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2021.09.08
3年に1度、19回目の開催

下野竜也や沖澤のどかを輩出した東京国際音楽コンクール<指揮>本選が10月3日にライブ配信

前回2018年の東京国際音楽コンクール<指揮>の様子

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一流の指揮者を数多く輩出してきた歴史ある東京国際音楽コンクール<指揮>の第19回本選が2021年10月3日(日)にライブ配信される。

9月27日(月)、28日(火)の第1次予選と、9月29日(水)、30日(木)の第2次予選は東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で無観客開催、後日映像を配信予定だ。本選は無料のライブ配信、有料の有観客で開催する。会場は、東京オペラシティコンサートホール。演奏は、新日本フィルハーモニー交響楽団。

審査委員長は尾高忠明、審査委員は、シャーン・エドワーズ、広上淳一、オッコ・カム、ライナー・キュッヒル、準・メルクル、高関健が務める。

本選の曲目は、課題曲であるG.ロッシーニのオペラ《どろぼうかささぎ》序曲と、参加者提出の自由曲から1曲となっている。

G.ロッシーニ作曲、オペラ《どろぼうかささぎ》序曲
(バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック演奏)

2018年に行なわれた前回は、翌2019年に第56回ブザンソン国際指揮者コンクールでも優勝した沖澤のどかが、日本人で18年ぶり、女性では初の第1位に輝き、第2位が横山奏、第3位が熊倉優と日本人の入賞者が並んだのが記憶に新しい。

前回コンクールのハイライト映像

第1次予選は世界49カ国・地域331名の応募から、書類映像審査を行なった結果、8カ国より14名の参加が決定。日本からは、東京藝術大学音楽学部指揮科を首席で卒業し、同時にアカンサス音楽賞を受賞した石坂幸治や、第54回ブザンソン国際指揮者コンクールで聴衆賞とオーケストラ賞を同時受賞した齋藤友香理、London Classical Soloists 指揮者コンクール 第1位、前回の東京国際音楽コンクール<指揮>でもベスト8を記録した山脇幸人らが出場する。参加者は以下の通り。

9月27・28日の第1次予選参加者

21 ルカ・ハウザー(ドイツ)、59 上田 絢香(日本)、67 山脇 幸人(日本)、92 鈴木 衛(日本)、102 米田 覚士(日本)、103 齋藤 友香理(日本)、143 サミー・ラシッド(フランス)、165 ミハイル・メリング (ロシア)、205 ジョゼ・ソアーレス(ブラジル)、218 バーティー・ベイジェント(イギリス)、247 石坂 幸治(日本)、311 アレクサンダー・マリネスク(ロシア)

本選には第1次、第2次を通過した4名が出場し、2日間のリハーサルを経て本番を迎える。配信は、オンライン視聴サービス「KIPz(キップズ)」を使用して鑑賞できる。視聴券1枚につき、鑑賞できる端末は1台のみで、事前の申し込みが必要。 2021年10月3日(日)13:00配信開始で、13:00審査開始、17:00審査が終了予定だ。審査結果が出次第、表彰式も配信される。

審査員の顔ぶれや指揮コンクールの現況、審査のポイントなどを語った、審査委員長 尾高忠明×音楽ジャーナリスト 池田卓夫の対談(2020年8月27日)

コンクール情報
第19回東京国際音楽コンクール<指揮>本選

日時:2021年10月3日(日)13:00開始
13:00審査開始/17:00審査終了予定
※審査結果が出次第、「表彰式」も配信予定

演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

曲目
G.ロッシーニ:オペラ《どろぼうかささぎ》序曲
参加者提出の自由曲から1曲

審査委員長:尾高忠明
審査委員:シャーン・エドワーズ、広上淳一、オッコ・カム、ライナー・キュッヒル、準・メルクル、高関健

見逃し配信(アーカイブ配信)

11/3(祝・水)23:59まで視聴可能。但し、11/3(祝・水)19:00までに視聴券を申し込むこと。

申し込みはこちら

配信視聴料金:無料 ※事前の申し込みが必要

会場での観覧チケット料金:2,000 円

チケットぴあ:0570-02-9999 【P コード:202-178】

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