原田慶太楼、来年4月から東京交響楽団の正指揮者に!YouTubeの対談企画も好評
1984年生まれ、千葉県佐倉市出身。明治大学文学部卒業後、東進ハイスクールの校舎運営、朝日新聞夕刊の執筆・編集、ステージナタリー記者を経て現職へ。『ぴあ』、『ウートピ...
指揮者の原田慶太楼が、東京交響楽団の正指揮者に就任する。任期は2021年4月1日〜2024年3月31日の3年間。
楽団との初共演は、2016年11月に東京都羽村市で行われた「アメリカン・クラシック フレッシュ名曲コンサート」で、ドヴォルザーク「交響曲第9番 ホ短調『新世界より』」やガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」など、原田とゆかりのあるアメリカにまつわる楽曲を演奏した。今年3月と6月には、無観客ライブ配信「川崎市&東京交響楽団 Live from Muza!」に出演。来年4月に行なわれる就任記念演奏会では、ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」などを指揮する予定だ。
1985年生まれの原田は、アメリカの芸術高校に進学。20歳でジョージア州メーコン交響楽団のアシスタント・コンダクターを務め、2006年にモスクワ交響楽団を指揮してデビューを果たした。2020年シーズンからジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に就くなど欧米を中心に国際的な活動をしてきたが、今回初めて日本におけるポジションを持つことになる。
正指揮者への就任にあたって、原田は「クラシックだけではなく、ポップス、ジャズ、映画音楽など、アメリカでの演奏活動で培った音楽をボーダレスに東京交響楽団と一緒に、日本の皆様に紹介して行きたいと思います」とコメントした。
新型コロナウイルス感染症の影響下で、原田はYouTubeチャンネル「MUSIC TODAY」を開設。演奏家やアーティストをリモート招待し、コンサート映像を見ながら語り合う番組を日々配信している。5月25日から始めたこの取り組みには、森山良子やシルビア・グラブなど延べ90人以上がゲストとして参加。コメント欄に寄せられた視聴者からの質問をゲストに投げかけるなど、“観客目線”に立った番組づくりの姿勢が好評を博している。
なお原田と東京交響楽団の共演は、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行なわれた「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020」につづき、9月13日(日)には同会場にて「名曲全集」が行なわれる。
日時 2020年9月13日(日)14時
指揮:原田慶太楼、ピアノ:鐵百合奈
演目
スッペ「喜歌劇『詩人と農夫』序曲」
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第0番」
プロコフィエフ「交響曲第5番」
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