
ピアニストの久末航が日本製鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」を受賞!


東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
エリザベート王妃国際音楽コンクールで日本人史上最高位の第2位など、その快挙で注目を集めたピアニストの久末航氏が、「第36回 日本製鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞した。将来を期待される優れたアーティストを対象とした賞で、受賞者には副賞300万円が授与される。

2025年、世界三大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際音楽コンクールで日本人史上最高位の第2位受賞。国際的に大きな話題を集めた。 2017年にはミュンヘン国際音楽コンクールで第3位および委嘱作品特別賞を受賞。その他、リヨン国際ピアノコンクール第1位および聴衆賞、2009年度青山音楽賞新人賞、2019年度青山音楽賞バロックザール賞、2024年度青山音楽賞青山賞受賞。24年に行われた第16回ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでは、審査員によって授与される2つの特別賞(ベートーヴェン賞及びリスト・バルトーク賞)受賞。これまで、AUDI 音楽フェスティバル、ヴュルツブルグ音楽祭ほか、数々の音楽祭に出演。バイエルン放送交響楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、アントワープ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、東京都交響楽団などと共演。21年、CD「ザ・リサイタル」をリリース、「レコード芸術」誌で特選盤に選ばれる。2025年10月、ドイツのレーベル GENUIN classicsからデュザパン作品集をリリース。平成25年度平和堂財団芸術奨励賞音楽部門受賞、同財団海外留学助成者。2018/19年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。令和7年度滋賀県文化賞・大津市文化特別賞受賞。2026年、2025年関西元気文化圏賞・ニューパワー賞、第36回日本製鉄音楽賞《フレッシュアーティスト賞》受賞。辰巳晴生・美行、村上久仁子、田隅靖子各氏の指導を受け、フライブルク音楽大学、パリ国立高等音楽院、べルリン芸術大学にて研鑽を積み、それぞれ最優秀の成績をもって修了。G.ミショリ、E.シュトロッセ、P.ドヴァイヨン、K.ヘルヴィヒ各氏に師事。べルリン在住。
選考委員は久末航氏について、エリザベート王妃国際音楽コンクールで日本人史上最高位を獲得して実力を証明したことに加え、帰国後の凱旋公演でも“知的な感性”と作品への深い共感に裏打ちされた瑞々しい演奏で聴衆を魅了した点を評価した。
久末氏はこれまで、ミュンヘン国際音楽コンクール第3位、リヨン国際ピアノコンクール第1位・聴衆賞など受賞を重ね、国内外のオーケストラとも共演。2021年にはCD『ザ・リサイタル』をリリースし、月刊『レコード芸術』で特選盤に選ばれた。2025年10月には、ドイツのレーベルGENUIN classicsからデュサパン作品集をリリースした。フライブルク音楽大学、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で研鑽を積み、現在はベルリンを拠点に活動している。
贈呈式は、2026年2月25日に日本製鉄本社で行なわれる。受賞記念コンサートは、日本製鉄紀尾井ホールが休館のため開催しない(特別賞は該当者なし)。
エリザベート王妃国際音楽コンクールで日本人史上最高位を受賞し、揺るぎない実力を証明した。帰国しての凱旋公演でも、知的な感性と作品への深い共感を持った瑞々しい演奏で満員の聴衆を魅了し、大成功を収めている。ヨーロッパでの研鑚が長く日本での認知度はこれからだが、ソロ、室内楽の両面で優れた資質を持っており、幅広い活躍が大いに期待できる。
(山崎伸子選考委員)
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