亡国の歴史を歩んだポーランドの独立と第1回ショパン国際ピアノ・コンクールのころ
2018.06.22
日めくりオントモ語録/アンドレ・ラプラント
鍵盤をコントロールすること、弾く技術のことよりも、自分を解放し表現しようとすることが大切。
―― アンドレ・ラプラント 「ムジカノーヴァ」2018年7月号より
若い人に向けてのアドヴァイスの中から一言。ラプラントは2015年ショパン国際ピアノコンクールで2位になったピアニストのシャルル・リシャール=アムランを育てた人物としても知られていますが、教えることに昔は興味がなかったといいます。若い人と接することは刺激的なことだと気づいてからは、自分をオープンにして、言葉で説明できるように本もたくさん読んでいるそうです。
アンドレ・ラプラント(Andres LAPLANTE 1949-)
カナダのケベック州生まれ。ジュリアード音楽院でサッシャ・ゴロニツキーに師事。ロン=ティボー国際コンクール、ジュネーヴ国際コンクールなどで上位入賞を果たし、1978年のチャイコフスキー国際コンクールでは第2位入賞。ソリストとして北米を中心に活躍し、録音も非常に多い。また、モントリオール音楽院では後進の指導にもあたる。2015年にはイギリスからカナダ勲章オフィサーを授与された。
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