ウィーン国立歌劇場が9年ぶりに来日!《フィガロの結婚》主要キャストが登壇
2018.08.12
日めくりオントモ語録/ナディア・クラスティヴァ
(《カルメン》は)劇中の歌詞のモティーフも、それぞれが人々に親しまれていると思う。だから、聴く人それぞれにその人が選ぶ“一節”があってもいいと思う。
――ナディア・クラスティヴァ「音楽の友」2018年8月号より
2002年以来、幾多の劇場でカルメンを歌ってきたクラスティヴァは「この演目は、世界一上演回数が多いと言われる人気演目」と説明。クラスティヴァは、カルメンの人物像について「ある意味小さな獣のように、思いがけない瞬間に周りを驚かせる型破りな女性。愛するときにはその人に忠実でいられるのですが、それはあまり長く続かない。なぜなら、彼女は本来『自由』であることに人生を運命づけた人間だから」と分析した。
ナディア・クラスティヴァ (Nadia Krastiva)
ブルガリア生まれ。メゾソプラノ。ブルガリア国立音楽アカデミーで学び、ウィーン、ローマでも研鑽を積む。MET、スカラ座、バイエルン国立歌劇場などで活躍。
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