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2021.04.07
2021年は「オーケストラ・タイムマシーンⅡ」がテーマ

「こども定期演奏会」20周年~演奏やチラシの絵、作曲など参加型企画がより充実!

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東京交響楽団とサントリーホールが2001年からスタートした「こども定期演奏会」は2021年シーズンで20周年を迎える。就学児以上を主な対象に、年4回シリーズで開催しているオーケストラのコンサートで、これまでに77公演、のべ12万5千人近くのファミリーが、週末の午前にサントリーホールで音楽を楽んでいる。

「こども定期」は、子どもたちが定期的にコンサートホールに行く習慣を身につけ、生活の中にクラシック音楽を取り入れてもらいたいという願いが込められているため、プログラムは年間テーマに沿って本格的なオーケストラ曲で構成、毎回異なる指揮者が子どもたちに向けてトークをする。さらに、「聴く」だけでなく、子どもたち自身が「参加できる」部分が多角的に用意されている。

始まった当初から20年にわたって継続している企画としては、音楽をテーマにした絵を子どもたちから募って公演チラシやチケットのデザインとして採用する、毎回の公演でオーケストラが演奏する「テーマ曲」のメロディを子どもたちから募集する、“こども奏者”がオーケストラの一員として演奏する、という3つがある。また、2009年からは、演奏会を支えるレセプショニスト(お客さま案内係/コロナ禍で2020年から休止中)体験や、“こどもピアニスト”などの企画も始まった。

新たに今年取り組むのは、子どもたちと若手作曲家を結ぶ「新曲チャレンジ・プロジェクト」。子どもの作曲した短いメロディを使った新曲を、若手作曲家から募集、選ばれた作品は12月の公演で世界初演される。

2021年シーズンは、「オーケストラ・タイムマシーンII(西洋音楽史)」がテーマ。

4月18日(日)の第77回公演は、発足時のプロデュースに携わり、コンサートの案内役としても「こども定期」を12年間支えた指揮者の大友直人、“こどもソリスト”としての出演経験もあるヴァイオリニストの三浦文彰(第10回、2004年)とチェリストの横坂源(第7回、2003年)、そしてピアニストの金子三勇士を迎え、「20周年ガラ」として開催。

東京交響楽団の名誉客演指揮者でもある大友直人が、この20周年に寄せたメッセージは以下のとおり。

こども定期演奏会は、「お客様をこども扱い初心者扱いしない」「歴史、地理、文学、言語など様々な切り口で音楽に興味を持ってもらう」「古典から現代、邦人作品まで幅広い作品を紹介する」「作曲や演奏には多くの努力と時間が必要であることを体験してもらう」「オーケストラやコンサートホールの活動が社会のなかでどのように成り立っているのか、音楽と社会の関係にも興味を喚起する」といったコンセプトのもと、12年間50回近いステージを展開しました。こども定期演奏会を離れて8年経ちましたが、その後もこのこども定期演奏会がますます発展していることを嬉しく思います。今回は久しぶりにこのステージに立つのを楽しみにしています。

以降、7月4日(日)の第78回は「バロック・古典」、9月5日(日)の第79回は「ロマン派」、12月12日(日)の第80回は「近現代」をテーマにして、指揮者は沖澤のどか、下野竜也、原田慶太楼が務め、ソリストとしては森麻季(ソプラノ)、“こどもピアニスト”との連弾でオーケストラとの共演も恒例の小山実稚恵(ピアノ)が出演する。

公演情報
東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」第77回【20周年ガラ】

日時: 2021年4月18日(日)11:00開演(10:30開場)

会場: サントリーホール 大ホール

出演: 大友直人(指揮)、三浦文彰(ヴァイオリン)、横坂源(チェロ) 、金子三勇士(ピアノ)、東京交響楽団

司会: 坪井直樹(テレビ朝日アナウンサー)

曲目

こども定期演奏会2021テーマ曲 石井かのん(和田薫編曲):『まぼろし』

ウィリアムズ:映画『スター・ウォーズ』より エンドタイトル

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26 より 第3楽章

サン゠サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33 より 第3部

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23 より 第3楽章

エルガー:行進曲『威風堂々』作品39 より 第1番 ニ長調

料金: 年間会員券12,000円(全席指定・2021年シーズン全4回:4/18、7/4、9/5、12/12・税込)

1回券3,500円(全席指定・税込)

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