オペラ、能など5分野の舞台芸術と都市風景とのコラボレーション映像作品が公開!
東京ミッドタウン日比谷と一般社団法人日比谷エリアマネジメントが開催する、観劇の祭典「Hibiya Festival 2021」では、今年初の取り組みとして、オンライン会場「Hibiya Fes Channel」にてスペシャルコンテンツを配信中だ。
5種類の舞台芸能の作品公開に先駆けて、日比谷フェスティバルのコンセプトムービーとなる総集編映像が公開されている。映像に使用されている楽曲は、石川亮太作曲のオリジナル楽曲で、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などのメンバーが演奏を担当している。
メインコンテンツとしては、伝統的な5種類の舞台芸術(社交ダンス・能楽・ミュージカル・オペラ・日本舞踊)が、日比谷・銀座のさまざまな場所で繰り広げられ、リアルでは実現できない映像ならではのスペシャルコンテンツとなっている。
社交ダンスでは、元・統一全日本チャンピオン、元・アジア太平洋チャンピオンの庄司浩太・庄司名美ペアが登場。研ぎ澄まされたタンゴが、日比谷・鹿鳴館などで繰り広げられてる。
能楽では、能楽師観世流シテ方で、重要無形文化財総合指定保持者の武田宗典が出演。夜明けの静謐な光とともに「高砂」の舞、 昼の光と喧騒のなかで「羽衣」の舞、夜の闇のなかで「石橋」の舞を舞うという構成になっている。
ミュージカルでは、音楽座ミュージカルが出演。「この街は日々フェスティバル【MUSICAL in Hibiya】 」と題された映像で、音楽座ミュージカルが、オールキャストで劇場を飛び出し、日比谷の街中を駆け回る映像は圧巻だ。
日本舞踊では、今年2月に襲名した藤間紫を始めとする新進気鋭の舞踊家たちが出演し、尾上菊之丞が監修を務めている。
5月7日にはオペラの映像が公開予定だ。こちらも日比谷松本楼などが撮影場所となっている。ぜひチェックしたい。
オリジナル動画公開スケジュール
劇場の熱気、ときはなて街へ!
HIBIYA FESTIVAL CONCEPT MOVIE
総集編:公開済み
社交ダンス:(公開済み)
出演:庄司浩太、庄司名美
能楽:(公開済み)
出演:武田宗典
ミュージカル:(公開済み)
出演:音楽座ミュージカル 森彩香、清田和美、冨永波奈 ほか
日本舞踊:(公開済み)
出演:藤間紫、花柳秀衛、花柳喜衛文華、藤間蘭翔、花柳笹公、
尾上菊之丞(特別出演)
オペラ:(5月7日公開予定)
出演:高橋維、金山京介
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