フェスタサマーミューザKAWASAKI2025のラインナップが発表!
フェスタサマーミューザKAWASAKIは、2005年から毎夏開催されている音楽祭で、オーケストラが全11楽団集結し、日替わりでさまざまなオーケストラの演奏会を楽しむことができます。2025年は7月26日(土)から8月11日(月祝)の17日間に18公演が開催。
21回目を迎える今年はキービジュアルが新しくなり、“浮世絵×クラシック”のユニークなイラストと、合言葉の「夏にゃ祭りを。祭りにゃミューザを」が音楽祭をいっそう盛り上げます。
公演前の「プレトーク」や「プレコンサート」、音楽祭の期間中に近隣提携店舗で割引やドリンクサービスなどが受けられる「パートナーショップ」、名物新聞の「ほぼ日刊サマーミューザ」など、恒例の企画に加え、今年は新たなキービジュアルにちなんで、期間中に浴衣で来場すると特製ステッカーをもらうことができる特典も。
オーケストラ公演では、首都圏のオーケストラに加え、九州交響楽団が初登場。首席指揮者の太田弦とともに、九州ならではの《博多ラプソディ》やビゼー、ショスタコーヴィチの名曲を披露します。オープニングとフィナーレを飾るのは、ミューザ川崎シンフォニーホールのフランチャイズオーケストラ、東京交響楽団。音楽監督ラスト・シーズンを迎えるジョナサン・ノットは「言葉のない《指環》」をはじめとするワーグナープログラムを、フィナーレでは原田慶太楼が服部百音とのバルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」とニールセンの「交響曲第4番《不滅》」などをお届けします。
ほかにも東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、パシフィックフィルハーモニア東京が、それぞれ聴きどころ満載のプログラムを携えて、フェスティバルに参加します。
「こどもフェスタ2025イッツ・ア・ピアノワールド」(8月3日)、「真夏のバッハX」(8月3日)、「サマーナイト・ジャズ」(8月10日)といったオーケストラ以外の公演も充実しています。
「こどもフェスタ2025イッツ・ア・ピアノワールド」に出演するピアニストの小川典子(ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー)は、「今年記念の年を迎えるラヴェルとサティを中心に選曲しました。年々皆さんからいただく質問も高度なものになっていて、音楽に対して真剣に学びたい方が多い印象を受けるので、今年も身を引き締めて臨みたいと思います」と意気込みを述べました。
またオルガニストでミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザーの松居直美は、「バッハを取り上げることで、普段あまりパイプオルガンに馴染みのない方にも聴いていただきたいと思い選曲しました。バッハとモーツァルトを組み合わせたプログラムで、バッハの《マニフィカト》BWV234やモーツァルトの《レクイエム》K. 626を取り上げ、『生と死』というテーマが背後にあります」と多彩なプログラムについて説明しました。
「サマーナイト・ジャズ」で音楽監督とピアノ演奏を務める宮本貴奈(ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー)は、「今回はクロスジャンルな感じで、ゲストボーカリストにクリス・ハートさん、福原みほさんを迎え、先日亡くなられたロバータ・フラックさんの楽曲など、ジャズとアメリカン・ポップスをお楽しみください」と語りました。
チケットは4月17日(木)Web先行発売開始、4月24日(木)一般発売開始。お得なセット券の販売もあるので、お見逃しなく。
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