日めくりオントモ語録/久石譲

読みもの
2018.05.28

今のCDのジャケットは小さすぎて、『表現』ではなく『情報』になってしまった

―― 久石譲 「レコード芸術」2018年4月号より

自身所蔵のLPを持ってインタビューにいらっしゃった久石さん。クラシックの世界にいた学生時代、ミニマルミュージックに出会い衝撃を受け自らの方向性を変えていったそうです。そんな時に出会ったスティーリー・ダンやドナルド・フェイゲンのLPがレコーディングのクオリティだけでなく、ジャケットもひとつの『表現』になっていることに感化されたようです。

ミニマルミュージックやポップスの世界で作品発表をしていた久石さんに映画音楽の道を拓いた作品「風の谷のナウシカ」。

久石譲 (Joe HISAISHI 1950-)

国立音楽大学在学中よりミニマルミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。84年の映画「風の谷のナウシカ」以降、「風立ちぬ」(13)まで宮崎駿監督の10作品の音楽を担当。その他、北野武監督「HANA-BI」(98)、滝田洋二郎監督「おくりびと」(08)、李相日監督「悪人」(10)、山田洋次監督「東京家族」(13)、高畑勲監督「かぐや姫の物語」(13)など国内外の数々の映画音楽を手掛ける。2001年、映画監督として初メガホンをとり「Quartet カルテット」を製作、音楽・共同脚本も手掛け、日本初の音楽映画としてモントリオール映画祭のワールドシネマ部門正式招待作品に選ばれた。演奏活動においては、ピアノソロやオーケストラなど様々なスタイルを披露。近年は指揮者としても活動中。「MKWAJU」(81)から「Melodyphony」(10)まで多数のソロアルバムを発表するなど、活躍の場は多岐にわたる。国立音楽大学招聘教授。09年紫綬褒章受賞。

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