ローマ賞とは?19世紀フランスで絶大な権威を誇った作曲家の登竜門の歴史と審査方法
2022.06.17
6月24日(金)~7月14日(木)東京・角川シネマ有楽町ほか、全国順次公開
生誕90周年上映「フランソワ・トリュフォーの冒険」開催! 名作をリマスター版で
2022年はフランスの映画監督、フランソワ・トリュフォーの生誕90周年。これを記念して、6月24日(金)から7月14日(木)まで東京・角川シネマ有楽町、名古屋・伏見ミリオン座にて、7月1日(金)から大阪テアトル梅田にて、『生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険』が開催される。
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4Kデジタルリマスター版で『大人は判ってくれない 』『アントワーヌとコレット<二十歳の恋>より』『夜霧の恋人たち』『家庭』『逃げ去る恋』が上演されるほか、トリュフォーの名作を一挙に楽しむことができる。
フランソワ・トリュフォー
1932年2月6日、パリ生まれ。幼い頃から両親に隠れて映画を観続け、やがてシネマテークやシネクラブ・デュ・カルチェ・ラタンに通い、のちにヌーヴェル・ヴァーグを担う監督たちと知り合うようになる。失恋の痛手で発作的に軍隊に入るが、脱走して軍刑務所に入れられる。批評家アンドレ・バザンの力添えで除隊を認められ、彼の推薦で53年から「カイエ・デュ・シネマ」誌などに映画批評を書くようになった。短編映画の撮影やシナリオの執筆をしながら、59年に長編第一作『大人は判ってくれない』を完成、一躍ヌーヴェル・バーグの旗手と目された。その後、子どもや女性、自身を色濃く投影した人物をテーマに多くの作品を発表し続けた。代表作に『突然炎のごとく』、『恋のエチュード』、『アデルの恋の物語』など。『未知との遭遇』では作品の中核を為すフランス人学者を演じた。84年、脳腫瘍のためこの世を去った。
©DR
1932年2月6日、パリ生まれ。幼い頃から両親に隠れて映画を観続け、やがてシネマテークやシネクラブ・デュ・カルチェ・ラタンに通い、のちにヌーヴェル・ヴァーグを担う監督たちと知り合うようになる。失恋の痛手で発作的に軍隊に入るが、脱走して軍刑務所に入れられる。批評家アンドレ・バザンの力添えで除隊を認められ、彼の推薦で53年から「カイエ・デュ・シネマ」誌などに映画批評を書くようになった。短編映画の撮影やシナリオの執筆をしながら、59年に長編第一作『大人は判ってくれない』を完成、一躍ヌーヴェル・バーグの旗手と目された。その後、子どもや女性、自身を色濃く投影した人物をテーマに多くの作品を発表し続けた。代表作に『突然炎のごとく』、『恋のエチュード』、『アデルの恋の物語』など。『未知との遭遇』では作品の中核を為すフランス人学者を演じた。84年、脳腫瘍のためこの世を去った。
©DR
上演作品は以下の通り。
『大人は判ってくれない 』
『アントワーヌとコレット<二十歳の恋>より』
『夜霧の恋人たち』
『家庭』
『逃げ去る恋』
『恋のエチュード』
『野性の少年』
『私のように美しい娘』
『突然炎のごとく』
『あこがれ(短編)』
『終電車』
『アデルの恋の物語』
また、トークイベントも開催される。6月25日(土)12:40からの『大人は判ってくれない 』上映後には、前東京国際映画祭ディレクターで映画プロデューサーの矢田部吉彦氏が、7月1日(金)19:40からの『野生の少年』上演後には、アンスティチュ・フランセ日本で映画プログラム主任を務める坂本安美氏が登壇予定。
この機会にぜひ映画館で多くのトリュフォー作品に触れてみては。
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