6月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い
青石ひかりが占う12星座占い。2024年6月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2024年6月1日~6月30日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
6月9日までは支配星・火星が牡羊座を疾走中。何ごとも意志の力で動かしていこうとするあなたの勢いに、周囲も従わずにはいられないとき。スタンドプレーは好調ですが「相手あってこそ」のビジネスや人間関係に関しては、自我を抑えて巨視的な視点をもって取り組んでいったほうがうまくいきます。「自分が欲したから」という理屈だけでは、力を出せば出すほど不利になるかもしれません。
6月10日以降、現状打破のヒントが見つかる予感。集中力に関しては誰にも負けないものを持っている牡羊座ですが、ほどよく気を散らして周りの景色を見ることも時には大切です。無駄な戦いは極力減らし、楽しそうにやっている人々から「平和のパワー」を学んでみて。初対面の相手とのミーティングは、目的だけにフォーカスせず、いろいろな話題を振ってみて。その方がいい展開につながります。
今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム: 『マルサリス:ヴァイオリン協奏曲/フィドル・ダンス組曲』
牡牛座(4月21日~5月21日)
5月末にそれまであなたのもとにいた木星が去り、運気は落ち着きを見せてきます。この1年、ラッキーなこともあったけれど、大変なこともそれ以上に多かったのではないでしょうか。地盤が揺さぶられ、快いリズムを乱された人も、ここから立て直しに入っていきます。
6月10日からはエネルギーの星・火星があなたの星座に入宮。油断をするとふたたびスケジュールが詰まってきそうですが、ここは「要領がいい人」から学んで、楽をしてこなす術を行使して。人間関係などは「損切り」が吉と出るとき。あなたの力では動かせないものにしがみついても、この先どうにもならないかもしれません。空気を変えることと、自分にとっての幸福感を追求すること。組織に所属している人は、グループ内でのあなたの役割が変わることがあるかもしれません。新しいメンバーと出会えるのならラッキー。これまでよりスムーズにはかどりそうです。
今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: 『ヒナステラ:生誕100年記念声楽作品集』ドミンゴ他
双子座(5月22日~6月21日)
太陽、金星、そして幸運星木星があなたの星座に次々と移動して、6月4日には支配星・水星も双子座入りします。6月6日には月もここに加わり、双子座新月を迎えるわけですが、もはや世界全体があなたに注目せざるを得ない季節です。ジワジワと人気者になっていく自分を感じつつ、仕事やライフスタイル面では徹底した合理化をはかって。「ここは頑張るところじゃないでしょ」と自分で自分にツッコミを入れるなどして、ブルーオーシャンをスイスイ泳いでいくとよいでしょう。
双子座は情報や言語を操る星座ですが、「それを言ったらすべて台無し」といった言葉を相手に封じさせ、場をコントロールする能力も授かっています。今月、あなたの機転のおかげで「破壊されなくて済んだ」ことがあるかも。時代の変わり目で、みんながイライラ・ソワソワしていますが、双子座はトラブルの芽を摘んで、リスクを徹底的に回避するセンサーを備えています。そんなあなたの支持者が倍のスピードで増えていく月になりそうです。
今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:実力派オペラ歌手グリゴーロが歌う『イタリアン・テノール』
蟹座(6月22日~7月23日)
重要な天体たちが次々と蟹座にとっての「無意識と見えない敵のハウス」に入宮し、バランスを取るのにいつもより努力がいる季節になるかもしれません。対人関係のハウスに約15年間滞在していた冥王星が、今年1月に秘密と遺産のハウスに移動してから「何かがしっくりいかない」「成功しているはずなのに充実感がない」といったジレンマに悩まされてきたかも。この冥王星にたくさんの天体が調和するため、あなたの中の「もやもやした感じ」の原因が表面化していくことも予想されます。人によっては、子どもの頃から信じていた価値観を見直したり、長い時間をかけて築いてきたものを手放したりということもあるかもしれません。具体的なポストや財産を捨てるというより、あなたの中の「信頼できるもの」が変わっていくタイミングです。
6月22日には対人関係のハウスで満月となりますが、約1か月後の7月21日にも同じハウスで満月となり、これは比較的珍しい天体現象です。2度連続して同じ星座で起こる満月は、あなたの対人関係の「激変」と「終了」を暗示しているのです。
今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム: ミンコフスキ指揮『リュリ:歌劇《ファエトン》』
獅子座(7月24日~8月23日)
あなたの燃える情熱に火をつけてきた理想のハウスの火星が、6月10日に重責のハウスに移動。「利益や名誉につながらなくても、とりあえず頑張り続ける」というアプローチで猛進してきた獅子座は、ここから少しクールダウンして「より効率的にやってのける」方法を見つけていくのがベター。
2023年から、ありあまるエネルギーを周囲に向かって放射してきた獅子座ですが、ここからはもう少し渋い感じで自己プロデュースをしていったほうがよいでしょう。闇雲に「反・権力」の姿勢を掲げるのも、ここから先の時代には合っていないかも。獅子座にはキングorクイーンの風格があり、静寂とともに瞑想する時間も必要なのです。対人関係は「本質的なものだけが残っていく」段階へ。味方はどんどん増えていきますが、プライベートで係りを持つメンバーはごく限られた顔ぶれになっていくでしょう。裏切者はあなたの前でボロを出していきます。平然と振る舞って。
今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:ラトル指揮『ラヴェル:子どもと魔法/マ・メール・ロワ』
乙女座(8月24日~9月22日)
キャリアと重責のハウスに天体が集中し、乙女座の正念場の季節がやってきています。ここで大きなステージに立ったり、昇進や勝利のトロフィーを得たりということがあるかもしれません。過去、何年にもわたって積み重ねてきたことを、大勢の前で認めてもらうハイライトがやってきました。同時にそれは、ここでいったんなにかがエンディングを迎えるということでもあります。
5月末の木星移動で、本格的な風の時代が到来し、過去から続いてきた地の時代が終焉を迎えつつあります。乙女座が慣れ親しんできたもの、信じてきた価値観が「そのままでは未来まで持っていけない」とジャッジされるシーンがあるかも。怖がることはありませんが、強制的に方向転換を行なうというよりも、あなた自身に大きな気づきが訪れ、古いものをごっそり捨てていくことになるのでしょう。もし今、味方についているのが同じように「古い価値観になじんでいる」メンバーだったら、共倒れにならないよう、ほかのメンバーの意見も取り入れることです。「極限まで頑張ること」で共闘してきた相棒とは、何かが限界に達していくかも。ポジティヴに乗り切って。
今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: ジェシー・ノーマン『アメイジング・グレイス~ジェシー・ノーマン名唱集』
天秤座(9月23日~10月23日)
多くの天体が天秤座にとって理想の配置をとり、あなたにとっては「ようやく来た」本領発揮の季節に。支配星・金星も理想のハウスに輝き、久々に旅を楽しんだり、非日常的なイベントやパーティで脳をリフレッシュさせられそう。躍動感に溢れた日々の中で、天秤座のクリエイティヴィティや社交性も大胆に発揮されていきます。人と触れ合うことを好むあなたの天然の気質が、多くの「コミュ障気味」の人々を悔しがらせるでしょう。あなたはただ、ありたいようにあればいいのです。
火星は6月9日まで対人関係のハウスにいて、諍いなどはこのあたりで終わりを迎えそう。好戦的な人物からの挑発も止むでしょう。ディスカッションは重要ですが、最初からバトル的な展開を望む相手には警戒が必要。そんな相手も、次第に視界に入らなくなってくるはず。6月18日には水星・金星がほぼ同じタイミングでキャリアと重責のハウスに入宮。重要なポジションに就いたり、リーダーに任命されたり。今のあなたは立派にやり遂げるでしょう。
今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム: 小澤征爾指揮ボストン響『ホルスト:惑星』
蠍座(10月24日~11月22日)
秘密と遺産のハウスに重要な天体が集中し、「自分にとって本質的な生き方とは?」といったシリアスな命題と向き合う季節に。目上の人から評価されたり、承認を得ることを最大の目標にしてきた人は、そのことがすべてどうでもよくなり、急に力が抜けてしまうかも。「偉大で尊敬すべき人がいる」という考えは、あなたを狭い世界に閉じ込めているかもしれません。作品制作やパフォーマンスなど表現に関わっている人は、「これから何をするべきか」いったん立ち止まって考えるとよいでしょう。
今までの努力を続けてもあなたは生きていけますが、もっと効果的な戦略を見つけたほうがベター。マイナーでいい、と最初から決めつけないことが大事です。恩師を大切にする蠍座ですが、師弟関係に縛られすぎても、あなたの魂は輝かないかも。ライフスタイル面では、溜め込んだものを浄化していくとき。部屋に置くものも減らしてみて。
今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム: 吉見友貴『リスト:ピアノ・ソナタ』
射手座(11月23日~12月21日)
対人関係とパートナーシップのハウスに天体が集中。他人に振り回され、自分のことに集中できないこともありそう。でも、テンポ感の違う他人に付き合うことで、自分の個性や才能を再確認することもあるでしょう。5月に「終わったこと」は蒸し返さず、未来を向いて。あなたが一方的に迷惑をかけられたことも、次に起こる楽しいことが忘れさせてくれるでしょう。
創作に没頭してきた射手座は、6月9日までにひとつ大きなものを完成すると、タイミングよく評価を得られそう。次につながる流れができてきます。ライバルの動きには過敏にならなくてOK。ライフスタイル面では、不摂生をなくしヘルシーな暮らし方を心がけて。大自然や宇宙のリズムを感じられる場所に出向くのはおすすめ。
今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:ポール・ダニエル指揮イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア『ウォルトン;オラトリオ《ベルシャザルの饗宴》、戴冠行進曲《王冠》他』
山羊座(12月22日~1月19日)
人生は真っすぐな道ではない……と実感することが増えるかもしれません。仕事も人間関係も「行きつ戻りつ」です。「こんな人はもう懲り懲り、縁を切りたい」と思っても、相手の面倒を見ていた時間が未練となって、結局世話をしてあげる山羊座も。似た者同士で固まっていると、危機的な状況に対して鈍感になりやすいので、新しい風を入れてくれる「ニューフェイス」を招き入れて。誰かを育成したりプロデュースしたり、というポジションにあった人は、逆にプロデュースしてもらうのもよいでしょう。
過酷なトレーニングやルーティンは、見直して正解。何よりあなたの健康を蝕むような苦行は、控えたほうがいいのです。仕事面でも、「自分にも他人にも優しく」を心がけて。あなたの芯の通った生き方を貫きつつも、周囲のリアクションの変化にも敏感になってみること。少しくらい幼稚になっても、まわりは許してくれるでしょう。6月22日はあなたの星座で満月。ここで決着がつかなかったことは、7月21日にふたたび、あなたの星座で起こる満月にはっきりするでしょう。
今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム: アバド指揮『プロコフィエフ:ロミオとジュリエット』
水瓶座(1月20日~2月18日)
トータル的には運気上昇の最中にありますが、日々起こることに対していろいろな感情が入り混じって、自分でも悪酔いしてしまうかもしれません。ある程度「自意識過剰にならない」のが一番。外出するときも、パーフェクトな外見作りをしなくても、ラフなほうがあなたらしい魅力が出るかもしれません。
人づきあいは、好き嫌いが激しく出やすい傾向。水瓶座はある種、自己犠牲的な勇気をもって世を渡っているので、それに対して不躾なことを言う相手は許せないのでしょう。正面衝突せず、勝手なことを言う相手は放置しておいて。心の中で相手をシャットダウンするのはあなたの自由で、無理に寛大になろうとする必要はなし。いろいろな意味で「才能のレベルの違い」を感じるシーンも多く、「レベル違い」の凄い人は独特の精神状態を生きていることを発見するでしょう。天才星座である水瓶座も、そのように高いところにいていいのです。仕事でもプライベートでも、「運命の人」と出会うチャンスが多い時期なので、直観を大切にして。
今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム: ベンジャミン・ザンダー指揮フィルハーモニア管『マーラー:交響曲第2番《復活》』
魚座(2月19日~3月20日)
プライベートと安息のハウスに天体が集中、内省的で、内側にこもりやすくなるかもしれません。これまでに魚座は十分に活躍してきたので、6月18日前後まではオフモードに入るのもいいでしょう。この時期は、無我夢中から脱して「自分の行ないは、人にどのような影響を与えてきたのだろうか」と少しシリアスに考える時間になります。これは、あなたにとって苦痛をともなうことかもしれません。ここ数年、拡大傾向にあった運気の流れの中で、魚座は「欲しいもの」を全身全霊で手に入れてきたはず。その波紋が、ここに来て少しずつ見えてくるかも。世の中は公平で、自分だけが許されるわけではない……と実感することも。
クリエイティヴ面では、水星と金星がほぼ同時に創作のハウスに入る6月18日以降、良きインスピレーションが降りてきそう。最先端のツールを使って、不可能だと思っていたことを可能にしてみては?
今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:リパッティ『ショパン:ワルツ集』
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