クラシック界の寵児 バッティストーニが語る「Celeste Aida/チェレステ・アイーダ」
今回の音楽ことばトリビアは特別編! 東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者として日本でも大人気の指揮者アンドレア・バッティストーニがONTOMOのために語ってくれました。
1987 年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013 年ジェノヴァ・カルロ・フ...
Celeste Aida
チェレステ・アイーダ
今、もっとも輝く指揮者、アンドレア・バッティストーニ。2012年ミラノ・スカラ座に史上最年少デビューを果たし、オペラ指揮者としても非常に高い評価を受けているマエストロに、音楽ことばトリビアのスペシャルゲストとして動画出演していただきました。
今回マエストロが紹介するのは、ジョゼッペ・ヴェルディの歌劇《アイーダ》より「Celeste Aida/チェレステ・アイーダ」。日本では「清きアイーダ」という邦題で知られるテノールの名アリアですが、チェレステという言葉がもつ繊細なイタリア語のニュアンスや、歌われている感情を語っています。
“歌っているような”言語といわれるイタリア語。マエストロの発音にもじっくり耳を傾けてご覧ください。
1. ヴェルディ: 「もし、その戦士が ~ 清きアイーダ」
マエストロおすすめの歌手は? と伺ったところ「もちろん、パヴァロッティ!」とのことでした。
2. チャイコフスキー: 「金平糖の精の踊り」 ~ 《くるみ割り人形》
動画の中でバッティストーニが語っている、チェレスタの「有名なソロ」がある曲。
©Gregory Maxwell
「金平糖の精の踊り」は《くるみ割り人形》が日本での初演時にドラジェが知られていなかったためにつけられた意訳。本来は「ドラジェの精の踊り」
今回は2週間に6公演というタイトスケジュールの最後の公演後に動画撮影をお願いしました。
今年は7社共同制作の《アイーダ》を日本全国で指揮し、11月には東京フィルハーモニー交響楽団との演奏会形式でボーイトの大作《メフィストーフェレ》の公演も控えるマエストロ。ますますの活躍が期待されます。
札幌文化芸術劇場 hitaru/神奈川県民ホール/兵庫県立文化センター/iichiko総合文化センター/東京二期会/札幌交響楽団/東京フィルハーモニー交響楽団
オペラ 《アイーダ》
(原語上演日本語字幕・新制作)
10月7日(日)・8日(月・祝)各日14:00開演
札幌文化芸術劇場 hitaru
10月20日(土)・21日(日)各日14:00開演
神奈川県民ホール
10月24日(水)18:30開演
兵庫県立芸術文化センター
10月28日(日)13:00開演
iichiko総合文化センター
指揮: アンドレア・バッティストーニ
演出: ジュリオ・チャバッティ
アイーダ: モニカ・ザネッティン(10/7・10/20・10/24)/木下美穂子(10/8・10/21・10/28)
ラダメス: 福井敬(10/7・10/20・10/24)/西村悟(10/8・10/21・10/28)
アムネリス: 清水華澄(10/7・10/20・10/24)/サーニャ・アナスタシア(10/8・10/21・10/28)
合唱: 二期会合唱団(全公演)札幌文化芸術劇場アイーダ合唱団(札幌公演)ひょうごプロデュースオペラ合唱団(兵庫公演)
管弦楽: 札幌交響楽団(札幌公演) 東京フィルハーモニー交響楽団(神奈川・兵庫・大分公演)
©Yoshinobu Fukaya
©Yoshinobu Fukaya
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