ブラームスの交響曲を名盤で聴こう! 音楽評論家が選ぶBEST 3と楽曲解説
2018.09.08
日めくりオントモ語録/アリス=紗良・オット
私たちは自分で経験していないことも表現できるし、想像力にリミットはありません。
―― アリス=紗良・オット「音楽の友」2018年8月号より
アルバム「ナイトフォール」をアリス=紗良・オット。自らが明るく、ポジティブな性格といいながらも、裏や闇をもったものに興味を惹かれるといいます。
ラヴェルの《夜のガスパール》の『スカルボ』の悪魔的な世界は、プレッシャーや失敗への恐怖を感じる、人間の誰にでも経験する感情ではないか、と語りました。
アリス=紗良・オット(Alice=Sara OTT 1988~)
1988年、ミュンヘン生まれ。浜松国際ピアノアカデミーコンクールでモスト・プロミッシング・アーティスト賞を受賞、イタリアのシルヴィオ・ベンガーリ国際ピアノ・コンクールにて、最優秀賞に輝く。2000年よりザルツブルクのモーツァルテウム音楽院にてカール=ハインツ・ケマリング教授に師事。08年、ドイツ・グラモフォンと専属録音契約を結び、同年11月、リストの《超絶技巧練習曲》でデビュー。今月8月下旬に、自身8枚目となるアルバム『ナイトフォール』を発売予定。
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