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2024.07.27

石田泰尚が横浜みなとみらいホールの第3代プロデューサーinレジデンスに就任!

©Norizumi Kitada Universal Music

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横浜みなとみらいホールは「プロデューサー in レジデンス」の第3代プロデューサー(2025-2026年度/2025年4月1日より)に、ヴァイオリニストの石田泰尚を迎えることを発表した。

「プロデューサー in レジデンス」は、横浜みなとみらいホールが2021年度より取り組んでいる、レジデンス・プロデューサーとなる演奏家とホールが企画制作から連携することで、企画性の高い事業の提供を目指す独自の事業。

初代プロデューサーはカウンターテナーの藤木大地、第2代にはピアニストの反田恭平が就任している。

今回就任する石田泰尚は、全国区で絶大な人気を誇り、演奏家からの信頼も厚い。

2001年に神奈川フィルハーモニー管弦楽団のソロ・コンサートマスターに就任(現・首席ソロ・コンサートマスター)、2014年に弦楽アンサンブル「石田組」の旗揚げ公演を横浜みなとみらいホールで行なうなど、 横浜の地域性、そしてホールの響きや特徴をよく理解するアーティストでもある。

これらの背景から横浜みなとみらいホールは、2025年4月からの2年間、石田とともに地域に根ざした創造性豊かな事業を制作、地域の文化拠点としての役割を果たしていくことを目指す。

石田泰尚氏より就任にあたって

横浜みなとみらいホールの開館が1998年、僕が神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任したのが2001年ですので、ほぼホールの歴史と共に歩んできました。神奈川フィルのコンサート以外にも石田組の旗揚げ(2014年)、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(2018年)、ピアノ・トリオ全曲演奏会(2020年)、コロナ禍のバーチャルコンサート(「横浜 WEB ステージ」/2020年)などチャレンジングな場を与えてくれたホール関係者の方々には感謝しかありません。昨年50歳となり演奏家のキャリア的には折り返し地点を過ぎました。今度はお世話になった方々に恩返しをする番だと思い今回の大役をお受けしました。

 

まず取り組みたいのは若い人たちの育成です。それもプロの演奏家を目指すような人たちではなく一般の中学・高校の弦楽合奏部、オーケストラ部を対象にしたクリニックを実施し、音楽の楽しさを知ってもらいたいと思います。

 

もう1つは石田組の組員をフィーチャーした企画です。石田組は今年結成10周年を迎え、毎回本当に素晴らしいプレイヤーが集まってくれています。組員たちをもっと知ってもらうためのリサイタルシリーズなどが出来ればと思います。

 

そしてこれは実現できるかどうかわかりませんが指揮者、メンバー、プログラムなどすべて自分で選んだオーケストラコンサートを開催出来ればと思います。もちろんコンサートマスターは僕です。

 

横浜みなとみらいホールは音響だけでなくロケーションも最高でアフターコンサートも楽しめる場所がたくさんあります。全国の皆さん、横浜でお待ちしています!

 

石田泰尚

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