イベント
2020.10.20

子どもたちからメロディを募集! 「こども定期演奏会」新曲チャレンジ・プロジェクト

山田治生
山田治生 音楽評論家

1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...

メイン写真:こども定期演奏会で東響と一緒に演奏する、こども奏者。写真提供:サントリーホール

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」は、20周年を迎える来年に向けて「新曲チャレンジ・プロジェクト」を立ち上げ、子どもたちからメロディを募集している。

続きを読む

そこで採用されたメロディを使って、若手作曲家がオーケストラ作品を作曲し、来年12月の「こども定期演奏会」で初演するというプロジェクトである。

子どもたちに募集されるメロディは、1小節から8小節という短いもの。自分の作ったメロディがどのようなオーケストラ曲になるのか。子どもにとって、ワクワクする体験となるに違いない。採用されたメロディは今年12月に公式サイトなどで発表。

メロディが決まったあと、来年5月からは、若手作曲家(30歳以下)を対象としたオーケストラ作品の募集が始まる。

2021年のテーマは「踊り」。来年4月に東京交響楽団の正指揮者に就任する原田慶太楼らが審査にあたり、選ばれた作品は、2021年12月12日の「こども定期演奏会第80回」において原田&東響によって世界初演される。

原田慶太楼&東京交響楽団による、こども定期演奏会 第67回の映像

山田治生
山田治生 音楽評論家

1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ