の一人とされる。2002年にはカメラータ・ド・ローザンヌを創設。また、若くしてパリ国立高等音楽院教授に迎えられるなど教育者としても著名。シェバリエ章、シェバリエ国家功労章など受章も多数。使用楽器は1717年製ストラディヴァリウス「コハンスキ」
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