アーティストの悩み、持続的な活動をサポートする窓口がオープン
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、アーティストや芸術文化の担い手の持続的な活動をサポートし、新たな活動につなげていく東京芸術文化相談サポートセンター(愛称:アートノト)を2023年10月2日(月)に総合オープンします。
芸術文化の分野では、フリーランスや小規模団体で活躍しているアーティストが多く、書面によらない不明確な契約やハラスメントなどのさまざまな課題に直面しています。こうした方々の持続的な活動を支えるため、オンラインを中心に、弁護士や税理士といった外部の専門家等と連携しながら、相談窓口、情報提供、スクールの3つの機能によりアーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートしてまいります。
3つの機能の概要は、
1. 相談窓口 「創作活動を行なう場所を知りたい」「芸術文化活動の助成金について知りたい」「確定申告の仕方がわからない」など、さまざまなお悩みやお困りごとの解決に向けてお手伝いする相談窓口を開設します。
2.情報提供 芸術文化に関するお悩み・お困りごとの解決に役立つ情報等を掲載する公式ウェブサイトを開設します。東京都に加えて国や民間のさまざまな情報を一元的に発信していきます。
3. スクール 芸術文化活動の充実に役立つ実務的な知識やスキルの習得を目指した無料のオンライン講座を幅広い層を対象に提供します。すでに開講している会計・税務講座、ハラスメント講座等に続き、11月以降にはビジネススキル入門講座、法務講座の開講を予定しています。
相談は、公式ウェブサイトの相談フォームまたはお電話により、受け付けます。
総合オープン特別企画として、10/2からは「サポートセンター開設にあたってのメッセージ」(東京都知事よりサポートセンター開設の挨拶・紹介動画/アーティスト支援に尽力している福井健策弁護士からの応援メッセージ動画/芸術文化分野の幅広い賛同者からの応援メッセージ)、10/25からは活動資金に関する情報や持続的な活動に役立つ取組みを紹介する「芸術文化団体の持続的な活動支援講座」が公式サイトで公開されます。
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