読みもの
2018.08.09

日めくりオントモ語録/すぎやまこういち

イラスト:駿高泰子

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僕はいい曲をたくさん提供したいんだよね。特に子どものころにきいた音楽は、僕がそうだったように後々の人生にまで大きく影響してくるからね

―― すぎやまこういち「バンドジャーナル」1989年8月号より

当時『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は社会現象を巻き起こし、日本における売上本数は380万本を記録。多くの子どもたちが聴いたであろう“ドラクエ”の音楽には、すぎやま先生の子どもたちに対する想いが込められていたとわかる名言。「子どもの感性にうったえるよい作品を与えるためにいい素材を使ってよい作品を書く努力を常におこたらない」とも語っています。

すぎやまこういち(Kohichi SUGIYAMA 1981-)

1931年4月11日東京生まれ。 幼少の頃より音楽を愛する家庭で育ち、高校在学中より、各種の作品を書き始める。 大学卒業後、文化放送に入社。報道部、芸能部を経る。 1958年:フジテレビ入社(翌年開局) ディレクターとして「おとなの漫画」「ザ・ヒットパレード」「新春かくし芸大会」等、 多くの番組の演出を手掛ける傍ら、作曲家としても活動を始めた。 1965年:フジテレビ退社。フリーのディレクターとしてフジテレビの番組を演出し、作曲活動も行う。 1968年:ディレクター活動を終え、以後作曲活動に専念する。 作曲家としてCM音楽、ポピュラーソング、アニメ、映画などの音楽を幅広く手掛ける。
人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の音楽を22年間担当。

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