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2021.10.12
巨匠たちに愛されてきたピアノの新たな可能性を!

「第2回 杉並公会堂ベヒシュタイン 室内楽コンクール」の開催が決定

メイン写真:第1回杉並公会堂ベヒシュタイン 室内楽コンクールの優勝者、トリオ デル アルテの内野 佑佳子(ヴァイオリン)、河野 明敏(チェロ)、久保山 菜摘(ピアノ)。

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2019年10月に初めて行なわれた「杉並公会堂ベヒシュタイン室内楽コンクール」の第2回の開催が決定し、参加者の募集が始まっている。

ドイツのピアノメーカー、ベヒシュタインは、1853年、カール・ベヒシュタインによってベルリンで創業。リストの弟子で、後にベルリン・フィルの初代常任指揮者になったハンス・フォン・ビューローと親交があり、ビューローの求めに応じて、堅牢なボディと、各パートが混濁しない透明感ある響きをもつピアノを作り上げた。その後、リストやワーグナーらドイツの音楽家だけでなく、ドビュッシーなどフランスでも高く評価されたという。

そして、ヨーロッパのサロン文化に育まれてきたベヒシュタインは、近年ではアルド・チッコリーニやコンスタンチン・リフシッツをはじめとするピアニストに弾かれ、録音でも使用されている。

アルド・チッコリーニ『モーツァルト: ピアノ・ソナタ集』(使用楽器:ベヒシュタイン/2011年録音)

ヴィルヘルム・バックハウス『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集』(使用楽器:ベヒシュタイン/1969年録音)

室内楽においても、その響きを好む音楽家によってホールに持ち込まれ、アンサンブルの演奏にも使用されているが、さらに新たな可能性を見出してもらうことを主眼に、㈱ベヒシュタイン・ジャパンは、ベヒシュタインピアノを常設する杉並公会堂との共催により、2019年から「杉並公会堂ベヒシュタイン室内楽コンクール」を開催。

第2回の予選・本選は、2022年5月に予定されている。審査員は近藤 嘉宏(ピアノ)、末永 匡(ピアノ)、西野 ゆか(ヴァイオリン)、野田 祐介(クラリネット)。使用ピアノは C. BECHSTEIN D‐280 フルコンサートグランドピアノ。応募締切は2022年4月15日当日消印有効となっている。

使用ピアノはC. BECHSTEIN D‐280 フルコンサートグランドピアノ。
開催概要
第2回 杉並公会堂ベヒシュタイン 室内楽コンクール

日時/会場:

予選 2022年5月14日(土)杉並公会堂 小ホール

本選 2022年5月22日(日)杉並公会堂 小ホール 

参加資格: 年齢35歳まで、国籍不問

参加料: コンクール予選 1組 22,000円、本選 1組 15,000円

表彰/賞:

正賞 杉並公会堂 大ホールでの第1位・第2位合同演奏会 ※2023年2月開催予定

副賞 1位 10万円、2位 5万円

募集期間: 

募集開始 2021年10月1日(金)より

応募締切 2022年4月15日(金)当日消印有効

審査員: 近藤 嘉宏(ピアノ)、末永 匡(ピアノ)、西野 ゆか(ヴァイオリン)、野田 祐介(クラリネット)

使用ピアノ: C. BECHSTEIN D‐280 フルコンサートグランドピアノ

演奏課題: 自由曲(演奏時間 予選6~10分・本選30~40分)

※予選・本選同曲不可、複数曲可、繰返しなし、編曲作品原則不可

※詳細は募集要項にて

申し込み方法: メールにて参加申し込み。詳細はこちら

参加申し込み・問い合わせ先: 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン 営業企画室 担当:町田 E-mail:competition@bechstein.co.jp

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