読みもの
2025.08.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2025年8月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2025年8月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

ナビゲーター
青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

2025年8月1日~8月31日の運勢

続きを読む

牡羊座(3月21日~4月20日)

牡羊座の支配星・火星は8月7日に対人関係のハウスに進み、9月22日まで同じハウスに滞在。この期間は、コミュニケーション面で強引な面が目立ちやすく「こういうキャラだから」と容認されてきた牡羊座も、厳密なデリカシーを求められることが多くなります。試練の星・土星はあなたの星座で逆行中で、この流れも含めて「自分のやり方を再度見直す」作業をしたほうが安全。スタンドプレーでうまく進めてきた牡羊座も、チーム全体の動きをよく見て。

メッセージを発信する立場にある人は、「誰に向かって語りかけているか」を自己チェック。もし不調を感じているとしたら、ターゲットの絞り方が甘くなっている可能性あり。愛と娯楽の星・金星は安息のハウスで木星と接近し、ごく少数のメンバーで楽しめるレジャーにツキあり。家族との時間も大切にしたいとき。お盆の帰省を考えている人は、忙しくても予定を変更せず家族の顔を見に行って。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:ダニール・トリフォノフ『マイ・アメリカンストーリー〜ノース』

牡牛座(4月21日~5月21日)

外側の状況がどうであれ、牡牛座の内面では「変化すべきか/現状維持か」の相克が嵐となって吹き荒れているかも。過去7年の流れが急速に変わりつつある現在、牡牛座にとってもこの先の見通しをつけるのが少し難しくなっているよう。多くの天体が緊張の配置にある8月は、自分にプレッシャーをかけすぎず、楽観的な視点もキープしておくことが大事。

支配星・金星はコミュニケーションのハウスに輝き、友人との交流や「遊び」が現状打破のチャンスをもたらしてくれる。神経が苛立ちやすいときでもあり、「今は全身全霊で取り組まなくてもOK」と自分に言い聞かせ、心身ともにエコ運転で進めていって大丈夫です。

心配案件である金運は、アップダウンが激しくあなた自身のお金に対するマネージメントも緩くなりがち。未来志向は歓迎だけど、過大な夢を見て暴走するのも危険です。ルーティンワークで稼げるお金を大切にし、マニアックな趣味は少しセーブしたほうが〇。健康に対する投資は惜しまないこと。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: ザビーネ・マイヤーが吹くモーツァルト『クラリネット協奏曲/他』

双子座(5月22日~6月21日)

あなたに楽しみをもたらしていた金星が7月31日に去り、気持ちを引き締めながらプランを遂行していく段階へ。ひたすら情報だけを集めたり、引きこもって悩んだり……ということをストップし、実践的に切り替えて。コミュニケーションのハウスで逆行を続けていた支配星・水星も8月11日から順行に転じ、返事待ちの件が帰ってくるなど滞りが解消。加えて8月7日に吉配置に回った火星の影響で、才能を使ってサーキットを滑走するような感覚が戻ってくるでしょう。

自己評価を高く持って、レジャーと「豊かさ」をつかさどる金星は、7月31日に財政のハウスに入り、金銭面でのラッキーが起こりやすい。楽しい気分で過ごすことで、自然と双子座のもとに財運がめぐってくる。「勢い」も大事なので、何事も直観を大切にストレートに切り込んで。大勢の意見に振り回されず、「自分にとっての最善」をつねに選択すること。緊張する場面は、急ピッチで成長する場面でもあります。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:チェチーリア・バルトリが歌う『神の声〜ファリネッリのためのアリア集』

蟹座(6月22日~7月23日)

幸運期は続行中だけど、ハプニングも起こりやすい月。大きく舵を取るシーンでは、今まで知らなかった「新しい常識」を受け入れなければならなかったり、異質な仲間と歩調を合わせなければならなかったり、緊張が走りそう。そのぶん視野が広がり、蟹座の戦闘力は上昇していきます。蟹座の特性である「共感する力」をうまく使って、威嚇的な相手も手なづけていって。

お金とレジャーの星・金星はあなたの星座を通過中。プライベートでは楽しいことが多く、アクティヴに動くことで仕事で疲れた心身を癒せるとき。「過去」や「思い出」に関する場所へ足を運ぶと、貴重な気づきを得られそう。

仕事がらみで人と会うときには、自然体プラスアルファの「積極的なアピール」を。献身を強調するより、少し自己中心的な部分を見せたほうが相手には魅力的に映るでしょう。他人に対するジェラシーは見せず「自分がいちばん」という気概を保つとチャンスを得られやすい。競争心はこの時期プラスのスパイスに。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:ルノー・カピュソンが弾くメンデルスゾーン&シューマン『ヴァイオリン協奏曲集』

獅子座(7月24日~8月23日)

支配星・太陽があなたの星座で輝く季節。ここ数年重々しく感じられたあなたを取り巻く空気も軽やかになり、獅子座の朗らかな存在感や、闇を引き裂く光のようなメッセージが好意的に受け入れられていくとき。7月17日から獅子座で逆行していた水星も8月11日には順行に戻り、距離ができていた人物と自然によりを戻したり、延期されていたプランが施行されたりとスムーズな流れ。人気運も素晴らしく、公私ともにさまざまな場に招待されるでしょう。

火星がコミュニケーションのハウスに入る8月7日〜9月22日は、周囲の引き立てによってワンランク上のステージで仕事ができるチャンス到来。皆を驚かせるのが好きな獅子座ですが、予想以上にメジャーな舞台で活躍する段階に来ているようです。「黒幕」的な人物との良好な関係がカギに。

プライベートは、自然の豊かな場所で瞑想&リラックスがおすすめ。海、山、川、温泉や渓谷が獅子座を待っています。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:小松亮太とイ・ムジチによるピアソラ『ブエノス・アイレスの四季/他』

乙女座(8月24日~9月22日)

現状に満足することで一時的な心の平安を得られるとき。2025年前半は乙女座にとって「急展開」と呼べる出来事や、内面の意識の変化などが立て続けに起こっていたかも。どこから切り崩していこうか悩んでも、今まで積み上げてきたものが大きすぎて立ちすくんでいたというパターンがほとんどだったでしょう。

9月以降、限定的に運気は落ち着きを取り戻し、多くの乙女座は従来路線を選ぶことに。不便や不満を感じても、新しい選択肢が見つからないか、確信を得られないため大胆に動けないのです。一部の乙女座は、既に激動の波に乗って新しい路線を歩み始めているかも。最初から大きな成功を望まず、しばらくはトレーニング期間と心得て。自分の意識の深いところにある「核」のようなものにつながることが大事なので、忙しすぎて日々が飛ぶように過ぎていく……という生き方は、続けないほうがよいようです。

体調の変化は無意識からの重要なメッセージ。体重が急激に増えるなどの症状は、ネガティヴなものから身を守ろうとしている兆候かも。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム:ネルソンス指揮ボストン響 ショスタコーヴィチ『交響曲第4番・第11番《1905年》』

天秤座(9月23日~10月23日)

「やる気」と「チャンス」が同時に到来。8月7日からあなたの星座に約2年ぶりにパワーと男性性の星・火星が入り、9月22日まで仕事や対人関係では積極的なアプローチが吉と出る。全体の流れを分析して、自分からあまりがつがつ行くのを好まない天秤座ですが、目標が決まっているのなら「自分はこうしたい」という気を放って、心を乱すノイズは入れないこと。組織に所属している人は「利益をもたらし、グループを豊かにしてくれる人」と見なされ、期待も大きくなっていきます。不自然に熱血キャラを演じる必要はないけれど、「芯のある人」として周囲の信頼を得て。気分屋・優柔不断はNG。

コミュニティのハウスで逆行していた水星は、8月11日に順行に戻り、業界の最新情報が入ってきそう。7月7日から始まった新しい流れは、天秤座にとってポジティヴな作用を及ぼしています。オーディションや試験でも「勝てる」とき。支配星・金星は仕事のハウスで輝き、天秤座が今まで経験しなかった「豊かさ」を用意しています。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:ギドン・クレーメル『ニュー・シーズンズ〜グラス《アメリカの四季》他』

蠍座(10月24日~11月22日)

仕事でもプライベートでも“柔軟性”がキーワードに。「生き残ること」が人生のメインテーマのひとつである蠍座、今までの長い時間を、現実に確かな根を張るために費やしてきた人も多いかもしれません。2025年に入って、少しずつ「お気楽な人々」が快適に生きているように見えてきたのでは? 彼らは彼らで長所があり、見た印象よりも芯があります。蠍座が下の世代を指導したり、アシスタントとして使う場合は、彼らの価値観にも興味を持って。年下世代から「学ぶ」余裕があれば、あなたの同世代のライバルがはまりがちな落とし穴から逃げられます。

夏のバカンスを取る蠍座は、旅を楽しみたいもの。とくに文化・習慣が異なる異国への旅は、あなたの視野を大きく広げてくれます。その地の生活雑貨やファッションにも興味をもつと、帰って来てからも日常的にインスピレーションが得られるでしょう。ピンときたものは購入して。旅に行かない蠍座は、哲学書や古典文学の読書がおすすめ。目に見える現実プラス、高い視点からのものの見方を学ぶと今後の決断が正しいものになっていく。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:ギャヴィン・グリーナウェイ指揮ロンドン交響楽団 ジョン・ウィリアムズ『ライフ・イン・ミュージック』

射手座(11月23日~12月21日)

仲間の火の星座に多くの天体が入っている現在、射手座の個性である「好奇心旺盛」「非日常へのジャンプ」「諸突猛進」といった要素も大きく燃え上がっています。2025年前半に起こった変化の中には、あなたにとって「手厳しい」「結構つらい」と思ってしまったものも少なくなかったはず。誰かの世話をしたり、献身的な日々を送らなければならなかったり、個人としての生活のリズムを崩されることもあったかも。今月は、義務としての労働を誰かに任せて、趣味や旅行に興じてみては? 趣味がテーマの旅も大吉。

また、あなたのアイデアやポリシーが全体を導いていくプロジェクトは成功しやすく、遊び心を加えながらリラックスして進めていくとうまくいきます。まだ周囲は「仕事は遊びではない」とうるさいことを言ってくるかもしれないけど、最高の集中力を発揮できるのは、「楽しく面白い」と思える仕事です。熱中しすぎると「身体がある」ということも忘れてしまう射手座なので、まめなブレイクタイムと水分補給は忘れずに。秘密のハウスに金星が滞在する今月は、会員制の集まりや限られたセレブリティが集まる場にも縁が。未知の世界を覗けるかも?

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:『伊福部昭の芸術13 易〜ピアニズムの深淵』

山羊座(12月22日~1月19日)

エネルギーの天体・火星がキャリアと重責のハウスに入り、8月7日〜9月22日まではやや緊張感のある仕事集中月間。今の働き方を改善したい、負担の多い役割から降りて人生をリセットしたい……と思っている山羊座は、とりあえず「過去のキャリアを全部捨てる」という選択はないようです。現場を別のスタッフに任せて、自分は監督役に徹するという選択は〇。過酷モードからの脱出は数年前から考えていたことかもしれませんが、ここからはより「ワクワク・ドキドキ」にフォーカスし、快適な場所で優雅に仕事をしていくと〇。

ルーティンと健康のハウスには7月上旬から天王星がいて、入念なヘルスケアの必要を説いています。自律神経系のケアも必要なタイミング。愛の星・金星はパートナーのハウスに入り、ピンスポット的な恋愛のチャンスも到来中。「もう恋愛はしない」と決めている山羊座は、アーティスティックなセンスを大々的な発揮したくなる時期になるでしょう。家庭運はいろいろ宿題もあり、そこで成長していく時期が続きます。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:サロネン指揮フィルハーモニア管 メシアン『トゥーランガリラ交響曲』

水瓶座(1月20日~2月18日)

四方八方からブロックされているような緊張感の高い日々はフェイドアウト中。「まだまだ厳しい日常が続くのではないか」と心配になっていた水瓶座は、峠は越えたので安心を。7月7日に増えた突発的なトラブルも、結果的にはそれが起こったことで、プラスの方向に転換できているのでは? なかには運命の荒療治ともいえる試練もあったかもしれないけれど、どんな課題にもポジティブな答えを出す底力が今のあなたにはそなわっています。

対人関係では、一見あなたが譲歩しているようでも、相手の吉凶の鍵を握っているのは水瓶座のほう。つまらない挑発をしてくる相手はスルーを。言葉の使い方がまったくなっていない相手は、こちらから手を下さずとも沈んでいくでしょう。体調面でバランスを崩していた人は、8月に入って本格的に回復。ダイエットや体質改善もスピーディに進むので、正しい知識とともに取り組むと〇。外国人の友達とは久々に連絡をとってみて。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:カラヤン指揮ベルリン・フィル グリーグ『ペール・ギュント第1組曲&第2組曲/ほか』

魚座(2月19日~3月20日)

現在逆行中の土星は9月初旬に魚座にリターン。8月は「保守点検」の月と心得て、どのアングルから見ても「最善を尽くしている」姿を周囲にアピールしていって。過去の積み重ねがまとめて高く評価されるタイミングでもあり、あなたの活動が「過去と未来をつなげている」ことを強調したいもの。天才星座である魚座は「今をなんとか生き延びる」ことより、余裕をもって過去の時間の中で遊んだり、未来を夢見たりできるのです。

金星が恋愛とクリエイティヴのハウスに滞在する今月は、ひとつのマニアックなジャンルに深くはまっていきそう。どんどん「深堀って」いきたくなる魔境が、あなたを待っているよう。幻想的で美しく、別世界へ飛んでいけるようなアーティスティックな「何か」です。エネルギーの星・火星は8月7日から9月22日まで秘密と深層のハウスに滞在。対人関係では、相手の魅力にのめり込みすぎる傾向も。自分にはないものをもっている人に対して、ノックアウトされるような瞬間があるのかも。節度を持って。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:エマニュエル・アイム&ル・コンセール・ダストレによるヘンデル『メサイア』

ナビゲーター
青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ