3~6歳対象! 創作×鑑賞の芸術体験プログラム「いろいろドレドレ」が7月26・27日に開催
サントリーホールとサントリー美術館によるサントリーアートキッズクラブ 「いろいろドレドレ vol.8 へんしん! なりきりファッションショー」が、今年もサントリーホール ブルーローズ(小ホール)で7月26日(金)~27日(土)の2日間、1日2回公演で計4回、開催される。
「いろいろドレドレ」は、3~6歳の子どもたちを対象とした60分の芸術体験プログラム。コンサート専用ホールであるサントリーホールと、「生活の中の美」を基本理念とするサントリー美術館とのコラボレーションによって、創作(美術ワークショップ)と鑑賞(コンサート)で構成される。
今年のテーマは「へんしん! なりきりファッションショー」。開演前のワークショップで作る「
神崎ゆう子(NHK「おかあさんといっしょ」第16代うたのおねえさん)がお話と歌で出演し、演奏はヴァイオリン、トランペット、サクソフォーン、テューバ、パーカッション、ピアノというユニークな編成のアンサンブル・ユニットMusic Playersおかわり団が奏でる。
鑑賞の際も自分で作った作品を手に、
昨年は、「わくわく発見! サマーキャンプ」をテーマに開催され、子どもたちにとって多くの発見のある充実した時間となった。
会場からは舞台が取り除かれ、床の上に座る子供たちと同じフロアでアーティストが演奏する。子供たちは、さまざまな楽器の音色やリズムに彩られた音楽を聴き、「おもしろレンズ」を使ってまわりを“観察”。朝起きたあとに深呼吸をしたり、手を振って散歩したりと、子供たちは身体も動かす。曲間では、神崎からの声掛けに対して子供たちも答えていく。子供たちもアーティストと一緒に会を作り上げていくなかで、いろいろな発見があったに違いない。音楽については、各楽器の響きの個性を活かしたアレンジが印象的であった。
「音楽の友」2023年10月号より
取材・文:道下京子(音楽評論家)
最後は、オリジナル・テーマソング「いろいろドレドレのうた」を歌ってしめくくる。覚えやすいメロディと歌詞なので、ぜひ動画を見て予習して参加しては?
オリジナル・テーマソング「いろいろドレドレのうた」(201
日時: 2024年7月26日(金)11:00開始(10:40開場)、14:00開始(13:40開)
7月27日(土)11:00開始(10:40開場)、14:00開始(13:40開場)
※開場中から順次ワークショップにご参加いただきます。
会場: サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
出演: 神崎ゆう子(おはなしと歌)、Music Players おかわり団(ヴァイオリン:藤田弥生、トランペット:斎藤秀範、サクソフォーン:松井宏幸、テューバ:佐藤桃、パーカッション:東佳樹、ピアノ:堤雅那子、作・編曲:内田祥子)
曲目: アンダーソン/舞踏会の美女、ヴェルディ/凱旋行進曲(オペラ《アイーダ》より)、内田祥子/いろいろドレドレのうた、ほか
料金: 親子ペア券(3~6歳のこども1名と同伴保護者1名)3,500円、こども券(3~6歳)1,500円
※親子単位でご参加いただきます。保護者の方も一緒にマットにお座りいただき、お子様のワークショップやコンサート鑑賞を見守りください。
※大人のみ、こどものみでの購入はできません。
※対象年齢のこどもが2名以上の場合は、こども券を追加でご購入ください。
※3歳未満のごきょうだいは、保護者の膝上でのご鑑賞となり、ワークショップにはご参加いただけません。(こども券の追加購入は不要です。)
※3歳未満のこどもと保護者のみではご参加いただけません。
詳しくはこちら:7月26日(金)11:00開始、7月26日(金)14:00開始、7月27日(土)11:00開始、7月27日(土)14:00開始
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